全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

評価方法はいろいろだ。

2011-10-01 05:17:11 | 全英連参加者 2011

 と、いっても授業とか考査による評価についてではない。面白いなあと思ったこと。ちょっと疑問を感じたこと。

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 数日前(9/27)のこと、ネットでブンデスリーガ(ドイツのプロサッカー)の記事を読む機会があった。シャルケ04所属・日本代表内田篤人選手のことが取り上げられていた。その中にこんな記述があった。

 ドイツ誌『キッカー』は内田に対し、(中略)チーム2番目の高評価となる「2.5」(最高点1、最低点6)をつけ、活躍を称賛。

 最高点が1? 10点満点とかじゃない?
 最高点が1、最低点が6という評価。内田選手の試合の評価が2.5ということは、0.5きざみなのかと思う。数字が小さい方が、高い評価なのだ。日本のサッカーもこういう評価方法なのかな。

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 学校における評価方法と比較してしまうのは職業病だ。(^_^;)

 学校には、評定平均値というものがある。これは生徒の進学・就職時、外部に対してその生徒の成績を証明するためのものだ。算出するためには各教科・科目の評価を合計し、科目数で割る。単純なものである。評定は5.0(いわゆるオール5)から2.0までの幅になる。数字が大きい方がよい。理論的には1点台もあり得るが、1点台では卒業が見込めないので、普通はそのその数字が外部に出ることはない。
 この数字はあくまでも、ある生徒が所属するある学校内での評価である。また、A校とB校に所属する、それぞれ生徒Aと生徒Bの評定平均値が同じでも、いわゆる同じ学力を持っている証明にはならない。

 アメリカの大学・高校にはGPAがある。A(4)・B(3)・C(2)・D(1)・F(0)のきざみになる。Fが不可なので、アルファベット順にだんだん評価が下がる。『キッカー』誌の評価の仕方は、これと似ているのかもしれない。

 数字が小さい方が高評価ということに、なんとなく疑問を感じる。大きい方がいいという考えになじみすぎている。自分でいうのもイヤだけど、やっぱり先生なのだ。

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