ついに、とうとう、結局!買っちまったぜ、薪割り機!
選んだ機種はプラウって会社のGLS12ってやつだ。ふふふ、驚きのブラック塗装だぜぇぇ!黄色とかオレンジとかありきたりの外観を軽く裏切っていて格好いいねぇ。破砕力12トンクラスじゃ他社製の1.5倍のお値段、それでいて楽天市場じゃ一番の売れ筋。ってことはメーカー自信満々ってことだぜ。
一番の決め手は、隣町にこのプラウの直営店があるってことさ。受け取りも楽だし、故障とかトラブルの時にすぐ駆け込める。しかも、ここ、ドイツの名機スチールのチェーンソー、草刈り機等の特約店?なんだ。ネット販売許可しないスチールだからね、その販売手掛けてるってことは、信頼厚いってことだ。いや、ほんと、ここで買ったチェーンソー、切れるわ、使い勝手いいわ、もうそれ以前のタナカ製が不良品に思えたほどだもの。
軽トラに楽々積めて、この大きさ。ちょい重いけど、一人で移動も可能って手軽さだ。
どこにでも設置して作業できるのが強みだが、ただ、運転時は絶対に斜めにするな、ってのが取り扱い注意事項その➀だった。ありゃ、斜めってるぜ。鋸くずをせっせと寄せ集めて、水準器まで持ち出して、セッティングした。よしっ、これで運転準備完了。
問題は、力どんだけあるか?ってことだぜ。
まずは細めの材を幾つも割って、力試し、って言うより、機械に馴染もうかい。この薪割り機、他機種と違って、スプリッタ、薪割り刃の方が動くタイプなんで、ちょっと怖い。刃のサイクルタイム、つまり刃が行って戻るのに必要な時間も9秒とやたら高速なんだ。もちろん、途中で止められるわけだが、ついつい次から次と割ってしまうから、かなり慌ただしい。調子に乗るなよ、指挟むぞ、って思った時にはあいっちち!危うく指先骨折するところだった。なんせ、有無を言わさず2分割だからな。
まっ、このクラスの薪材に手こずるようじゃ、薪割り機の意味ねえさ。斧でも一刀両断の太さだものな。問題は、70cm超の大物だぜ。先日、思い切って運んできた支障木、みんなの嫌われ者のぶっとい根元材だ。これが割りたくての薪割り機導入なんだからな。
必死の思いで抱えあげて、薪割り台に置く。まずは試し、ど真ん中目掛けて刃を動かす。ぐいっと1cmほど食い込んだところで、エンジン唸り始めてストップ。・ヤベッ!エンジン音変わったら無理するなって、これくれぐれも注意されてた。正面切っての対決は跳ね返された。ならば、斧と同じ要領で、橋から少しずつ割ってみるか。
台の上で支えるのが大変だが、油圧で押された刃はものの見事に食い込んで一気に割り切ったぜ。割るって言うより、無理やり引き割くって感じだな。いやぁ、すげぇ力だ。少しずつ位置を変え、端を削り押しとして行く。一度割れ始めれば、後は、楽なもんだ。気持ちいいほどバリバリと突き進んで行く。癖の悪い節がある丸太にゃちょっと手こずったが、これもなんとか細かく割り終えた。なるほど、太さの方向と節の具合をよく見定めれば、どんなもんでもドンと来いだぜ。台の上に持ち上げられるもならなんでもOKってことな。
2時間半、ぶっ通しの薪割り機稼働で、ほぉれ、この薪の山。
うん、もっと割りたい、なんかないか割れる木?って探し回っちまうほど快適な薪割り作業だった。うわぁっ、こりゃハマるぜぇぇぇ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます