『決められない!』の再演日時、決定!
2月15日(土)13:00開演 村山市民会館大ホール。
やまがた青少年演劇合同発表会に参加する。他に4団体、高校が3校(仙台高校、東根工業、楯岡高校)とアマチュアの「劇団乾杯」。発表は前日から始まり、菜の花座は、おっとぉ!おおとりですよ。気使ってくれますね。期待してくれてますねぇ。
ともかく、再演したかったんだ、『決められない!』。1回の公演じゃぜったいもったいない!キャストもスタッフもみんなそう思った。まっ、再演!って希望は、他の芝居も同じなんだけど。でも、大きな芝居だとそうは簡単にいかない。装置の問題もあるし、何よりキャストが集まるのが難しい。
その点、『決められない!』は、出演者4人。装置は椅子とテーブルが数個ずつ。これなら、何度でも、どこででもできるわけでしょ。しかも、再演熱望の理由は他にもある。この舞台、若手女性4人の芝居。当然、見て欲しいのは若い人たちだ。なのに、菜の花座の公演って言ったら、平均年齢シニアだもの、こりゃ、どうしたって、若者相手に一発ぶちあげなくちゃってことなんだなぁ。公演を見てくれた近江先生のご尽力で、今回の再挑戦決定!となった。
ただ。問題は、公演時間が80分までときつく制限されていることだ。昨年の舞台、途中休憩も入れるくらい長かった。正味1時間55分。てことは、35分削らなくちゃなんないってこと。ほぼ三分の一だよ。これは厳しいでしょ!文字数で見積もったら、29,316文字の原作をなんと8,000文字分短くするってことなんだ。そんなぁぁぁぁ!
仕方ない、約束だから、やるっきゃない。目標21,316字!研磨作業開始。まずは、不要なセリフ、余分なセリフを刈り込んだ。全然、不足。2000字にもならない。次に、つらいところだけど、エピソードの幾つかを消した。役者、悔しがるだろうなって思いは、心を鬼にして断行。ても、これでもまだ半分。やっぱりシーンをカットするしかないか。
この作品は、4つのショートコントが9つのシーンに分かれて進む形なんだ。もちろんどのシーンも、ショートショートとしてそれぞれ楽しめるように書いてある。その点、なかなか洒落た良い作品だと、これは自画自賛。だから、本当は、シーンまるまるは削りたくない。でも、後4,000字じゃぁ、さらに、心を閻魔大王にして二枚の舌(シーン)を引っこ抜いた。残り500文字!
再度、再々度、読み通し、眺め通して、ここを削り、こっちを消し、あっちを引きちぎって、ようやく!ようやく!ようやく完成したのがついさっき。なんと21,178文字にまで短縮できた。場転も二つなくせたので、これなら80分の制限時間内で上演できるだろう。後は、場転のスタッフワークしだいってことだ。
せっかく書いたシーンやセリフを捨てていくってのは、本当に辛いことだが、いざ、こうやって剪定作業が終わって見ると、冗長な部分が整理され、くどいせりふが無くなって、あれれ、意外とすっきりしたじゃないか。俄然、観客には分かり易く、見やすくなったんじゃないかな。
こういうものかも知れない。普段からこのくらいの勇断、猛進で見直さなくちゃいけなかったのかも知れない。手直し作業が嫌いな僕にはいい薬になった今回の経験だったなぁ。
それにしても、高校生たちに混じって、なんだあれが菜の花座かよ!って鼻であしらわれないように、さっ、稽古!稽古!!稽古!!!ですよ。
2月15日(土)13:00開演 村山市民会館大ホール。
やまがた青少年演劇合同発表会に参加する。他に4団体、高校が3校(仙台高校、東根工業、楯岡高校)とアマチュアの「劇団乾杯」。発表は前日から始まり、菜の花座は、おっとぉ!おおとりですよ。気使ってくれますね。期待してくれてますねぇ。
ともかく、再演したかったんだ、『決められない!』。1回の公演じゃぜったいもったいない!キャストもスタッフもみんなそう思った。まっ、再演!って希望は、他の芝居も同じなんだけど。でも、大きな芝居だとそうは簡単にいかない。装置の問題もあるし、何よりキャストが集まるのが難しい。
その点、『決められない!』は、出演者4人。装置は椅子とテーブルが数個ずつ。これなら、何度でも、どこででもできるわけでしょ。しかも、再演熱望の理由は他にもある。この舞台、若手女性4人の芝居。当然、見て欲しいのは若い人たちだ。なのに、菜の花座の公演って言ったら、平均年齢シニアだもの、こりゃ、どうしたって、若者相手に一発ぶちあげなくちゃってことなんだなぁ。公演を見てくれた近江先生のご尽力で、今回の再挑戦決定!となった。
ただ。問題は、公演時間が80分までときつく制限されていることだ。昨年の舞台、途中休憩も入れるくらい長かった。正味1時間55分。てことは、35分削らなくちゃなんないってこと。ほぼ三分の一だよ。これは厳しいでしょ!文字数で見積もったら、29,316文字の原作をなんと8,000文字分短くするってことなんだ。そんなぁぁぁぁ!
仕方ない、約束だから、やるっきゃない。目標21,316字!研磨作業開始。まずは、不要なセリフ、余分なセリフを刈り込んだ。全然、不足。2000字にもならない。次に、つらいところだけど、エピソードの幾つかを消した。役者、悔しがるだろうなって思いは、心を鬼にして断行。ても、これでもまだ半分。やっぱりシーンをカットするしかないか。
この作品は、4つのショートコントが9つのシーンに分かれて進む形なんだ。もちろんどのシーンも、ショートショートとしてそれぞれ楽しめるように書いてある。その点、なかなか洒落た良い作品だと、これは自画自賛。だから、本当は、シーンまるまるは削りたくない。でも、後4,000字じゃぁ、さらに、心を閻魔大王にして二枚の舌(シーン)を引っこ抜いた。残り500文字!
再度、再々度、読み通し、眺め通して、ここを削り、こっちを消し、あっちを引きちぎって、ようやく!ようやく!ようやく完成したのがついさっき。なんと21,178文字にまで短縮できた。場転も二つなくせたので、これなら80分の制限時間内で上演できるだろう。後は、場転のスタッフワークしだいってことだ。
せっかく書いたシーンやセリフを捨てていくってのは、本当に辛いことだが、いざ、こうやって剪定作業が終わって見ると、冗長な部分が整理され、くどいせりふが無くなって、あれれ、意外とすっきりしたじゃないか。俄然、観客には分かり易く、見やすくなったんじゃないかな。
こういうものかも知れない。普段からこのくらいの勇断、猛進で見直さなくちゃいけなかったのかも知れない。手直し作業が嫌いな僕にはいい薬になった今回の経験だったなぁ。
それにしても、高校生たちに混じって、なんだあれが菜の花座かよ!って鼻であしらわれないように、さっ、稽古!稽古!!稽古!!!ですよ。