アカデミー賞関連で、今、ドリーム・ガールズが話題ですが、単に好みの問題だと思いますが、私はこの、「RENT」のほうがお気に入りです。
ブロード・ウェイミュージカルの映画化。
何と、監督はハリー・ポッターもやっているクリス・コロンバスですよ。
ちょっと、ゴスペル風のテーマ「Seasons of Love」から入ります。
私、ちょっとゴスペルをかじっていたことがあり、このオープニングに魅せられて、見に行ったのですね。
中身はなんと、ホモ・レズ・エイズ・麻薬、すべてアリ。
なのに、変にくずれないで、きちんとした気持ちを持って生きていく彼らと、彼らの友情。そこがいいのです。
マーク役の彼の声が、懐かしきテッド・ニーリーの声に良く似ています。
知っている方はあまりいないでしょうねえ・・・。むか~し、ジーザス・クライスト・スーパー・スターの、ジーザス(つまり、キリスト)役をやった方です。この作品は私のミュージカル原点です。
まあ、そんなだから、ドリーム・ガールズより、こちらの、ロック・ミュージカルのほうが好きなのかもしれません。
コリンズ役の彼は、低音から高音まで、すごい音域で、その高音がまた、力強くノビがあってすばらしい!!
ジョアンヌ役の、トレーシー・トムズは、これがまた、すばらしくうまい!!
力があって魅了される歌声です。
実は、この方、「プラダを着た悪魔」に、アン・ハサウェイの友人役で出ています。
それで、友人たちが集まって、「家賃(RENT)の払える生活に乾杯!」というシーンがある。これは、RENTファンにはにやりとさせられるシーンでした。
名シーンがたっぷりあって、わたしが好きなのは
ろうそくの火を借りにくるミミ。
タンゴを踊るロジャーとジョアンヌ。
地下鉄で歌い踊るエンジェルとコリンズ。
しかし、男性二人のラブシーンはさすがにちょっと引くものがありました・・・。
まあとにかく、映画を観て、かつDVDを買ってしまったという、私としてはまれな作品です。
![]() | レント(1枚組) [DVD] |
ロザリオ・ドーソン,テイ・ディグス,ウィルソン・L・J・ヘレディア,ジェシー・L・マーティン | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |