これは "Thank God, it's Friday." の頭文字。「ありがとう神様、今日は金曜日。」という意味だ。仕事や学校が終わる金曜日を無事に迎えられたこと、来たる土日を祝う目的で用いられるものだ。
調べて見ると、表現の起源は1960年代まで遡るようだが、大衆化されたのは1970年代以降らしい。
僕がTGIFを初めて聞いたのはいつ頃か、明確な記憶はない。少なくとも、まだ土曜日も半日授業があり、「何が金曜日だ!!!」と感じたのは覚えている。TGIFの元の英語を読み、意味が理解できていたことになる。高校生か大学生、もしかしたら先生になってからかもしれない。
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同名エントリがありました。
2015-05-08、「TGIF」
T.O.S.
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本作は劇場でTrailerを見て、かなり気になる作品だった。心にガリガリと引っかかる感じが不思議で仕方なかった。
北宇治高校吹奏楽部のユーフォニアム担当として、吹奏楽コンクール全国大会出場に向けて練習を重ねる黄前久美子。ある日、彼女は副部長で同じユーフォニアムを担当する先輩の田中あすかが退部を考えているのではないかと感じる。
部員から慕われ、容姿端麗でカリスマ性あふれる彼女が、ふとした瞬間に見せる冷たい表情や他人を突き放すかのような瞳。あすかをどこか苦手だと感じていた久美子だったが...Movixの作品紹介。
正直ありがちだと思う。普段ならば劇場に出向くことは、、、まずない。
「Yahoo!映画」等によれば、本劇場版はTVシリーズ総集編的な位置づけ。主要キャラクターである黄前久美子と田中あすかの関係に焦点を絞って再構成した作品である。オリジナルとの違いもかなりある、、、らしい。
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思春期の娘と親の葛藤
久美子の家も、あすかの家もそれぞれ問題がある。
母子二人家庭のあすか。母は娘が吹奏楽をすること、ユーフォニアムを担当することへ複雑な思いを抱える。それに反発するあすか。学校では勉強もできる、部活もパーフェクト。。。でも。
途中、最初のシーン(あすかがユーフォニアムをもらうところ)と、彼女の父との関係が見えてくる。
自分を抑え優等生であり続ける久美子の姉、そんな姉に複雑な思いを抱えている久美子。姉が「自分」を決めるシーン、姉と妹の思いのぶつかり合いのシーンが印象的である。
部活の中でのいろいろなこと
きっとどこの学校でも、もちろん勤務校部活でも多かれ少なかれあること。そんなことを考えながら見ていた。
問題を抱えながら、北宇治高校の吹奏楽部は全国大会に向けて準備をしていく。
劇伴として使われる音楽
とてもいい。ED.テーマもすごい。
楽器演奏シーン
とにかくすごいと思う。
ものがたりの舞台
宇治市を舞台としていて、実景をたくさん取り込んでいる。背景描写へのこだわりは、「君の名は。」に通ずるものがあるかもしれない。
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自分がフェードアウトすることが、部活にとっていいと思おうとするあすか。反対する久美子。ふたりも、そして他の部員たちも一生懸命大人になろうともがきながら、成長していく。高校の3年間かけていいのに、それよりはやく大人になろうともがいているようだ。そんな姿がそこここに見えた。そして、「あきらめるのは、最後までい~っぱい頑張ってからにして下さい。」のシーンにつながっていく。
不覚にも涙が出そうになった。
こういうものがたり展開が心にストンと落ちてくる、小さいけれど感動がささる。自分にビックリである。生徒たち、特に音楽系の部活の生徒にはおすすめである。
1ヶ月前、僕はこんなことをブログに書いている。
今日は9.11である。アメリカ同時多発テロの日である。でも、今日は3.11から6年半でもある。
いろいろな記憶がどんどん薄れていくような気がする。いいこともあるかもしれないけど、そうではないこともまだまだ多い。
世の中選挙一色である。某国への対応、消費税、教育無償化等いろいろなことが出てきている。それはそれで大事だ。だけど、福島第一原子力発電所廃炉問題はあまり取り上げられていない。少なくとも聞こえてこない。原子力発電ゼロを何年までうんぬんは結構だが、その前にやることがある。これでいいはずがない。
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JR山田線(盛岡~宮古)は2015年12月11日に上米内~川内間で発生した土砂流入により、同区間が運転休止中だが、運転再開が11月5日(日)と発表された。同区間の運転休止は東日本大震災には直接関係ないが、同線は宮古駅で三陸鉄道北リアス線(久慈まで)につながる。観光にも日常にも大事な路線である。
ここがちゃんとしていないと、宮古~釜石間の復旧後に影響が出る。残る宮古~釜石間の復旧は2018年度中を目途に現在進行中であり、復旧後は三陸鉄道に経営が移管される。移管後は、〔久慈〕~〔宮古〕の北リアス線、〔宮古〕~〔釜石〕の現JR山田線区間、釜石~〔盛〕の南リアス線が名実共に一体化される。
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今日で震災発生から6年7ヵ月になる。警察庁ウェブサイトの「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置(H29.9.8付)」によれば、亡くなられた方、行方不明の方の数は以下のとおり。
〇亡くなられた方
15,894人
〇行方不明の方
2,546人
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忘れまい。
T.O.S.
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修学旅行の準備で大忙しである。過日のLHR活動では、見学班編成やホテル部屋割り等をした。生徒にこんなことを尋ねた。
『沖縄で芸能人といえばだれ?
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生徒の意見では、タレントのりゅうちぇるさんと、ボクシングの元世界チャンピオン具志堅用高さんがトップを争い、最近引退表明をした安室奈美恵さんが3番目。安室さんは引退ニュースの影響が大きいだろう。3人以外に登場したのは、以下の人たちである。
・新垣結衣さん
・比嘉愛未さん
・満島ひかりさん
・三浦大地さん
一時の「沖縄ブーム」といわれた頃よりも、沖縄出身・ルーツを持つエンターテイナーが最近目立たないからか、それとも沖縄に興味がないからだろうか。
2017年の東京。研修医の永井圭(佐藤健)はトラックと衝突し死亡するが、その直後、肉体が回復し生還。不死身の新人類「亜人」であることが発覚する。圭は追われる身となり、亜人研究施設に監禁されるが、「帽子」と呼ばれる亜人のテロリスト・佐藤に助けられる。しかし、佐藤は国家転覆計画に加担しない圭を敵視。圭は佐藤の暴走を止めるために立ち上がる。(Movixの作品紹介から)
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作品の原作「亜人」を知ってはいたが、読んではいない。ほぼ予備知識ゼロで見に出かけた。「るろうに」の佐藤健さん主演、共演綾野剛さん。アクションが中途半端になることは絶対ない。そんな確信が持てる作品だからである。
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劇場で見た主人公永井役・佐藤健さんと、佐藤役・綾野剛さん二人のアクションシーン。予想を超えたすごいものだった。
ものがたりのクライマックス近くまで、佐藤さんはアクションシーンを含め、出番が少ない印象を受けた。最後の最後で大活躍だからいいのだが、ちょっと不思議な感じがした。
綾野さんの演じるテロリスト佐藤が、なぜテロリストになったのかを説明するシーンがある。設定としては、底知れぬ闇があるはずなのだが、それを出さない。妙に明るい。
元AKBという肩書きがとれた感のある川栄李奈さん。厚労省亜人管理委員会委員長戸崎のボディーガード・下村泉を演じる。自分は亜人であるが「体制側」にいるキャラクター。川栄さん、思った以上に動けることにおどろいた。かなりいい感じである。
SF設定としての亜人
「死なない」ということは「死ねない」ということ。「ALL YOU NEED IS KILL」の主人公ではないが、「死ねない」人間がいる世界が舞台である。
亜人にはIBM(Invisible Black Matter)を操る力もある。IBMの映像化は難しいと考えていたが、そんなことはなかった。
シリーズ化?
そんなことを予感させるエンディング。細かくは書かないが、そんな予感をもった。
かな。