今年のゴーヤは、なぜか実が短く、短いまますぐ赤くなってしまいます。素人の言い訳で、天候が不順だから・・・とすぐに自己納得させてしまいがちですが、土壌と肥料と植え方がネックになっているのかも。やはり学習の必要があるようです。
それでも、エコの緑のカーテンはしっかり達成できました。今年のこだわりは、日差しを考えてL字形に植えつけたところです。葉裏の涼しさは格別です。
「趣味の園芸」のゴーヤの収穫を観ていたら、私の収穫タイムはどうも遅すぎたようでした。しっかりと硬い実がいいと思っていたら、もう少し早いほうがいいようです。包丁を入れた時に、確かに種が固いし赤くなりかけていました。
木の幹ほどもある沖縄の大きな麩をいただきました。たっぷりとグルテンの入った直火焼きの麩です。小麦粉に含まれるタンパク質に水を加えてこねてできるグルテン。粘着力のあるタンパク質の塊で、これがないとパンもうどんも麩も「コシ」がなくなってしまうのだそうです。
手でちぎった麩を水で戻したあと、しっかり絞れば肉と同じように使えるので、ゴーヤ料理にぴったりです。
メイン料理に肉を使ったときに、ほかの料理にまた豚肉を使うとやはり心配。こんなときにこの麩を使うと、食感は鶏肉のようで味もさっぱりしてなかなかおいしくできます。低カロリーのヘルシーメニューです。沖縄では「麩チャンプルー」というようです。
今度の砂糖漬けは、前回とは少し違います。お茶のおけいこにも使うといって妹から教わったものです。何種類かの砂糖漬けを作りましたが、この作り方がお菓子らしくできて好評でした。ゴーヤの切り方と水少々がポイントです。
繊維に沿って拍子木に切ったゴーヤに、ゴーヤの量の40~50%の砂糖を入れよく混ぜてから火にかけます。その時に小さじ1ほどの水を加えるとスムーズにいきます。かなりゴーヤの汁が出てくるので、その汁気がなくなるまで気長に煮て、皿に取り冷蔵庫で冷やします。落ち着いたら砂糖をまぶします。
白ゴーヤがあることも知りました。苦みも少ないそうで、サラダのおしゃれな盛りつけの映像が出ていました。来年は挑戦してみたいと思います。