ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

食べ物と水とエネルギーが確保できれば、

2024-09-21 09:28:36 | 世の中へ
れいわ新選組の全国勉強会、凄いねぇ、真面目だねぇ、各分野の専門家の講演をZoomで支持者、オーナー&フレンズ対象に流すって、どんだけ勉強家そろいなんだよ。



自党の議員とかじゃなく、外部からゲストを呼んで話を聞くって姿勢も、とても謙虚で真摯、なんとかこの世界を理解しようって気概が溢れてる。まさに、真新しい政党のあるべき姿そのものだ。

太郎の言葉「しっかり賢くなって、やつら(政治家)を見返してやりましょうや」これだな、みんなで知識を詰め込んで反撃しなくっちゃ。

選ばれる講師陣がまたれいわ新選組らしい。学者とかもいるが、中心はそれぞれの分野で地道に活動しているひとたち、言わば現場を持つ人たちだってこと。

これまで実施の会では、貧困問題の雨宮処凛さんだろ、東アジアの軍事情勢については布施祐仁さん、平和の構築については伊勢崎賢治さん、農業食糧問題の鈴木宣弘さん・・・

この先も、中島岳志さんに
「ボランティアが支える政党とラディカル・デモクラシー」というテーマで、れいわ新選組の新しさについて見つめて行こうとしているし、その次には、
今野晴貴さんが若者の労働・貧困問題につい講義してくれることになっている。

いやぁ、いろんなことが学べるなぁ、なんて書きながら、これまでほとんど聞いたことがないって、なんちゅう失礼で不勉強な奴だ!

が、先日(9/14)の分は興味津々聞かせてもらった。
森永卓郎さんだからな。ご自身、死のカウントダウンに入っている中での渾身の1時間だもの、そりゃしっかり目と頭に焼き付けておかなくっちゃ。



内容は、財務省が牛耳る日本の経済政策の誤りについての徹底的な追及、れいわ新選組の政策に直結する問題だった。
もう一つ、これを言わねば死んでも死にきれないって思いが溢れてた日航機123便墜落の疑惑問題だった。これは初めて聞く内容で、一見陰謀論的だが、森永さんがこれほどまでに調査し尽くした主張ということではあれば、詳しく関連本を当たってみるか、って気持ちが起きた。

どれも、心に引っかかる提言が盛りだくさんの1時間だったが、中で、この先生き抜く方法についての話しは、地域の自立、地方の活性化という課題の解決策として、真剣に取り組む必要がある内容だった。

森永さん自身の実践から突き当たった真実、
「食べ物とエネルギーと水があれば、人間は暮らしていける!」

そう、そうなんだ、まったく同じことが、稲刈りの際の茶飲み話として話題に上がっていたんだ。

小作人の一人Iさんは、米も野菜も自給し、鶏も飼って卵も自賄い。空いた農地には太陽光パネル、水は、地下水を生み出された電力でくみ上げて利用する、まさに、森永さんが理想に上げた暮らしぶりじゃないか。

さらに、仙台から通って米作りを続けているNさんの専門は小規模地熱発電の開発提供。日本は地熱活用の適地がかなりあって、小規模太陽光を併用すれば、化石エネルギーにももちろん、原発なんか頼らず、十分に需要を賄えるということなんだ。

農業生産地として日本の土地と気候は適地そのものだし、国土の6割強を占める森林と多雨気候のお陰で、水も有り余るほどだ。小規模水力だって自然を壊さず活用が可能だろうし、なんと、可能性の固まりじゃないか。

これまでの暮らしを大きく問い直しさえすれば、この先、間違いなくやって来る危機の時代を生き延びられるってことだ。

農業以外の工業生産も日本の立地条件に合わせた生産様式を採用できるようになれば、まったく新しい地域社会、人々の暮らし方も見いだせる。

森永さんはすでに都市近郊の田舎に引っ越して、この暮らしを実践しているそうだ。ただ、高台を選びすぎて水には苦労してるってことだったが。

さて、我が家だが、エネルギー以外の二つの要件はすでにクリアしている。あとは太陽光なのだが、この先10年生きているかどうかも知れぬ身としては、率先取り組むのはかえって、資源の無駄使いかも、なんて気もして、まっ、理想形への過渡段階で我慢しようかと諦めている。

まだ先々時間のある若い人たち、ぜひぜひ、日本の資源に気付いてくれ。そして、それを十分に生かし切って、つい目の前に迫った危機を乗り越える方法を見つけ出してくれ。

キーワードは、分散、小規模、多様性、そして、それを支える自然!だぜ。





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