農作業、残すは収穫ばかり、冬支度に精出さないとな。いや、今は暖かい毎日だけどさ、寒気団突然襲い掛かって来るからね。油断は禁物だぜ、一つ一つ片づけていかんと。
まずはもみ殻堆肥撒きだ。堆肥積み場を空けておかにゃあ、便所の汲み取りできずに冬突入、そればっかりはあり得ない。初雪情報が出たらすぐさま汲み取り作業に掛かられるように準備万端ってことね。
我が家はポットン便所ってもう知ってるだろうけど、家族の糞尿はもみ殻に混ぜて発酵させ、堆肥として畑に還元している。偉そうに言えないが、この部分だけちょっぴり循環型の暮らし実践中。
どこに撒く?もみ殻堆肥。収穫間近の冬野菜にゃ撒けないよな。白菜もキャベツもカブたちも大きく葉っぱを広げて秋の日差しを受け止めるのに精いっぱいだもの、邪魔建てするわけにゃいかない。って言うより、撒く空間がない。
来春に実りを迎える作物たちってことだと、イチゴ、ニンニク・ラッキョウ、それにタマネギだが、イチゴは肥料過多になるから撒くな!って神さんからのきつーいお達しだ。とすると、ニンニク・ラッキョウ、タマネギの畑だな。ニンニク・ラッキョウは適期に種植えできたから、今や、ぐっぐと成長中、この逞しさなら、どんだけ堆肥で覆ったって、妨げになんかならない。が、タマネギはどうだ?
苗植え替えてまだ2週間、まだ根が着いていないものもあれば、病気で先端部分が枯れかけているのもある。発酵済とは言っても、出来たてでやや生っぽい堆肥被せて、痛めることにならないか。株元を厚く覆ってて大丈夫か?すでに燻炭のマルチだってしてあるのに。
冬野菜の収穫後に空いた畑に撒くって方法もありだが、遅い初雪に賭けて、そこまで待つてものなぁ、不安だよなぁ。なぁに、根っこ周りの土の保温効果になるさ。撒いちゃえ、撒いちゃえ。
一輪車で運んでは撒き散らすこと十数回、ニンニク・ラッキョウとタマネギ畑全体赤茶色に染まった。堆肥かぶって倒れた苗を助け起こして、よしっ、あとは苗たちに頑張ってもらおうぜ。
すくい取って空いた堆肥置き場空間には、新しいもみ殻を運び込んで、いつでも汲み取りができるよう、こちらも準備完了。さっ、冬の先陣、気配があればすぐに汲み取りに入れるぜ。おっと、もみ殻の発酵材、米ぬかを取りに行かなくっちゃ。
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