夏休みから引き延ばしていた長崎のハウステンボス行きがやっと実現しました。21年前、オープンしたばかりの頃に来た時、娘は中学生。今度はその孫を連れてやってきました。
当時は植えたばかりの木も小さくて・・・。20年間で、成長したというよりは増殖したという方がピッタリな広大な街並みと、豊かに葉を茂らせた木々には隔世の感がありました。テーマパークのテーマは「ヨーロッパの街並み」とか。
ハウステンボス直営のホテル、ホテルアムステルダムに宿を取りました。
園内に唯一立地しているホテルなのでなかなか取れませんでした。本来なら2日間のパスポートが必要なところを、なんと期間限定で翌日の再入場券のプレゼントがありました。
朝食のレストランからみた園内。開園前に花の水遣りや舞台の設定が行われていました。ホテルが園内に立地しているので、開園前でも自由に散策できます。ラッキー!
ばーば 「ねえ、ほら 街が外国みたいでしょ!」
孫(5歳) 「・・・ボク 外国に行ったことがないからわからない・・・」
今回は子供の目線で行動しなくてはならず、老夫婦はちょっと戸惑いましたが、ガイドマップの見方に慣れてくると、だんだん子供の心に戻っていきます。
夫はアニメの「ONE PIECE」なんて初めて聞いたと思いますが、大人気だけあって、並んで待った「ONE PIECE ライドクルーズ」は圧巻。アニメのストーリを体験できるハラハラドキドキのスリリングな体験でした。孫も私も、もう一度乗りたかったけど・・・。
ホテルで仮面をくれたので、アムステルダム広場での仮面舞踏会に「ええぃ!」とばかりに参加。夜だし仮面を着ければ人格が変わります、いえ、変えられます。2ビート、4ビートのテンポの速いダンスに参加。実に快適でしたが、これが最初で最後。
日中はまだまだ暑く、カフェに駆け込む時は4人とも意見がまとまります。おいしかったのは台湾スイーツ雪花氷。街中でも静かなブームを呼んでいるようです。
二日間のハウステンボスでしたが、まだほんのちょっとしか見ていない感じがします。園内移動の乗り物は無料でどこにでも行けるのですが、なにせ時間が足りません。
「世界のワインとチーズ祭り」「世界のビール祭り」も始まっていましたが、余韻を残しながら特急「ハウステンボス号」で帰宅につきました。
5歳でも特急指定席は子供料金が発生するし、ホテルは大人料金が必要でした。小さくてもちゃんと一人前として扱われて存在を示した旅になり、ちょっと不可思議な思いでしたが、とっても楽しい時間を過ごすことが出来ました。