公演3か月前にやっとゲットしたベルリン交響楽団のチケット、サイドの席しか取れませんでしたがそれでも超満席。入場する人の期待にあふれた表情が晴れやかです。世界有数の楽団となると私の素人耳にも音の違いをはっきり識別できました。
指揮者のリオール・シャンバダール氏はこの楽団の首席指揮者を20年も続ける人で、会場のアクロスシンフォニーホールが『数ある日本の優れたホールの中でも、ゴージャスな雰囲気とホール全体を包み込むマイルドな響きで、世界トップ・クラスに位置する』と述べられていることに感激しています。
ヴァイオリンはイリヤ・カーラ氏。ベテランの紡ぎだす音は情感がこもり表情豊かでした。演目を見てチケットを求めたのですが、アンコール曲が本当に素晴らしかったのが感動です。非日常の世界に感激しながらも、帰り着いたのが10時半で夜道がちょっと怖かった・・・・。
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博多駅前のランドマーク「KITTE博多」がこの春に誕生。そのキーテナントに「博多マルイ」が入っています。ちょうどその前がバス停。振り向いて目の前にあるのが「イヴォ・コルシーニ1875」のスィーツ&カフェ。何でも日本初上陸とか。そこのソフトクリームがとてもおいしく料金もリーズナブルで、バス停に行くのが楽しみになりました。
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「ピカソ展」の終了間近という事で急遽JRで佐賀迄行ってきました。佐賀県立美術館はお城のお濠の中にあり、高いビル群の圧迫感もなく心落ち着くところです。バルーン大会が行われるのがなるほど納得です。
ピカソの画風が変化していくのがわかるように各章に分けられて分かりやすかったのと、マン・レイ等の写真家によるまるで物語化のような写真が数多く展示されているのが、これまでとは違った展覧会でした。ケルンのルートヴィッヒコレクションは、ピカソの作品を最も多く収蔵しているという事です。
ランチの後に食べたプレミア生ソフトクリーム「CREMIA(クレミア)」。シルクのプリーツを形どったクリームが優雅です。生クリーム25%のせいか融け方も速い。ベルギーiTQi優秀味覚賞の3つ星ソフト。眼下に街を見おろしながら最高の味でした。
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近くの大学の市民講座前期の最終回です。「映像で見るヨーロッパ」の最終回は、フランス映画「遥かな町へ」でした。
原作は漫画家、谷口ジロー氏。私は全く知らなかったのですが、パリではいくつかの冠や勲章の受賞経歴があると聞いて私の情報不足に恥じ入りました。
この映画は日本では未公開の作品で、原作者のことを聞かなかったら全くフランス人作と思う程でした。フィクションではあるが、現実=歴史と接続しているところが映画に重厚さを加えていると思いました。
全体的に色彩が美しく、さすがフランスの映画と一人合点していると、解説によればそれは小津安二郎監督の影響によるものだとか。その影響で映画がカラフルになっていったそうです。フランスでは「クロサワ」よりも「オズ」の方が評価されているとのこと。
日本のマンガがなぜ原作に…と思うかもしれないけど、フランスでは北斎の時代から日本の絵に対する関心と興味が深かったし、大学では漫画が芸術として扱われれているそうです。
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グループホームに入所している母を見舞うために妹と待ち合わせ。ランチを済ませてからという事で蕎麦茶寮「桃乃香」を予約してくれていました。
お昼の御膳は10割蕎麦のほかにランチのメインがエビ天orヤマメの塩焼き。今回はヤマメの塩焼きにしたらとてもおいしくて、頭まですっぽりいただきました。臭みがなくて柔らかくて。
ちょっぴりのご飯にも蕎麦が入っているし、デザートは熱々の蕎麦がき。お茶もそば茶。予約しないと待たされるほどの満員でした。うどんと違い蕎麦となるとなぜか高級化します・・・。