新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

猛暑に活躍したもの

2013年08月31日 | 住まい&掃除

猛暑に遊びに来ていた5歳の孫が、お風呂から出てきてしみじみ言った言葉。「 あ~ぁ、涼しーい!いいね~、ばばんちは壁に扇風機がくっついていて・・・」
壁掛け式扇風機は20年前から使っていて、今のは2代目。毎年活躍しているのに、今年初めてその言葉を聞いたのは、やっぱりこの夏の暑さは子供にも耐えられないものだったのですね~。
Img_2384Img_2380

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壁に取り付けたのは、ほかならぬ私。重たい扇風機をしっかり壁に取り付けるためには、壁の中の桟を確認しないといけません。そこで活躍するのが写真のセンサーです。これがあれば、額ぶちの鋲を打つときも便利です。
お風呂上り、洗面時、はては洗濯物に風を当てるのにも使います。家族は当然のごとく使っていますが、アイディアも取り付け作業も「私」なんですよo(^-^)o 



Img_2381_2Img_2382_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

換気扇。エアコンだけより、これを併用したら体感温度は1℃は違います。ボルネイドの音は大きいけど渦巻き状の風が強力で、暖房時にも重宝しています。
もう一つ、台所の卓上扇風機。リビングから流れてくる風を受けて、上半身に冷たい風邪を送ってくれて、調理中のイライラ解消グッズです。2000円でこんなに快適なことを人にも勧めています。(ガラス戸の向こうは緑のカーテン)
調理中の暑さの不快さは主婦にしかわからないと思い、娘にも強引に送り付けるとずいぶん感謝されました。



Img_2386Img_2389_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱中症対策として5年前に2セット購入した「アイスリュック」です。専用保冷剤2個使います。庭仕事にとても重宝します。夫は外出時にも使っています。保冷剤が意外に長く持つんですよ。

もう一つ。ケーキなどについてくる小さな保冷剤の利用です。外出時にとても重宝しました。
これを入れるために、二重ガーゼの残り布でざっと袋状に縫ったものです。
最初はハンカチに包んでいましたが、滑り落ちるのでこれを思いつきました。
ちょうど掌に入るくらいで、ポケットに入れたり、腕に挟んだり、汗を拭いたり・・・。タオル地は厚すぎて冷たさが伝わらないし、薄いハンカチは布が濡れてしまいます。二重ガーゼがばっちりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (10)

シンクの「三角コーナー」は不要

2013年08月28日 | 住まい&掃除

Img_2374台所の生ごみ処理は主婦にとって重要課題です。便利なペダル式のごみ箱も、そのうちに変なにおいが染みついて定期的に買い換えないといけません。

これがなかったらどんなに快適だろうとキッチンからごみ箱を無くしたのが昨年。少々見かけは悪いけど、代わりにスーパーのレジ袋の利用を考えたのです。
ストレーナーと三角コーナーのごみ ⇒ ビニール小袋 ⇒ レジ袋 ⇒ 外のごみバケツへと移るわけです。
レジ袋は毎日取り換えるので、夏場でも変なにおいのモトがなくなり快適になりました。そういえば姪の家に行った時も、最新式のキッチンには、なぜか三角コーナーはなくペーパーバッグにレジ袋を入れて使っていました。



Img_2372ある日、娘のうちに行ってみると、シンクから三角コーナーが消えて、代わりにビニール袋を敷いた小さな容器に生ごみを捨てていました。なるほどシンクがきれいにしています。
シンクには三角コーナーを置くべきと思い込んでいた固い頭を反省・・・。私もさっそく真似をして三角コーナーをなくしました。蓋付きのなるべく明るい柄の容器にしました。容器のごみがたまったらレジ袋に移します。

次に娘の家に行ったときに、今度は深型ストレーナーを浅型に代えていました。深型は生ゴミが分厚くたまり、匂いやヌメリの原因になるからというのです。なるほど、若い人たちの考えは合理的です。
そこでまた、私も真似をして深型を浅型ストレーナーに代えました。浅型なら最小限のごみを適時処理すればいいし、排水口の側面にヌメリも出来にくくなりました。
三角コーナーも追放したし、20年も使ってきたキッチンに「変革」をおこしました。


Img_2371Img_2375

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三角コーナーから常時流れ出るごみの水分で、シンクは薄く色がつき、掃除も大変です。この方法に代えてからは、シンクが汚れにくくなり、排水口も快適に。ヌメリがないということは実に快適です。物理的心理的負担がずいぶん軽減しました。

 

つい先日、新聞に「キッチン周りのごみの処理」と題した記事が載りました。まさにこれと同じような内容です。新聞が全国版の記事にしたということで、味方を得たように嬉しくなりここにアップしました。今はレジ袋が少ないので、使えそうなビニール袋はためておいて毎日交換しています。

Photoシンクの掃除には「ハイネリー」を使いました。酸素系、塩素系、クレンザーなど使ってみましたが、これが一番。

生協で買ったものですが、天然油脂・無リンの練り状石鹸です。陶器、プラスチック、ガラス、電化製品と幅広く使えて安価なクリーナーです。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (11)

ポーク「ピ」ンズ

2013年08月24日 | くらし

私の昭和30年代の学校給食「ポークンズ」・・・、この呼び方には郷愁があります。「ぴんず」ではなく、「pork」+「beans」で「ポークーンズ」だと知ったのは長ずるに及んでからでした。献立表にもたしかに「」と書いてありました・・・。
」という発音が何となく、高度成長期に入った明るい雰囲気に合っていたのかもしれません。あのころはまだ貧しくてもみんな上を向いていました。元気でした。エネルギーがありました。

私は完全給食が始まった歴史の生き証人(?)。ミルク用、おかず用、パン用のアルマイトの食器の費用は自己負担があたりまえ、給食当番のエプロンも三角巾もまだ着用しない時代でした。衛生思想は国が豊かになるのと同時進行なんですね~。

給食室では給食のおばさんが櫂ほどもある木杓子で大きな鍋をかきまわし、そこから流れてくるおいしそうなにおいに給食時間を心待ちにしていました。
味のないコッペパンはジャムやマーガリンがないと食べられないもので、いまだに不評の脱脂粉乳ですが、たまにココアを混ぜてありました。
今でも、食器のカラカラ鳴る器で食べた給食は、小学時代を象徴する懐かしーい思い出です。

昭和30年といえばまだまだ卓袱台での食事が主流、食生活の楽しみは少ない時代でしたが、給食のメニューには、シチューやポーク
ンズ、クジラの立田揚げ、ご汁、豚汁、煮込みうどん、カレーライスがとてもご馳走に思えました。それに大きなお鍋で作るごった煮はとてもおいしいのです。冷たいお弁当からの解放でもありました。

私がトマトの煮込みが好きなのは当時の給食が原点です。私には幾つになってもポーク
ンズで、時々一人でつぶやいてはクスクス・・・。という訳で、夕食のポークピンズと「もやしとピーマンの卵焼き」 です。

Img_2355

卵焼きは、おしゃべりクッキング「もやしとピーマンの卵焼き」、ジャンルは「中華」。どこが中華なのかな? 
もやしと赤、緑のピーマン、ハムが入ってしっかりした惣菜にはなっています。オクラは庭で採れたもの。小松菜はカニカマのあんかけです。

この暑さでは買い物への気力はゼロ、冷蔵庫にあるものでも結構栄養のバランスはとれました。

コメント (10)

ゴーヤのスムージー

2013年08月18日 | 食・レシピ

ゴーヤジュースのことはしばしば耳にしましたが、苦みのエキスみたいなものと想像して、なかなか作る勇気がありませんでいた。
しかしその記事を信頼するTOMOKOさんのブログで見て、「作ってみよう!」と一歩踏み出すことにしました。

Img_2351

材料(2人前)  ゴーヤ薄切り・・・50~80g、 バナナ・・・50g、  もも・・・半個、
キーウィー・・・半個、 梅シロップの梅・・・1個、  梅シロップ・・大さじ1
牛乳・・・100ml、 ヨーグルト・・・大さじ2

口をつけるまでがびくびく・・・。
恐るおそるひと口・・・。「おいしい!苦くない!」。想像を完全に払拭する想定外のおいしさに驚きました。結構うるさい夫の評価も「はなまる」でした。 
かすかに舌の奥に苦みが残りますが、この苦味はコーヒーみたいに病みつきになる苦味です。ジュースというよりは、スムージーといったところです。

朝食に、昼の喉が渇いたときに、と健康メニューとしてはばかることなく飲めます。材料は果物なら何でもいいようです。酸味を加えると苦みを抑えることが出来るそうです。tomokoさんと同じよう梅シロップを使いましたが、お酢でもいいようです。

ゴーヤライスもそうですが、「イメージ」と「おいしさ」の落差の大きいメニューが、このジュースでした。ゴーヤを少しづつ増やしていく予定です。
          

コメント (7)

黒田官兵衛に関する本

2013年08月17日 | 本・新聞小説

Img_1694酷暑真っ最中の去る5日、来年の大河ドラマ「軍師 黒田官兵衛」の主人公岡田准一さんが、博多区の官兵衛の墓所、崇福禅寺を訪れました。

そして今日、新たな主要な出演者の発表がありました。織田信長を江口洋介さん、秀吉を竹中直人さんが演じるそうで、なかなか面白くなりそうです。

岡田さんは、もともと歴史好きで、今は官兵衛関連の本を読みあさっているとのことで、どんな本か興味津々。
官兵衛は福岡藩祖。身近な題材だけに、ただ眺めているだけでは・・・と思い、ドラマのことが発表になるや、いろいろな作家の本を読んで官兵衛を立体的に見ようを思いました。


∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞∞-*-∞-*-∞-*
◆ 葉室麟 『風の軍師 黒田官兵衛   官兵衛はキリシタンでもあり、その動きの背後にはイエズス会があり、インドのゴア、ルネサンス後期のイタリアまでが出てきて世界史的な規模の広がりを見せてくれます。
秀吉のキリシタン弾圧に「太閤謀殺」を目論んだり、キリシタンの自由の国を九州に作るべく挙兵をしたりという、今までにない斬新な官兵衛が書かれています。
資料が残っていないというだけで、もしかしたらこんなのもありかな…と思ってしまうストーリーです。


∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞∞-*-∞-*-∞-*

戦国時代秀吉のもとにいた「二兵衛」、つまり「竹中半兵衛」と「黒田官兵衛」の名軍師としての生きざまを書いた本です。 
◆ 火坂雅志 『軍師の門 上』   竹中半兵衛の知略で秀吉が信長に認められていく様子、半兵衛と官兵衛の絆、説得に行った荒木村重に官兵衛が幽閉され過酷な地下牢生活を送るところが書かれています        

◆ 火坂雅志 『軍師の門 下  官兵衛の稀代の知略謀略に秀吉は絶大な信頼を置く一方、自分の権力を脅かしかねない官兵衛を次第に遠ざけていくところが書かれています。官兵衛は信義を重んじ、その人柄から敵からも家来からも信頼されます。
官兵衛の幽閉を敵方に寝返ったと勘違いした信長は、子の松寿丸(後の長政 )の打ち首を命じますが、半兵衛の機転でひそかに隠され生かされます。
のちに事実がわかると「官兵衛に対面すべき面目なし」と信長にいわせて、長政は官兵衛のもとに返されるという感動の場面もあります。
竹中半兵衛がいなかったら、黒田藩はなかった・・・ということになります。



∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞∞-*-∞-*-∞-*

これは前に読んだ事がありますが、地名、人名、人物相関図が複雑です。火坂氏の2冊の本で歴史の流れを確認した後、もう一度この4冊をじっくり読み直しました。
 司馬遼太郎 『播磨灘物語』 (一、二、三、四巻)  やはり司馬氏の小説は重厚感があり、歯切れのいい文体でストーリーも軽快に進みます感想は「以前のブログ」で書いていますが、今回でやっと内容の把握がしっかりできました。



∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞∞-*-∞-*-∞-*

信長とは対照的な人格の官兵衛が、なぜ冷酷非道な人物像を持つ信長の配下に加わる事に奔走したのか・・・、その部分が気になって読みました。

◆ 辻邦生 『安土往還記』 信長の時代に渡来した外国人船員が、信長との交流の中でみた「大殿」の心と行動を、辻氏特有の美しい文体と表現で描いています。
『いかなる信仰も持たず、狂気のように、この世の道理を純粋にもとめ、自己に課した掟に一貫して忠実であろうとする』信長を肯定した見方で描いています。



∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞-*-∞∞-*-∞-*-∞-*-

兵衛はキリシタンですが、なぜ惹かれたのか・・・。その原点になる部分が出てこないかと読んでみました。

◆ ピーター・ミルワード 松本たま訳 『ザビエルのみた日本』

コメント (9)

火を使わなかった夕食の準備

2013年08月11日 | 食・レシピ

連日の酷暑に冷たいスープのガスパチョの登場もたびたびで、いささか飽きのモードに入ったところ。
そんな時に、今朝の朝刊に、料理記事「ヨーグルトビシソワーズ」が目に入りました。生クリームでなくヨーグルトを使うところに、よりさっぱり感がイメージできました。「よし作ろう!」

目新しい食材も必要ないし、朝食のあと片付けの後、すぐに下ごしらえ。15分もかかりません。4人分のレシピなので、二人家族には食事2回分のメニューになるし、何よりも朝作っておけば、夕方の暑さの中で火を使う調理から解放されます。

 ♪:;;;:♪:;;;:♪  ヨーグルトビシソワーズ (4人分) :;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;

Img_2309

● ジャガイモ 2個(300g)  ● 玉ねぎ 1/2個(100g)  ● バター(20g)
● A( 水500ml  固形スープの素1個  塩コショウ )
● B( プレーンヨーグルト200ml  牛乳200ml )
● キュウリ  1/4本


①ジャガイモは5ミリのイチョウ切り、玉ねぎは薄切り
②鍋にバターを溶かし、玉ねぎを中火で炒め、透き通ってきたら、ジャガイモとAを加えます。弱めの中火で蓋をして、約10分煮ます。
③ジャガイモが柔らかくなったら火を止め、あら熱がとれたら容器に移し冷蔵庫で冷やします
④夕食時に(二人分の場合)、容器の半量をミキサーに入れ、ヨーグルトも半量の100ml、牛乳も半量の100mlを加えてスイッチを入れるとできあがりです。
きゅうりを浮かべると、それだけで目にも涼しい簡単ビシソワーズの出来上がりです。

夕食の準備で、どうせなら火を使いたくないな・・・、と冷蔵庫をみるとありました!「
塩豚」の残りが! カボチャの煮つけの残りが! それに、スープに使った残りのキュウリを使えば、全く火を使わなくて済みそうです。

キュウリにかけているのは
梅味噌。赤みそと梅と砂糖をほぼ同量漬け込んだ3年もの。色は悪いですが、とろ~りのマイルドな酢味噌です。
海苔巻きおにぎりの中身は、ジャコ入りのわかめご飯です。これも1食分ずつ冷凍していた物を使いました。こんな時の強力な助っ人が「ゴーヤの佃煮」です。

 
♪:;;;:♪:;;;:♪   塩豚    :;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

 ● 豚肩ロース 500g  ● 塩大さじ 1+1/2 (20g)

① 豚肉は塩をまぶしてポリ袋に入れ、口を閉じて冷蔵庫に4,5日置きます。
② 肉汁を洗い流し、鍋に入れてかぶるくらいの熱湯を加えて強火にかけます。煮立ったら弱火にして蓋をずらして40~50分茹でます。クシを挿して澄んだ汁が出れば出来上がり。火を止めてそのまま冷まします。残った時は冷蔵庫で1週間は保存できます。

塩豚には、ソースが必要ないくらいにちょうどよい加減の塩味がついています。胡椒もなく塩だけの味付けですが、これが実にさっぱりして、暑い夏には病みつきになります。「Simple is the best 」  これがまさに酷暑の味付けです。

という訳で、今日の夕食は全く火を使いませんでした。レンジの汚れもなくて後片付けも簡
単!こんな風に手が抜ける時にこそ「主婦の充実感」を味わいます。 

明日の朝も残りのビシソワース。そして夕食には、塩豚の茹で汁を使った野菜スープにでもしましょうか。茹で汁にはおいしい味が出ていますから。

コメント (9)