今年は3年生の担任。校内分掌は進路指導部ではないが、手分けして卒業生の進学先学校を訪問し、情報収集にあたることになる。先月末、國學院大学の入試説明会に出かけてきた。
大宮から湘南新宿ラインで35分。渋谷駅新南口から徒歩13分。渋谷というとセンター街に向かう交差点のイメージが強いが、渋谷駅をはさんで真逆の方角に國學院渋谷キャンパスはある。本当にここ渋谷?って思うほど静かな場所。住宅街の真ん中の静かな環境の大学だった。
キャンパスにはやっぱりお社があった。当たり前。でも、それ以外は普通の大学。最新の18階の校舎は遠くから見たら高層マンション。モダン(古いねどうも)過ぎてイメージが狂うほど。。。
この大学は平成18年度入試の実質倍率を開示している。この点は良心的である。
経済学部経済ネットワーキング学科については、学科名から受験生(高校生)に想起させるイメージと、学習内容の実態にずれがある。それが受験生に伝わらないとの説明(嘆き)が伝わってきた。神道文化学部も同様のようだった。
確かに伝わりにくい学科名だ。経済ネットワーキング…情報系学部の名前に見える。でも、伝わらないのは僕たち教師の責任ではないぞ。あえて言うならば、OBOGの責任。誤解を受けたくはないのではっきり書くけど、國學院出身者(OBOG)=国語・日本史の先生。それ以外の教科のイメージは申し訳ないけど浮かんでこない。國學院という名前からそれ以外の学科のイメージが浮かんでこない。
この大学だけではないが、よほど強気に出られる大学以外は、情報発信(伝達)に本当に躍起になっていることがよくわかる。模擬授業などをおさめたCD-ROM(8枚)が説明会場に文字通り山積みになっていた。各1枚ずつもらってきたが、重かった。興味のあるものをちょっと見て、全部進路部に持って行くことにした。
見学レポートをまとめた。いずれコピーされて教室に配布されるのだから、責任重大だ・・・