シニア演劇学校6期生の修了公演まで残り2週間!仕上がるか?コント。披露できるか?得意芸。
メンバーは男二人、どうしても後手後手になっちまう。えっ、男だから?まっ、そういうこともあるかもな?ラストスパート一気に突っ走れるさ、って高く食った気持ちが、どっかに巣くっているんだ。男って、大雑把、成り行き任せってとこあるからねぇ、って、そりゃおまえのことだ、まあそうなんだが。
風邪こじらせて1週休んだせいもあって、ますます遅れ気味、さすがに今夜はびりびり進めなきゃ!まずは前回のダメだしを生かして本読み1回。おお、結構変わってるじゃないか。ずいぶん表現、多彩になったもんだ。
でもこのコント、やたら高等技術が要求されてるんだよな。例えば、一方の登場人物セールスマンは、JKやOLに早変わりしたかと思えば、不倫記者会見で追及する週刊誌記者とか、目まぐるしく一人4役、5役!ヴァーチャルリアリティヘッドセットを売りつけられる男の方も、実際は何も映っていないゴーグル付けて、スカイダイビングだとか、F1 レースだとか、金庫破りとかを体験しなくっちゃならない。これ、どっちもかなりの難度だろ?
セリフ回しもそうだが、動きとなるとこれはもう体力トレーニングのようなハードさなんだ。猛スピードの車運転したり、マラソン走ったり、赤外線センサーかいくぐったり、いやぁ、演じる当人がジムトレーニング中の人で良かった!
その動きを一通りつけるのに1時間。お疲れ様!まずはここまで。来週までにしっかりセリフ入れて動きチェックしておいてくださいよ。ただ、セリフが出る、指示の通りに動ける、じゃコントにならんからね。何度も何度も二人で繰り返して自分たちのものにして行かないと。特に、動きの激しさは、ものにできればそれだけでたっぷり笑いは取れる。精一杯、夢中になって演じることだ。そう、コント55号の二郎さんみたいにね。知らないか?若い人たちは。
来週も週2回の稽古、本番の週は連日になる。さっ、男どもの得意な追い上げで一気にぶっちぎろうぜ!