れいわ新選組って、予備校かよ?それともカルチャーセンター?
学ぶってのがほんと、好きだよなぁ。あっ、いかん、大切にしてる政党だよなぁ。
オンライン全国勉強会、毎月、ゲストを招いて実施してる。
先日は斎藤幸さんのお話しだったし、
次回は原発関連で独自の取材を続けるジャーナリスト日野行介さんだ。
地味な人選だが、そこらでふらついてるメディアではとてもお目に掛かれぬ貴重な人材の連続だ。
これだけだって、学習意欲は旺盛って言えるんだが、さらに、長谷川うい子さんのゼミまで加わった。
時事ネタをしゃべり散らして終わりみたいな、どっかの役職停止中の政党代表とは違うんだぜ、これが。
内容は簡単な政治家列伝!なんだ、これが。
1回目は石橋湛山、先日オンエアーされたのは高橋是清、なんとなぁ、渋い題材選定じゃないか。
えっ、なに?昔の政治家の評価なら歴史家に任せておけよ、ってか?
それ、全然的外れだから。
二人とも、今の政治状況では大いに参考にしなけりゃならない人材なんだぜ。
石橋湛山は軍の独走とそれに迎合した政治家たちが、中国侵略に血道を上げようとしているさなかに、植民地の放棄、平和的貿易の大切さを説いた人だし、高橋是清は、第一次大戦後の大不況から日本の経済を立て直した大蔵大臣だ。
高橋是清については、彼の積極財政が軍備増強、戦争拡大、ついにはインフレ大破綻につながったとする誤った無知な俗説が財政緊縮派から流されてきてもいる折から、彼の経済政策の成果と、その後の戦争加速との関係を正しく理解しておくことは、とても大切な課題なんだぜ。
講演内容をはしょって言うなら、
高橋是清の積極財政は激しい不況から日本経済を立ち直らせたが、その後、軍の軍備増強の強い要求を押さえようと緊縮に転じたところで、それに不満を持つ若手将校たちのクーデター、2.26事件、により暗殺された、
と、こういうことで、
その後、軍の横暴への歯止めが効かなくなり、イケイケどんどんの軍事費増大と戦局の急拡大に突入し、ついには敗戦の究極的な破滅に行きついてしまった、という正しい歴史認識を教えてくれてるんだ、うい子さん。
ついでに、先の不況・デフレを招いた宰相として、浜田雄幸の金解禁⇒緊縮財政にも触れてくれている。誤った経済政策を進めたとは言え、浜田雄幸は私心なき硬骨の政治家で、ライオン宰相と呼ばれた、国民からの信頼も大きかったんだが、これもまた右翼の凶弾に倒れた。
どうだい、深いだろう。ただの教養知識なんかじゃない。今から90年も前の出来事でも、時代に直結する重要課題の解説になっているんだ。
こういう学びを次々と提供する政党ってあるかい?
党による学習してるとしても、政策や運動の進め方についての実学中心だろ。
れいわ新選組の学習は、党が目指すものに関わりつつ、これからの社会のあり方を幅広く取り込んで行くものになっているんだ。
ボランティアや支持者に支えられながらも、ポピュリズムべったりに引きずられることなく、共に学び、共に認識を新たにしていく、そこんとこが、れいわ新選組の違うところだよなぁ。
ちなみに、政治を目指す人対象の「れいわ政治塾」てのも順次開催中だ。
なお、長谷川うい子さんは、明日のNHK日曜討論にも出演する。国会議員以外の人間が、党を代表して登場し互角以上に渡り合えるってのも、れいわ新選組の底力ってことだな。
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