田舎で演劇活動やってて何が不満かって、そりゃ観客の少なさだろう。菜の花座の場合、少しずつ増加傾向にあるとは言っても、300になかなか届かない。しかも、1回公演。見てくれた人の評判が悪いんなら、身から出た錆、自業自得、諦めるにやぶさかじゃないんだけど、良かった!再演はいつ?1回だけなんてもったいない!なんてお褒めをいただくと、ああ、この舞台、これで永遠のお蔵入り、そんなんでいいのか?って疑問、不満が沸々とたぎってってくる。
だから、先に見込みが有っても無くっても、可能性は皆無とわかっていても、万一!万々が一!にすがりついて装置を残してしまう。未練がましいことこの上ない。一昨年上演のカフェバンバなんか、日にち設定して会場押さえるまでしたのに、再演はお流れ。仕方なく装置はすべてばらし!あ~あ。今とってあるのは、菜の花座では『決められない!』の一式。これは、この2月村山市で再演が叶ったものの、大雪に阻まれて菜の花座史上最低の観客数、しかもそのほとんどが高校生っていうがっかりのパターンだったから、もう一度どこか都会で、それも若い女性、ただし大人、に見て欲しい!と淡い期待を抱いて保存してある。シニアの方では、二期生の『ラ・グリンシャ クロニクル』の10枚のパネルすべて、人目に付かず、場所代が要らず、摘発されない所に、そっと置いて、再演の機会を狙っている。
こんな不遇な作品群の中にあって、着実に再演を重ねている舞台がある。『風渡る頃』、シニア一期生の作品だ。昨年まで全国大会も含め3回も上演してきたこの舞台に、今度は向こうからお呼びがかかった。米沢市六郷コミュニティセンターでお年寄りのイベントで見せてほしいとの依頼なのだ。
装置は墓石とベンチだけ、もちろん、取ってある。プラザの舞台裏、狭い階段をアクロバットのように担ぎ上げて保存してある。装置が簡単だってことの上に、1時間と短い上演時間、さらに、お話しのタイムリーさ、も手伝ってこうも幸せな再演話が舞い込んで来るのだろう。
だが、再演を支えているのは、出演者、つまりシニア一期生の熱意なんだと思う。愛してくれてるんだなぁ、この作品。やりたいって、心に熾火を燃やし続けてくれてるんだ。再演が決まって初の稽古、一人として欠けることなく集まってきた。前回公演からそろそろ1年経とうっていうのにだ。これから2ヶ月半、しっかり稽古を積み上げて4度目の公演を仕上げるって、いたって意気盛んだ。
作者として、演出家としてこんなに嬉しいことはない。作品って結局、どんだけ愛されるかってことだからね。それが作品の命を支える。どんなに良くできた脚本、あるいは舞台でも、それを愛してくれる人が少なければそれっきりだ。短命、薄命、悲運、人間と同じ事だ。で、愛されるためには、どうしたって出会いってもんが必要なんだよ。出演者に大切に育てられ、たくさんの上演の機会を得られて、多くの観客の心に残っていく、これこそが、幸せの方程式ってものなんだ。もちろん、作者冥利に尽きるってことでもあるけど。
この幸せ者『風渡る頃』、米沢六郷コミュニティセンター公演は6月29日(日)14時開演だ。愛され育まれさらに見事に成長した舞台、ぜひ見に来て欲しい。見る側から作品を育てて欲しい。
そう言えば、たくさんの上演機会に恵まれそうな作品がもう一つ。米沢市職員の東海市修学旅行生歓迎コントだ。なんと9回!上演する。もちろん、新作、新キャスト!だ。こっちの話しは近いうちに書こうと思う。
だから、先に見込みが有っても無くっても、可能性は皆無とわかっていても、万一!万々が一!にすがりついて装置を残してしまう。未練がましいことこの上ない。一昨年上演のカフェバンバなんか、日にち設定して会場押さえるまでしたのに、再演はお流れ。仕方なく装置はすべてばらし!あ~あ。今とってあるのは、菜の花座では『決められない!』の一式。これは、この2月村山市で再演が叶ったものの、大雪に阻まれて菜の花座史上最低の観客数、しかもそのほとんどが高校生っていうがっかりのパターンだったから、もう一度どこか都会で、それも若い女性、ただし大人、に見て欲しい!と淡い期待を抱いて保存してある。シニアの方では、二期生の『ラ・グリンシャ クロニクル』の10枚のパネルすべて、人目に付かず、場所代が要らず、摘発されない所に、そっと置いて、再演の機会を狙っている。
こんな不遇な作品群の中にあって、着実に再演を重ねている舞台がある。『風渡る頃』、シニア一期生の作品だ。昨年まで全国大会も含め3回も上演してきたこの舞台に、今度は向こうからお呼びがかかった。米沢市六郷コミュニティセンターでお年寄りのイベントで見せてほしいとの依頼なのだ。
装置は墓石とベンチだけ、もちろん、取ってある。プラザの舞台裏、狭い階段をアクロバットのように担ぎ上げて保存してある。装置が簡単だってことの上に、1時間と短い上演時間、さらに、お話しのタイムリーさ、も手伝ってこうも幸せな再演話が舞い込んで来るのだろう。
だが、再演を支えているのは、出演者、つまりシニア一期生の熱意なんだと思う。愛してくれてるんだなぁ、この作品。やりたいって、心に熾火を燃やし続けてくれてるんだ。再演が決まって初の稽古、一人として欠けることなく集まってきた。前回公演からそろそろ1年経とうっていうのにだ。これから2ヶ月半、しっかり稽古を積み上げて4度目の公演を仕上げるって、いたって意気盛んだ。
作者として、演出家としてこんなに嬉しいことはない。作品って結局、どんだけ愛されるかってことだからね。それが作品の命を支える。どんなに良くできた脚本、あるいは舞台でも、それを愛してくれる人が少なければそれっきりだ。短命、薄命、悲運、人間と同じ事だ。で、愛されるためには、どうしたって出会いってもんが必要なんだよ。出演者に大切に育てられ、たくさんの上演の機会を得られて、多くの観客の心に残っていく、これこそが、幸せの方程式ってものなんだ。もちろん、作者冥利に尽きるってことでもあるけど。
この幸せ者『風渡る頃』、米沢六郷コミュニティセンター公演は6月29日(日)14時開演だ。愛され育まれさらに見事に成長した舞台、ぜひ見に来て欲しい。見る側から作品を育てて欲しい。
そう言えば、たくさんの上演機会に恵まれそうな作品がもう一つ。米沢市職員の東海市修学旅行生歓迎コントだ。なんと9回!上演する。もちろん、新作、新キャスト!だ。こっちの話しは近いうちに書こうと思う。