2006年から始めた我が家の緑のカーテンづくりも今年で6年目。今では2階のバルコニーから長く垂らしたゴーヤのカーテンが夏の風物詩になっています。今年は大地震後のエネルギー供給危機が叫ばれて、「緑のカーテン」の文字が日本列島を駆け巡りました。
福岡市も「緑のカーテンコンクール」を募集しており、私もつい肩肘を張ってしまいました・・・。でも今年は葉の茂り具合が悪く、実の収穫はあるものの本命のカーテンは「レースのカーテン」になってしまいました。連作はよくないと聞き、接ぎ木の苗を買い求めたのですが・・・。でも食卓を潤すには十分な収穫があり、栄養価の面でもかなり夏バテ防止になった気がします。
★今年の新作はゴーヤとトマトと豆腐のチーズ焼き。ガス台を使わない嬉しいレシピで、テレビ料理をアレンジしたものです。
①ゴーヤの薄切りと玉ねぎの薄切りに塩をして、しばらくおいてからしっかり絞ります。ツナ缶と混ぜマヨネーズで和えます。
②オーブンに使える器に上の①の半分を敷きその上にトマトのざく切り、その上に水を切った豆腐を一口大に切っで並べます。
③それをもう一回繰り返して6層にして、最後にとろけるチーズを乗せて、230度のオーブンで15分焼きます。特に調味料を加える必要はありません。庭で採れたミニトマトを使いましたが、桃太郎などをクシに切って使えばもっとおいしくなります。
①イチゴジャムを作る要領で、切ったゴーヤに砂糖をまぶしてしばらく置いておくと水分がでてきます。
②それを水気がなくなるまで、中火で焦げないように時々かき混ぜながら煮詰めます。
③ざるに入れて天日干しをした後、抹茶を入れたグラニュー糖をまぶせば出来上がり。なかなか好評の味です。
冷蔵庫で冷やしたトマトのシロップ煮も、さっぱりした食感が涼をよびます。冷蔵庫で凍らせたミニトマトを水につけるとさっと薄皮が剥けます。別にシロップを作りレモン少々で香りをつけ、その中にトマトを入れて冷やせばOK。
★夏のつらい調理時間を短縮できる簡単料理の一品、夏に一度は食べたいおいしいミョウガ寿司です。
①ミョウガは縦に2つ切り。さっとゆでて、内側を取り出し、外皮と一緒にすし酢につけておきます。
②すし飯を作ります。
③①のミョウガの内側を刻み、ゴマといっしょにすし飯に混ぜ、小さ目に握ります。その上にミョウガの外皮を乗せれば出来上がり。青しそを敷くと色も味もさえます。
★ゴーヤとナスの味噌炒め。今年はナスが加わったところが今までと違うところで、相性抜群です。
①ナスもゴーヤも短冊に切ります。
②砂糖大匙1、みりん大匙1、味噌大匙2、少々のチキンだしを混ぜて調味液を作ります。③豚肉、ナス、ゴーヤの順に炒め、火が通ったら①の調味液で味付けをします。
今まで調味料をいろいろ試しましたが、この砂糖:みりん:味噌が1:1:2の比率が一番おいしいのにたどりつきました。ゴーヤの苦みも緩和されます。