試写会が当選したので、一般公開より先に見ることができる。2D字幕版だけど、得した気分である。
僕は原作は読んでいない。作品自体もトム・クルーズが出演する新作、Edge of Tomorrowとして最初に情報を得た。後でIMDbで原作が日本人作家によるものだとわかったくらいだ。(原作と映画の比較などはできないし、できてもしないと思う。原作に関してはネットのそこここに特集があるので、そちらを見ていただきたい。)
+++ こんな感想です +++
ネタバレにならないように書くことは難しい映画である。
この作品、主人公は何度も何度も何度も死ぬ。映画サイトのうたい文句ではないが、『「闘う」「死ぬ」「目覚める」の繰り返しの中で、戦士(兵器)としてスキルアップしていく。』のだ。
同じ状況をくり返すのかな。
映像化しても凡庸になるんじゃないか。
そんなことを予備知識のない僕は心配していた。でも、間違い。
主人公は永遠に最初の戦場(の死)から逃れられないのかというと、そうではない。くり返される死は主人公を変化、進歩させる。それに伴い、ものがたりのスピードが上がる。ストーリーも微妙に変化していく。同じ1日が、違う1日に...
これ以上は... 書かない方がいいか。
なお、トムの演じる「ケイジ」は、出だしはとってもかっこわるい人である。とっても人間くさいキャラクターなのだ。
☆三つ半かな。