前のエントリはこちらです。
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続報がそろそろ続かなくなってきたようだ。この事件、どうも、別の元教育監が口添えしたらしい。
逮捕された教育監の2代前の教育監(先任者の先任者)が、逮捕された元教育監に講師採用の口添えをしていた。
この人は定年退職後、◆◆◆◆理事に就任(すでに退任)していた。
その2代前の教育監の職歴も新聞にでていた。
この人は昭和46年から6年間、上宮高校で化学教諭として勤務後、府教委に教員として採用された。教育次長などを経て平成10年4月から2年間、教育監を務めた後、〇〇容疑者の理事長時代に同学園に再就職した。
何歳で上宮学園に就職したかわからないけど、公務員としては定年まで勤務していたようだ。公務員としての職歴年数は、大卒そのまま採用に比べれば6年も短いのに、教育監にまでなっている。結構な出世スピードである。
何か、だんだん救いようがなくなっている。
◆◆◆◆元理事上の親族は理事長の孫娘(24)だった。
≪教育長が訓示≫
大阪府立高校の講師採用をめぐる汚職事件を受けて、府教委の◎◎教育長は13日午前の定例課長会議で、「私の監督不行き届きで、おわびするとともに、府民からの厳しい批判を受け止めて適切に対応してほしい」と訓示した。
また、◎◎教育長は同日、各府立学校長らにあてて「管理監督者として自らを厳しく律するとともに、所属職員の綱紀保持の徹底に努めてほしい」などと要望する通知を送付した。
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続報。。。
【大阪府教委汚職 教育長も接待受ける】
大阪府教育委員会ナンバー2の前教育監による府立高校講師採用を巡る汚職事件はトップの教育長にまで波及していたようだ。
◎◎教育長も贈賄で逮捕された◆◆◆◆の前の理事長から、大阪市内の高級料亭で接待を受けていた。(あのねぇ~)
会見した◎◎教育長
「非常に軽率な行動だったと思ってます。そういった意味では、〇〇容疑者の人となりというものをきちっと見分けるだけの眼力を持ち合わせていなかったということについては、現時点では恥じるというのが正直なところです」
大阪府の太田房江知事
「捜査の状況、それからこれらの調査結果を見まして、教育委員会とも相談し、厳正な対処というものを考える必要があるというふうに考えている」
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続報。。。
【不合格の孫勤めさせたい 元理事長が動機供述】
「教員志望の孫が採用試験に落ちたので、非常勤ででも勤めさせたかった」
お孫さん、もう二度と受験できない制限年齢を超えてはいないだろう。まだ何回でも受験できるじゃないか。2年前ということは大学新卒の年齢だよ。何回でもチャレンジできるはずだ。
この人は、今回のことで大阪府公立学校教諭採用試験は受験しにくい状況だろう。採用選考をする方も二の足を踏む-色メガネで見ることは容易に想像できる。なかなか厳しい未来である。おじいちゃんの気の迷い(狂い)が、孫娘の教員になるという夢を消し去る可能性がある。いずれにしても間違えた判断だ。
元教育監〇〇容疑者(61)
「◆◆◆◆に副学園長として天下った元上司に頼まれ、断れなかった」
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縦社会なんだな。でも、ダメなことはダメである。口利きだけでも問題視される。物品の供与があってはやはりダメである。
もう、ぐちゃぐちゃである。ため息も出ない。