京都府埋蔵文化財調査研究センターが30日、同市千歳町の国分古墳群で、6世紀後半(古墳時代後期)の築造とみられる両袖式横穴式石室1基や、7世紀(飛鳥時代)の小石室1基が見つかったと発表した。同古墳群で確認された古墳は、これで計62基となった。
横穴式石室は全長7・6m、幅は最も広い部分で1・6m。玄室と、そこにつながる通路の一部に石が敷き詰められていた。玄室内や石室の周辺からは、須恵器や馬具の一部とみられる鉄製品、耳飾りなど計13点の副葬品が出土した。
小石室は全長1・2m、幅0・5mで、棺を載せたとみられる楕円形石が三つ残っていた。
また、同古墳群の西に接する蔵垣内(くらがいち)遺跡からは、今回の調査で2世紀ごろ(弥生時代後期)の一辺6mの竪穴住居跡1基や、多量の石や鉄の滓(かす)を埋めた中世の土坑4基などが見つかった。
現地説明会は8月1日午前10時から行われる。
[参考:京都新聞]
横穴式石室は全長7・6m、幅は最も広い部分で1・6m。玄室と、そこにつながる通路の一部に石が敷き詰められていた。玄室内や石室の周辺からは、須恵器や馬具の一部とみられる鉄製品、耳飾りなど計13点の副葬品が出土した。
小石室は全長1・2m、幅0・5mで、棺を載せたとみられる楕円形石が三つ残っていた。
また、同古墳群の西に接する蔵垣内(くらがいち)遺跡からは、今回の調査で2世紀ごろ(弥生時代後期)の一辺6mの竪穴住居跡1基や、多量の石や鉄の滓(かす)を埋めた中世の土坑4基などが見つかった。
現地説明会は8月1日午前10時から行われる。
[参考:京都新聞]