全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

fatigue

2006-07-15 04:59:31 | 教師の仕事 2006

○×△  先生になる前、今から考えると信じがたいことだが、先生の仕事として採点にあこがれていたことがある。
 採用試験で、すでに講師をしながら、試験を受けに来ている人と知り合いになり、採点の話を聞いた。なんだかわからないけど、「テスト採点、いいなぁ~」なんて感じていた。本当におバカなこと。いま考えると赤面ものである。疲れる仕事なのに。

 やっぱり採点をするのは、先生の特権くらいに感じていたのかな。
 それとも、自分が教えたことがどの程度生徒の頭に残るのか、知ることができるとでも感じていたのかな。

 採用試験に合格し、曲がりなりにも先生と呼ばれるようになって、二つとも違うことに気づくのにそんなに時間はかからなかった。

 僕は定年退職まであとどのくらいの考査を採点するのかな。あといくつくらい○×△をつけるのかな。そんなことを考えた。

 今年は持ちクラス6クラス、おおよそ240名の生徒。定期考査5回で1200枚とするか。仮に一つ1点の問題を作っていたとして、120,000個の○×。。。 それに勤続年数を掛けてみる。38年.... そのほか小テスト、課題テスト、レポート....
 考えるのやめよっと。

 火曜日、成績会議だ。
 もうすぐ夏休み。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする