全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

revivable or not

2006-06-17 07:23:51 | 気になる 大学研究

 【大学は復活できるのか】

 現在「大学のこと」というカテゴリにまとめている、一高校教師から見た大学についてのいろいろな感想を書くきっかけになったのが、萩国際大学のことを取り上げたエントリーだった。(大学と民事再生法?2005.06.27)

 その、萩国際大学が再建に向けて動いているようだ。
 ちょっとまえまで日本福祉文化大学という名前で再建されるとウェブサイトにあったが、過日大学のサイトを見てみたら、山口福祉文化大学(仮称)となっていた。当初言われていた、「萩」の名前を残すことはどうやらかなわなかったようだ。ただ、日本福祉文化大学では、日本大学、日本福祉大学、日本文化大学等既設大学の名前の混ぜ合わせのようだし、どこにあるのかもわからない。「日本」より「山口」が付いた方が地域アイデンティティーを明示していていいんじゃなかろうかと思う。
 今後どうなるのかな。。。僕は注目している。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Australian Rules Football

2006-06-16 05:12:45 | 全英連参加者 2006

 Zico JAPANとオーストラリアの試合を見ていて、こりゃサッカーじゃなくてラグビーかオージーボール(Australian Rules Football)だと思った。
 前から、オージーボールに意味があったのでAustralian Football League(AFL)を調べることにした。ウェブサイトを見たら、アメリカのスポーツリーグとは違う言葉が使われていた。

***** ***** *****

 2006 Ladder(リーグ戦途中の順位表)

  1 West Coast Eagles
  2 Adelaide Crows
  3 Collingwood Magpies
  4 Sydney Swans
  5 Western Bulldogs
  6 Melbourne Demons
  7 St Kilda Saints
  8 Fremantle Dockers
  9 Richmond Tigers
 10 Port Adelaide Power
 11 Geelong Cats
 12 Brisbane Lions
 13 Hawthorn Hawks
 14 Kangaroos
 15 Carlton Blues
 16 Essendon Bombers

***** ***** *****

 順位(表)を表す言葉はstandingsしかないのかと思っていたら、ladder(はしご)といういい方もあるんだね。知らない言葉って本当に多い。
 ニックネームもついでにチェックしたら、16クラブ中15クラブが、例の可算名詞+sの形式だった。唯一の例外はPort Adelaideのpower。イギリス的ニックネームのつけかたよりも、案外アメリカンだと思った。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進学三者面談 Continues.

2006-06-15 18:46:13 | 教師の仕事 2006

 昨日から始まった進学希望者対象三者面談。二日間で16組の面談が終わりました。-疲労困憊-

***** ***** *****

 2年前、現在の3年生が1年生の時三者面談で一番多かった質問は、

 「先生、三者面談は年1回だけですか」

 だった。

***** ***** *****

 中学校だと6月頃1回、2学期になると中3だと少なくとも2回。合計で3回は面談があるとのこと。確かに6月1回きりの面談には違和感があるのかなあと思っていた。
 今年の自分の担任クラスは普通科ではない。生徒の中には就職希望も進学希望もいる。就職希望だって民間企業と公務員希望に分かれている。進学希望も専門学校・短大・大学ときわめて多様である。
 就職希望者三者面談を5月に行い、例年の3年生とは違う動きをさせてもらった。景気が回復基調にあるとはいえ、高卒者の就職戦線は好転したとは実感できなかったので…急かすわけではないが…生徒・保護者に実態を実感してもらい、始動を早めてもらおうと考えたからだった。自分としては、動機付けをしたつもりだが、あれ1回(の面談)よかったのか考えなければならないかもしれない。
 10月出願開始の専門学校。学校選定に、それほどもう時間はかけられない。夏休みが出願先の決定時期である。夏休み中に、希望があればもう1度面談を組んだ方がいいのかもしれない。
 11月に始まる短大・大学推薦入学の受験希望者も、家庭での話し合い状況を確認するため、推薦入試受験予定者対象に8月終わりころ、面談を考えた方がいいかもしれない。

 仕事は増える一方である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進学三者面談

2006-06-14 04:58:42 | 教師の仕事 2006

 教師の仕事っていうよりも、担任の仕事かなあ。

***** ***** *****

 GWに実施した三者面談に続き、今日から進学希望者対象の三者面談です。
 この間、勤務校は45分授業×4になり、午後はびっちり面談です。面談のない生徒は部活動や、進学希望先の学校見学、就職希望者は企業研究になります。生徒たちも早く帰れるからって、なんもないわけではありません。

 14日(水)~20日(火)までの5日間。でも、僕はこの間金曜日に出張が入っているので、4日で進学希望者30人あまり+パパママとの面談をこなすことになります。かなりの人数、相当タフスケジュール。
 …からだ、持つのかな… 不安だ。それよりも神経が持つのかな。。。

 事前に2者面談をすませた生徒も半分近く。充実した話しができればと思っています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阪神と阪急

2006-06-13 05:26:54 | 全英連参加者 2006

 関東地方に住んでいると、阪神と阪急ではどっちが大企業に見えるか。。。
 間違いなく阪神である。
 タイガースの影響力、広告力とはそれほどに大きいものだ。
 実際はどうか。実は阪急の方が圧倒的に大企業グループである。宝塚、映画の東宝もグループ企業。東宝は東京の宝塚で東宝だとか。。。随分前になるが、関西出身の先生にこの話を聞いたとき、トリビアの泉ではないが、へぇ~~~って思ったものだった。今回ちょっと調べて見た。

 営業距離(≒線路の長さ)は阪急が146km、阪神が45.1km。阪急が3.25倍近い。
 鉄道単体の利益は阪急が2247億円、阪神が815億円。営業距離は阪急の方が3.25倍、経常利益は2.76倍。この点阪神は頑張っているね。

 関東地方で営業距離45.1kmだと、どの程度なのかと思って調べてみたら、大宮~蒲田くらい。これで全部。。。短い。それでこんなに有名なのだ。
 やっぱり阪神タイガースはスゴイ。
 ちなみに阪急だって、関東地方の私鉄と比較したら、言葉はきつくなるが、たいしたことはない。東武鉄道は463.3km。これより営業距離が長いのは近鉄のみ。

 近鉄、阪急、それと南海。み~んな阪神よりも鉄道会社としては大きい。でも、野球チームは持ちきれなかった。
 阪神電車。。。スゴイ会社かもしれん。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Keyword Search

2006-06-12 05:18:16 | 全英連参加者 2006

::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :::

 【地底人は誰】 《検索》
 【地底人の秘密】 《検索》

::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :::

 最近TVを見ていて気になること。
 以前からCMにインターネットのウェブサイトアドレスを出すことは多かったようだけど、最近検索サイトで検索してもらう方式に変わってきているようだ。

 「地底人は誰」はFMVのCMにでている。このほかにも…

 【真打ち】 《検索》
 これは、第一生命。

 【いい土地 いいおうち】 《検索》
 これは、ミサワホーム。

 このほかにもNEC(かな)が同様の手法をとっている(と、思う)。
 はやりなのかな。。。

 確かに、15秒程度でアドレスを見てもらうことは至難の業。印刷メディアならばともかく、放送では無理があった。これらならば、ウェブサイトにアクセスしてもらえる可能性も増えるんだろう。上手いこと考えたものだ。

 そのうち大学のCMなんかで、

 【留学先学校数日本一】 《検索》
   とか
 【AO入試 一芸一能】 《検索》

 出てくるのかな。。。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

97%

2006-06-11 08:29:07 | 気になる 大学研究

こんな記事がasahi.comにでていた。

【学生による授業評価実施校
 全体(国公立709大学中)で97%実施(2004年)】

評価項目
 授業のわかりやすさや
 教員の熱意・意欲
 話し方など

 ただ、評価結果を学部や全学レベルでの改善につなげる取り組みをしているのは、そのうちの285校にとどまった。
 …ちょっと待てよ…
 多少の謙遜はあるにしても、709校の97%っていったら、688校だよ。そのうち41%しか、学部や全学レベルで活用していない。あとは、調査をやっただけ?
 個別の先生がそれぞれ何かしているということなのかな。授業評価がそれぞれの勤務評価につながるから、なかなかいろいろ難しいのだろうけど、どうなんだろう。

*****

 一方、高校の履修科目の多様化や学力低下の影響などで、119校199学部が既習者と未習者に分けた授業を実施。159校の263学部で補習授業が設けられているそうだ。

 119、159は重複している可能性もあるが。全部で278大学である。確か平成(3年以降だったかな)になってからできた大学が200近くあったはずだ。この間大学進学率は50%を超えた。一世代前ならば大学生にならなかった学力のレベルのものも大学生になっている。従来型の発想で大学生を扱えないのは分かり切ったことだった。それへの対応がとられたことはいいことだと思う。
 大学の先生方から見ると釈然としないかもしれないが、これも現実なんだよね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特殊指定解除

2006-06-10 07:27:23 | 気になる 教育行政

 3日の各ウェブサイトのニュースで、新聞の特殊指定のことが取り上げられていた。新聞の特殊指定はそのまま堅持されることになったようだ。
 産経新聞(SANKEI Web)によれば、新聞販売の特殊指定は、『新聞の地域別定価や値引きを禁じ、独占禁止法の適用を除外する制度。新聞社が販売店に小売価格を指定できる再販制度とともに、新聞の宅配制度などを支える根拠になっている。』とのこと。
 しかし、以前取り上げた出版業者による過剰な売り込みなどを禁止した教科書の特殊指定(2006.03.31)は、廃止することになったようだ。いろいろネットでニュースをチェックしてみた。教科書の特殊指定は9月1日撤廃ということらしい。
 共同通信は、教育関係者らが、『販売競争が激化し、中小業者の経営が悪化して教科書の多様性が失われる。』と反対したと伝えていた。公正取引委員会としては、『独禁法の一般の規定で過剰な売り込みなどを規制することが可能』と判断したようだが、本当だろうか。

***** ***** *****

 過剰な売り込みを規制と言うが、普通に売り込みができない教科書会社の方が多いという事実に、目をつぶったとしか僕には思えない。
 経済性・自由競争のみを追求すれば、たくさん買ってくれる大規模校にしか多くの種類のサンプルが来なくなるのは分かり切ったことだ。今でこそ改善されたが、以前は定時制高校の修学旅行の場合、参加人数で団体扱いがされなかった時代もあった。経済性=人数である。経済性の追求は大事だが、極端に走らないと思っていると、間違えることになる。このままいけば、定時制学校は教科書会社の営業が、現状よりさらに来なくなることは間違いない。サンプルも来なくなる。。。
 マイナー(失礼だけど)出版社でもいいものはいいが、それが僕たち教師のところに届かなくなればどうなるか。生徒の学習に少しでも資するものを選ぶという行為に影響を与え、結果、生徒の学習に影響がでてしまう。教科書のバラエティーの多さは完全な自由競争では保証できないと思う。
 競争に参加できないものの存在を結果として抹殺してしまう。
 本当にいいのだろうか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学訪問-2

2006-06-09 05:20:56 | 教師の仕事 2006

 東京国際大学に出かけた。
 20年ほど前、日本各地の大学が〇〇国際大学と名乗り始めた時期があった。この大学がその元祖。もともとの名前は国際商科大学。関東地方にある3商科単科大学のひとつだ。他は高千穂(商科)大学、千葉商科大学。最後の千葉商以外は、商科の看板は下ろしてしまったけど。。。
 この大学のキャンパスを訪れるのは3回目。東京国際大学は二つキャンパスがあって、今回訪問した第一キャンパスは20年ぶりだ。当時の記憶をたどって、キャンパスの見学(見物)をしたが、施設設備の充実はちょっと信じられないほどだった。月日が過ぎたわけだ。。。
 敷地内(構内)は禁煙ではなかった。校舎群の真ん中の広場には、かなりたくさんの灰皿があった。これ、高校生などが訪問してきて見ると、マイナスかもしれない。
 禁煙、國學院もそうだったが、難しい問題なのかもしれない。

*****

 英語教育に関係すること。
 この大学に2004年、言語コミュニケーション学部が発足した。初代学部長にJACET会長の田辺洋二先生を招聘したのだが、先生が急逝され、その後がどうなったか気にしていた。開設年度に学部長が欠員になる。大変だったと思う。そんなことを考えならが、大学案内のページをめくった。平成18年度着任者を見たら、見慣れた名前があった。

 新里眞男

 教授なんだ。。。富山大学から移ったようだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

an e-mail from the Government

2006-06-08 05:06:17 | 全英連参加者 2006

 Yahoo!のニュースに、今月9日総務省がネット安全対策で、最大2000万人に一斉メールを送信することを報じていた。
 政府が広報活動で、これだけ多数の人に電子メールを一斉送信するのは初めて。
 …だろうねえ。
 ネットの安全対策は、ネットで知らせるのが最も効果的と判断。
 …でも、スパム扱いされてブロックされるんじゃないか。このメールのニセメールが送られるんじゃないか。ちょっと心配である。
 メールを受信した利用者は、記載されているホームページアドレスに接続すると、竹中平蔵総務相が「ソフトウエアの更新」「ウイルス対策ソフトウエアの導入」などの基本原則を守るよう訴える映像が配信される。
 …竹中平蔵に興味はない。そもそもこのメールのせいでネットに何か問題が出るんじゃなかろうか。

 僕のところに送られてくるか、お楽しみだ。メールの表題、どうなるかな。
 送られてこなかったら、、、


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学訪問-1

2006-06-07 05:13:33 | 教師の仕事 2006

 今年は3年生の担任。校内分掌は進路指導部ではないが、手分けして卒業生の進学先学校を訪問し、情報収集にあたることになる。先月末、國學院大学の入試説明会に出かけてきた。
 大宮から湘南新宿ラインで35分。渋谷駅新南口から徒歩13分。渋谷というとセンター街に向かう交差点のイメージが強いが、渋谷駅をはさんで真逆の方角に國學院渋谷キャンパスはある。本当にここ渋谷?って思うほど静かな場所。住宅街の真ん中の静かな環境の大学だった。
 キャンパスにはやっぱりお社があった。当たり前。でも、それ以外は普通の大学。最新の18階の校舎は遠くから見たら高層マンション。モダン(古いねどうも)過ぎてイメージが狂うほど。。。

 この大学は平成18年度入試の実質倍率を開示している。この点は良心的である。
 経済学部経済ネットワーキング学科については、学科名から受験生(高校生)に想起させるイメージと、学習内容の実態にずれがある。それが受験生に伝わらないとの説明(嘆き)が伝わってきた。神道文化学部も同様のようだった。
 確かに伝わりにくい学科名だ。経済ネットワーキング…情報系学部の名前に見える。でも、伝わらないのは僕たち教師の責任ではないぞ。あえて言うならば、OBOGの責任。誤解を受けたくはないのではっきり書くけど、國學院出身者(OBOG)=国語・日本史の先生。それ以外の教科のイメージは申し訳ないけど浮かんでこない。國學院という名前からそれ以外の学科のイメージが浮かんでこない。

 この大学だけではないが、よほど強気に出られる大学以外は、情報発信(伝達)に本当に躍起になっていることがよくわかる。模擬授業などをおさめたCD-ROM(8枚)が説明会場に文字通り山積みになっていた。各1枚ずつもらってきたが、重かった。興味のあるものをちょっと見て、全部進路部に持って行くことにした。
 見学レポートをまとめた。いずれコピーされて教室に配布されるのだから、責任重大だ・・・


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江川泰一郎さん。。。

2006-06-06 05:12:44 | 全英連参加者 2006

 江川泰一郎さん(えがわ・たいいちろう=東京学芸大名誉教授・英語教育)が3日、急性肺炎でなくなられた。87歳。

 江川さんは、「英文法解説(昭和39年(1964年)初版)」の著者。僕の家にあるのは昭和57年の改訂新版第58版であるが、この本にはどれほど助けていただいたかわからない。初版は42年前、僕のもっているものの24年前のものである。超ロングセラー商品。あらためて考えると、江川さんがこの本を世に出したのは、40代の半ばだったわけだ。
 スゴイ。すごすぎる。。。

 ご冥福を心よりお祈りします。
 ありがとうございました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GO HOME!

2006-06-05 04:51:40 | 全英連参加者 2006

【帰って風呂入って寝ろ】

 村上ファンドがきな臭くなっている。
 去年阪神株を買い占めたり、タイガースのことをなにか言っていた時、街のタイガースファンが、

 『余計なことすな、なんだか知らんけど、村上?帰って風呂入って寝ろ。

 とか言っていたのを思いだした。
 その言葉には、ちょっと厳しいけど、地獄に堕ちろ、消えてなくなれ(「死ね」)に近いニュアンスを感じた。それを明るく言い放つ。何とも言えない憎悪が感じられた。

 星野仙一SDも、

 「同じようなことをやってるのに、ホリエモンは捕まって、何であの人は(検察に)呼ばれないんや」
 「法律の目をかいくぐるのは頭がいいとされてるかもしれんが、絶対、天罰が下る。間違いない、断言したる」

 と現状を予言したかのようなことを言っていた。どうもそのようになりそうである。

*****

 彼のファンドが何をやっていたか知らないが、阪神。。。ちょっと手をつけてはいけないものに手を出したのではないか。
 テレビのコメンテーターが、虎の尾を踏んだと言っていたが。。。

 今後ど~なることやら。
 帰って風呂入って。。。帰れるのだろうか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「教育免許」について思うこと。

2006-06-04 06:21:42 | 気になる 教育行政

産経新聞5月27日
【現職教員も免許更新制 中教審部会 適用合意、10年ごと】

 教員の資質向上のために10年ごとの講習を受け、修了しないと教員を続けることができない免許更新制度について検討してきた中央教育審議会(中教審)のワーキンググループは26日、免許更新を現職教員にも適用することで合意した。中間報告では先送りされていた現職教員への適用が合意された背景には、指導力不足の教員や不祥事が相次ぐ現職教員を適用対象にしなければ、公教育の信頼回復にはつながらないとの判断があるようだ。
 文部科学省がワーキンググループに示した資料では、「教員にとって必要な知識や技能は本来、時代の進展に応じて更新が図られるべき性格を持つ」としたうえで、「新たに教員免許を取得する者についてのみ更新制を適用するのでは、保護者や国民の信頼に十分こたえることはできない」と記述。現職教員が終身有効な資格として免許を取得している点にもふれ、「既得権益で、絶対不可侵ではなく、公共の要請で合理的な範囲内で新たに制約を課すことは可能」とし、法的にも適用は可能とした。
 免許更新制は教育改革国民会議が平成12年に提言。しかし、中教審が14年の提言で「課題がある」として見送り流れた経緯があった。その後、教員の資質への国民の批判が高まるのを受け、免許更新制は異例の中教審への再諮問となった。
 しかし、議論では「問題教員の対処は指導力不足教員対策で行うべきだ」「現職教員は無期限の免許を授与され、理不尽」などと異論が相次ぎ、昨年12月の中間報告では制度施行後に採用した教員を適用対象とし、現職教員の取り扱いは先送り。今後の検討課題としたため、批判を浴びていた。

*****

 給与にせよ免許にせよどうしてここまで文句を言われなければならないのか。。。等と言うつもりはあるけど、ここではそれは書かない。
 何をもって更新の研修とするのかはわからないが、現職の教員にとっては10年次研修等と同じになってしまわないだろうか。また、僕のように勤務時間後大学院などに通い、免許を上進した場合はどうなるのか。免許が変わっても給与は変わらない。それでも自覚をもって勉強した場合はどう扱ってくれるのか。
 あえて言う。
 現職教員だからって十把一絡げは勘弁してほしい。きちんと評価してもらえるかどうか、大いに疑問がある。今年度の自己申告を書き上げてそんなことを感じている。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教職大学院 開設1年遅れ

2006-06-03 06:20:18 | 気になる 大学研究

 朝日新聞が5月23日に取り上げていた。どうも、文部科学省は来年の開設を断念した模様である。
 教職大学院は、学校で中核となる教員を養成することを目途に検討が続けられていたが、その開設時期について、早ければ2008年度に創設する方針を明らかにした。(方針を転換したことになる。)
 22日に開かれた中央教育審議会の会合で表明。

 そもそもこの計画には、反対意見もあり、普通に準備しても計画通りにいくかどうかわからなかった。教員になりたい人に対しての新たな参入障壁になるのでないかという意見もあった。

 教職大学院の開設には、教員養成のあり方を審議している中教審の答申が出たあと、省令の改正、さらに大学側から文科省への開設認可申請が必要になる。これまで有力とみられていた07年度の開設だと、今年6月末までの申請が不可欠となる。しかし、この日の中教審では、文科省側から「教育基本法改正をめぐる国会審議に区切りがついてからにしたい」として、中教審答申が7月以降になることが示された。
 2007年度の開設には間に合わず、早ければ2008年度となる見通しとなったそうだ。

*****

 これまでも何回か取り上げてきた教職大学院。教育基本法改正に文部科学省がかかりっきりでは、マンパワー不足だったわけだ。でも、本当に重要ならば(教基法にかかりっきりになるのはわかっていたのだから)、もう少し人を貼り付けておくべきだったのではないのかな。。。

2005.07.04
教職の専門職大学院について その1

2005.07.19
教職の専門職大学院について その2

2005.10.07
教職の専門職大学院について その3

2005.12.17
教職大学院


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする