3年生は1日から家庭研修。3年生担任・授業担当の僕、全英連参加者は、2日は入試業務(データ処理・資料作成)、3年生の成績最終案作成と、期日の迫っている自己申告のとりまとめを行いました。
自分の放送大学大学院での研究テーマ(教育課程のあり方)についての勉強もしました。。。
僕の研究は仕事密着です。今年の仕事の一環として自己申告にも含まれているので、たぶん職務専念義務違反にはならないと思います。。。たぶん。
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学校の授業編成は学校自体の学科構成(普通科単独・普通科専門学科併設)などにより制限を受けます。また、カリキュラムにより、理科の科目配置(理科総合ABと物化生地を組み合わせるとか)制限や、単位数の少ない家庭科・芸術科目のように、開設学年がどうしても1年生2年生になりがちな科目もあります。数年前に始まった情報ABCも、PC室の複数ある学校ならばともかく、1クラス分しかない学校では、まず施設設備の準備がありきで、開設学年の自由度はそんなに高くありません。
いろいろな事情が複雑怪奇に絡み合うのが、時間割と担当学年編成です。
僕の担当する英語という科目は、英語の先生ならば誰がどこの学年を教えるか、教えないか、そんなに縛りのある科目ではありません。あえて編成で注意しなければならないのは、ALTとのティームティーチングのことぐらいです。担当科目・学年編成の自由度が高い科目と言えます。これは、国語・数学・体育にも当てはまることです。
制限が多い科目だと、どうしてもスタッフ全員で各学年の授業を担当することになります。
特定の学年しか教えられない(免許の制限:地歴公民は免許が別個)場合もあります。
芸術科の先生は、自分が学級担任でも、自分のクラスの授業をもてないこともあります。逆もあり得ます。
全部書いてもゴチャゴチャするだけですが、結果として、多くの担当者が3学年の授業を持っている教科は、毎年2月以降、3年生の授業担当分がそれぞれちょっとだけ少しなくなることになります。僕の過去の経験では、英国数体担当は、授業担当の編成がしやすく、担任になるともっぱら自分の担任学年の授業を担当することが多く、2月以降3年生担当(担任)は授業がゼロになるケースが多いような気がします。
2月、毎年少し授業が減る方がいいか。3年生の担当で、全部なくなる方がいいか。なかなかハムレット的な悩みです。
これを1年満期とか3年満期と言います。
もちろん授業がなくなるといっても、次の学年の授業計画、教科書読み込み、教材作成が待っています。現在のように入試業務がどっさりあるのは当然だし、生徒の家庭研修期間は、「家・予備校で勉強してもいいですよ期間」なので、登校して勉強をする生徒もいます。今日も何人かの受験勉強につきあうことになりました。でも、この間に時間が取れ、精神的に少しは落ち着いて、いろいろ考え事ができるのはいいことです。現在は職員の年度自己申告のまとめ(反省・総括)をする時期です。このためには非常にありがたいことだと思って、今日は一日入試業務と空き時間に自己申告のまとめをしました。
考える時間、大事です。
教師にとっては何よりも大事です。
この大事さがわからない人間が、あまりにも多すぎる。ぶつけどころのないイライラを感じました。