菜の花座の台本だ。女4人で舞台を作る。しかも年齢は20代前半から30代。今、こういった女たちは何を悩み、何を喜び、何に失望し、何に怒り、何に微笑むのだろうか。
できればこの地の女たちを書きたい。この山形県の一地方。そこに残ることを決めた、あるいは残らざるを得なかった、あるいは、たいした考えもなく残った、あるいは、・・・そんな4人の娘たちの舞台を作ろうとしている。
彼女たちの関心は、恋、そうだろう。結婚、きっと大きな関心事だ。仕事、大切に違いない。でも、それは都会だって同じことだ。田舎だからリアルって話しではない。町から車を5分走らせれば田圃に囲まれ、自然豊かで健康的なデートコースには事欠かない彼女たち。でも、遊び場所って言ったら、カラオケ?ガスト?ワーナーマイカル?
だから早々と結婚する者が多いのか?少女からあっという間に母ちゃんに飛び級して行く女たち。40歳でお婆ちゃんになっちまう女たち。その一方で、じくじくと己を抱えて戸惑う女たち。都会風のキャリアガールなんて縁もゆかりもない。洒落たバーも無ければ、危ない上司とのアバンチュールなんてのもさらさら無い。無我夢中でのめり込む仕事も無ければ、飛び出したいと願うほどの倦怠も無い。これをある人は、「まったり生きてる」と表現していたっけ。
本当は、こんな女たちの現在を書きたいと思っている。どうと言うこと無い、でもたしかに女一人のかけがえのない人生、そんなものを書きたいと思っている。
でも、今回の作品のテーマは、「決められない女たち」、とりたててこの土地の女たちに固有の問題ではない。今時の女に共感できる題材なのかどうかもわからない。ただ、その優柔不断は見方を変えれば、まったりに通じるものなのかもしれない。
ともかく書き上げる。そして、後は当の女たちに任せる。そこから地方の女たちの息づかいが聞こえて来ないともかぎらない。そんなことを考えながら、一人一人女たちに形を与えて行こう。
できればこの地の女たちを書きたい。この山形県の一地方。そこに残ることを決めた、あるいは残らざるを得なかった、あるいは、たいした考えもなく残った、あるいは、・・・そんな4人の娘たちの舞台を作ろうとしている。
彼女たちの関心は、恋、そうだろう。結婚、きっと大きな関心事だ。仕事、大切に違いない。でも、それは都会だって同じことだ。田舎だからリアルって話しではない。町から車を5分走らせれば田圃に囲まれ、自然豊かで健康的なデートコースには事欠かない彼女たち。でも、遊び場所って言ったら、カラオケ?ガスト?ワーナーマイカル?
だから早々と結婚する者が多いのか?少女からあっという間に母ちゃんに飛び級して行く女たち。40歳でお婆ちゃんになっちまう女たち。その一方で、じくじくと己を抱えて戸惑う女たち。都会風のキャリアガールなんて縁もゆかりもない。洒落たバーも無ければ、危ない上司とのアバンチュールなんてのもさらさら無い。無我夢中でのめり込む仕事も無ければ、飛び出したいと願うほどの倦怠も無い。これをある人は、「まったり生きてる」と表現していたっけ。
本当は、こんな女たちの現在を書きたいと思っている。どうと言うこと無い、でもたしかに女一人のかけがえのない人生、そんなものを書きたいと思っている。
でも、今回の作品のテーマは、「決められない女たち」、とりたててこの土地の女たちに固有の問題ではない。今時の女に共感できる題材なのかどうかもわからない。ただ、その優柔不断は見方を変えれば、まったりに通じるものなのかもしれない。
ともかく書き上げる。そして、後は当の女たちに任せる。そこから地方の女たちの息づかいが聞こえて来ないともかぎらない。そんなことを考えながら、一人一人女たちに形を与えて行こう。