伝統なんて言っちゃっていいんだろうか?たかだか10年しか経っていないってのに。でも、今回は言わせてもらおう。だってね、確実に進歩してんだから、モノ作り。
どんな風に進化してるか、まずは、画像で確認してもらおうか。
スウォードと日本刀、ね、それらしいでしょ。おっと、日本とが直刀なのは、十字架に仕込まなくちゃならないからだからね。他にも見せたいものがいっぱいある。妖しい仮面は12枚も作ったし、張りぼてのイヌ、ネコ、ニワトリもある。おっと、絵付きの紗幕なんてのもあるぞ。
次は大道具の階段。しっかり作ってあるでしょ。これを、「間口4尺、奥行き3尺で2尺1寸上がり」って言っただけで作ちゃうんだから、凄い!これが4台。その他に、3間高さの柱二本に、9尺の塔二つ。もっともこれは僕が作ってるけど。
最後に衣装。今までだったら布縦長に切って頭出す部分くりぬいて両端縫い合わせただけの貫頭衣がもっぱらだったけど、今回は、ドレスだもの。レベル高い!そりゃたしかに、今回、こんな技術を持った部員がいたから、って側面はあるけど、でも、そういう子が入ってくるってのも、伝統の力だし、それを見習ってみんなで作るものも手が込んできているってのは、やっぱ、受け継がれ、積み上げられたものだと思う。
ついでに演技力って奴も底上げされると良いんだけど、うーん、こればっかりは、才能の部分が大きいかな?ただ、上級生の演技を見て、それなりに真似るってこともできるので、これも、着実に伸びているのかもしれない。下手くそ!大根!とぽろくそ言い続けてる僕が気が付かないだけのことかもね。