あれれ、なんかフェースブックのお知らせ通知、多いぞ。あぁ、誕生日のお祝いメッセージだ。そうかぁ、誕生日だったんだぁ。
この場を借りて、ありがとう!と言っておこう。
いいのか?そんな無精なことして、一人一人お礼の言葉返さなくっても。って、ためらう気持ちはある。が、どうも、素直に感謝の気持ちをあらわす気にならないんだなぁ。ごめん!
当人自身、誕生日ってものをほとんど忘れてるんでね。実際、今回もフェースブックでメッセージもらって、初めて気づいたくらいだもの。で、改めて、えー、確か、1947年生まれだから、今年は2021年で、そうか74歳になったんだ、って確認するほどだから。
誕生日ってやつにあまりいい思い出はないし、この世に生まれたってことにも取り立てて感謝の気持ちはない。別に、今はやりの親ガチャなんてこと言い出すつもりはないし、それほど鬼親だったわけでもない。まっ、そこそこの下くらいには頑張ってくれた。そんなもんだろ親子なんて、って気持ちが強い。だから、家族の情愛、なんてのを動かしがたい真理みたいに押し出したドラマとかはとても苦手だ。いろいろなのさ、親子の間なんて。勝手に絶対愛を押し付けるなよ。
何かを記念して、とか、祝って、っていう世間のしきたりも苦手だ。結婚式とか子どもの誕生なんてことにも、ちょい引いてしまう。ああ、葬式ってのも、やれやれって感じだ。死者は心の中に生きればよい。ありきたりの日々を坦々と送って、時至れば消えて行く、それでいい。
いや、違うな。特別な日、てのは確かにある。劇団の公演とか、台本書き上げたとか、米の収穫終わった、とか。自分なりに努力した成果とかは、それなりの感動はあって、それは大切にしたい。決まり事に疑いなく乗って行く、って生き方が好きじゃないってことだ。
つまり、へそ曲がり!
そんなひねくれた感覚で幸せにゃなれないよ、って、そうなぁ、幸せかどうかで人生判断したことないしなぁ。
と、まぁ、こんな風に生きてるジジイもいるってこと、知ったら少しは気が楽になる人もいるかな。いや、なんか嫌みに感じる人の方が多いだろうな。
だったら、書かなきゃいいのに、無神経だろ。ってことも平気で書いてしまえるのが、74歳ってことなんだぜ。
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