昨日は”土用の丑の日”だった。”うなぎを食べる日”で記憶している。鰻を食べる習慣になったのは鰻屋のために平賀源内あるいは大田蜀山人などが働いたなどの説がある。何れにしても暑い最中、”鰻を食べてスタミナを付け乗り切ろう”の意図は理解できる。バレンタインデーのチョコレートと同じような江戸時代の鰻屋の陰謀の気もするが・・・▼夏真っ盛りの中、萩の花が咲き始めた。写真1、2は門の横のフェンスから前の道にはみ出しながら咲いた萩の花である。ご存知のように秋の七草の1種であるが早いところでは7月ぐらいから咲き始めるようだ。萩は昔から親しまれたようで万葉集で最も詠まれた花でもある▼その門の道、6月11日に紹介したヒメイワダレソウ(姫岩垂草)が今も咲き誇る。”芝生の代わりにこの花を植える”と言うのもうなずける▼土用の丑の日、昨日は何年ぶりかで鰻をこの日に食べた。20年ぐらいの付き合いになる友人が”鰻の蒲焼き”セットを送ってくれていた。満を持して、と言う感じで頂いた。このセット、鰻の蒲焼きを真空パックしたもので肝の吸い物もついていた。私は友人にはいつも揖斐川町池田酒造の酒を送ることを思い出し”昼酒にうな丼”をした。池波正太郎の世界の気分が瞬間、頭を過ったが間もなく眠りに落ちた・・・。
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