ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

今時、コントって何よ? 

2013-10-10 23:03:39 | コント
コント大会まであと2日に迫った。でも、どうも盛り上がりに欠ける。いや、出演者は頑張ってる。連日遅くまで稽古して、それぞれ面白い舞台に仕上がってきている。問題は、観客だ。

 なんだろ?コントって、なんだコントか、とか、ああ、コントね、って程度の認知度なんだろうか?所詮はお笑い、憂さ晴らし?それは違うぞ!そんじょそこらの半端芸と一緒にするな!って叫びたい。

 嘘だと思うなら、コント大会見に来いよ!って絶叫したい!が、ヒステリックになればなるほど、皆さん冷めていきそうだから、今日出来上がったパンフの原稿を載せてしまおう。究極のチラ見せだな。 

 どうにも“笑い”が薄っぺらになってるって思わないか?テレビのバラエティ見てると、もうまるっきり女子校生のおしゃべりタイム。一発芸やら内輪ネタ、箸転げネタの応酬だもの。
 昔はよかった!って突然おじんになっちゃうけど、てんぷくトリオとか脱線トリオとか、えっ?知らない?じゃあ、てんぷくトリオの台本は井上ひさしさんが書いてたってことも?時の流れの果て無きこと!嗚呼!!
しっかりした台本を、力のある芸人が、じっくりと練り込んで、爆笑の舞台を作っていた。それがコント!
 話しは一気に跳んで、アマチュア演劇。どこもぱらぱらの観客席。意地と惰性でやってます、ってかなり虚しい!観客の裾野を広げなくちゃ、なんてもう恥ずかしくって言えないし。ここはもう一気に路線変更!いやいや、複線化!気軽で楽しく時代性てんこ盛りのコントを仕込んで町に出ようってこと、で、コントだぜ今時は!

 さて、朝日新聞にもコント大会のことが紹介されたので、そちらも載せておく。

演劇人よ笑いをいだけ 13日、山形・川西でコント大会
写真・図版
コント「霊感商法」の稽古をするババアあんど=川西町中央公民館
 川西町フレンドリープラザのロビー特設劇場で13日午後1時から、アマチュア演劇人によるコント大会が開かれる。地元のプラザシニア演劇学校1期生、菜の花座、劇団ぬーぼーの団員計11人が、笑いがぎっしりと詰まったコント4作を競演する。
 菜の花座座長で、うち3作の作・演出をする河原俊雄さん(65)は「コントは、身近な話題を、短時間のうちに、簡単な舞台装置で演じることができるので、演劇の観客層を広げられたら」と期待している。
 競演のあと、NHK・BSプレミアムで放映されている「コントの劇場」プロデューサーの牛山真一さんが、井上ひさしとコントについて講演する。
 入場料500円。高校生以下無料。問い合わせは川西町フレンドリープラザ(0238・46・3311)へ。

http://digital.asahi.com/articles/TKY201310090402.html



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