純愛は続く
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療養所で暮らす初老の女性のもとへ、一人の男性が訪れてきます。
彼は彼女にある物語を読み聞かせます。
それは、1940年代、アメリカ南西部の田舎町。
良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、
地元の貧しい青年ノア(ライアン・ゴズリング)と知り合い、恋に落ちますが・・・。
アリーは、一夏のバカンスを過ごすために家族とこの町を訪れていたのです。
その後、大学への進学を予定していました。
ノアは材木職人。
日銭を稼ぐ仕事です。
二人の間がどれだけ親密になっても、それをアリーの両親が許すわけがない。
作中、アリーとノアは濃密なキスを交わし体を密着させますが、最後の一線は超えない。
というか、あともう一息、というところで、
夜中の2時になっても帰らない娘を心配した親が、
警察に捜索願を出し、大騒ぎになってしまっていたのです。
さすがに今では考えられないような話ではあります。
ノアは、崩壊寸前の古い家を買い取り、自分でリフォームすることが夢でした。
どんな家がいいか、アリーも夢を口にする。
数年後、2人は別れ音信不通になるも、
戦争から戻ったノアは夢を果たし旧家を買い取って、自分でリフォームを始めます。
白い壁、青いドア。家を取り巻くポーチ。
それはアリーが語っていた夢のマイホーム、そのままなのです・・・。
まことにロマンティック、純愛ですなあ・・・。
さて、老婦人に物語を読み聞かせていた男性とは・・・?
まあこのあたりは、見ているうちに少しずつ想像が付いてきますが・・・。
たとえ幸せな恋のことを忘れ去ってしまったとしても、愛は変わらない。
こんな美しい結婚を見習いたいものです・・・。
(すでに手遅れ?)
以前見たはずなのですが、内容はほとんど憶えていませんでした。
若くチャーミングなライアン・ゴズリングを改めて楽しみました。
<Amazon prime videoにて>
「きみに読む物語」
2004年/アメリカ/123分
監督:ニック・カサベテス
原作:ニコラス・スパークス
出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、
ジェームズ・ガーナー、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・マースデン
純愛度★★★★★
満足度★★★★★
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