関生=反社 怖ぁぁぁぁい!
って刷り込まれちゃってる人、多いよなぁ。
ネットの検索でも、少し前まで、関西生コンは脅しと暴力で金巻き上げるやくざもどきの集団、なんて記事がずらーっと並んでたからな。
そのこびりついた予断のまま、リセットできてない人、も一度ほんとのとこ見つめて見ようぜ。
徒党を組んで会社を吊るし上げ、大枚の金銭脅し取ったって、検察から告訴されたもんだから、よもや警察や検察は、ウソをでっち上げたりしないだろ、って、よいこの善良市民は思っちゃったわけよ。
でも、警察のそんな正義の味方像はそこら中で剥げ落ち始めてるよな。身内の犯罪者は庇うし、権力者の犯罪はスルーだし、人権意識まるでなしの輩もいるし、なにより、ウソ、デマ、でっち上げ、もはや、犯罪ドラマの悪徳警察に近づきつつあるから、十二分気を付けにゃ。
検察だって同じ穴のムジナ、大河原化工のでっち上げ起訴、ダメ検の出世が目当ての反則技だったって、知ってるだろ?
いやいや、組織トップの検事総長が名誉棄損で訴えられてるくらいだからな。袴田さんの最高裁無罪判決に、ほんとは有罪なの知ってるもん、うちら検察は、とんでもコメント出した件な。
だからさ、今回、関西生コンの裁判でも無罪判決が出たってことぜひ、みんな知って欲しいのさ。組合の現代表と元代表に対して。
その判決理由、
「そもそも、ストライキをはじめとする争議行為は、その性質上、労働組合が使用者に一定の圧力をかけ、その主張を貫徹することを目的とする行為であって、業務の正常な運営を阻害することはもともと当然に予定されている」
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すげぇなぁ、って感心してちゃいかんのよ、やっとこ司法も労働法のあったりめえ!に到達できたかってこと。
ポイントは二つ、
・会社を越えて団結する産業別組合を正当なものって認めたこと。
・争議行為は企業側の業務を妨害することもありだってこと。
このとんでねぇ刑事告発は、産業別組合って新規の強力アイテムなんて生まれちゃまずいぜ!って何としても邪魔したかった政府・産業界が強力プッシュした結果なのさ。会社超えて労働者が手握りあったらやべぇって。個別撃破が最有力作戦、敵が連携されちゃまずいだろ。
いや、世界じゃ当然の組合形態なんだが、日本じゃ会社別組合がほぼすべて、圧倒的に会社側が力持ってる状態なんだよ。
これで、組合は会社の御用組合化して、賃上げ闘争もまるで組めなくなっちまった。これ、賃金上がらない理由の大きな要因だぜ。会社は大企業中心にどんどん内部留保ため込んだり、株主への配当率高めたりしてんのに、春闘とかってかっこだけつけて、相手の言いなり、へいこら我慢してる。大企業でさえこうだ。まして、中小企業おや、ってこと。
戦い方だって、他人様に迷惑かけちゃダメって刷り込まれて、ストもデモも自粛、手控え、だから、舐められちまってんのさ、企業側に。
滴り落ちて来るはずのおこぼれ、口をあんぐり開けて待ってろ、って、安倍様言ったねえトリクルダウンがあるからって。で、どうなった?
不様だねぇ、賃金なんか上がりっこねえさ。言われるままに、仲間足蹴にして非正規増やして、やれ、人手不足だ!って会社の狙いのままにお先棒担ぐ。
世の中、変わるわきゃないんだぜ。
今回の関西生コン無罪判決、よーくっと学ぼうぜ。
選挙だけが、政治変革の道具じゃない。
声上げて、ストリートに飛び出して、守るべきのものはしっかり抱えて座り込む。
いつまで待ってんのさ、旦那衆のお情けを!
関西生コンの無罪判決については、Tansa=探査報道ジャーナリズム、の記事をぜひ読んでくれ。
tansajp.org/investigativejournal/11662/
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