7月21日午後、解散詔書は河村官房長官から衆議院事務総長を経て、河野洋平衆議院議長に伝達された。
「ただいま内閣総理大臣から、詔書が発せられた旨伝えられましたから、朗読いたします。
(議長他起立)
「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する。
(バンザイ)
今日は先週の土曜日の勤務のふりかえで、1日休みだった。解散のニュースは午後1時からTVで放送されていたが、河野議長の詔書朗読に何か既視感があった。調べてみたら、河野議長は前回の郵政解散の時も議長だった。衆議院解散の詔書を、2回読んだのは初めてではないようだが、非常にめずらしいと思った。
***** *****
日本国憲法 第7条
天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
3 衆議院を解散すること。
原文は縦書きで、数字は漢数字。確か条の字も條だったと思う。