新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

石垣牛

2009年11月21日 | 食・レシピ

Isigaki_001今、石垣島に滞在しているという息子から石垣牛のリブロースが送られてきました。時間が取れると飛んで行きたくなるところのようで、石垣牛のおいしさのおすそ分けを気遣ってくれたようです。

空気のいい南の島でストレスもなく育った牛なのでしょうか、柔らかくてジューシーで、家のキッチンで焼いてもおいしさが損なわれないところもすばらしいと思います。

JA認証済みの確かさのシールにブランド牛の誇りがうかがえます。石垣のさらさらした塩もついていました。

Isigakigyu20_002_2せっかくだからと、ステーキに合うメニューにしました。ほうれんそうのチーズグラタン、ブロッコリーのスープ、クレソンとグレープフルーツのサラダ。ワインは赤で。

私は奄美より南には行ったことがないので、サンゴ礁のコバルトブルーの海を想像しながら堪能しました。高かっただろうなと・・・と親心がちらりと顔を出しましたが、やはりおいしさには勝てませんでした。

食べながら、今まで食べたビフテキの中でも、もっともおいしい部類に入るという結論に達しました。

食べても食べても「終わり」のないロスでの巨大ビフテキに話が飛びました。あれをおいしいと思うアメリカ人と比較して、日本人の舌の確かさ、育牛の技術の高さを賞賛しあいました。

            

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友人から今年も、秋色の柿が送られてきました。1000本もある柿園は専門家に任せて、自家用にと、数本だけ見よう見まねで自分で育てた柿だということです。が、なんのなんの店頭の柿よりも立派でした。

1個10センチ、400グラムもあります。柿はやはり剥いて食べるのが一番。後は白和えかな。

庭先のなだらかな山に続く見事な柿園は、自然を独り占めにした感さえあります。今頃は柿の葉の色づきと柿の実で、どんなにか素晴らしい眺めでしょう。

 

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簡単手抜き料理

2009年11月11日 | 食・レシピ

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店頭のサツマイモ、今年はおいしそうです。さっそくタジン鍋を使って手抜き料理を。サツマイモをサイコロに切って8分ぐらいレンジでチン。出来上がったらすぐバターをかけて、皿にとり分け上からアイスクリームを少々乗せるだけ。サツマイモの味を逃がさず、おいしい懐かしいメニューです。小腹が空いたときにぴったりです。

右は例の通り、冷蔵庫にある野菜を適当に鍋に乗せ豚肉でおおいました。上にはサツマイモの輪切りを乗せて栗風に。左のメニューは、オイルサーディンのパセリ焼き。皿に玉ねぎのみじん切りを広げ、上にオイルサーディンを乗せ、その上にそれぞれ大匙1のパセリ、パン粉、粉チーズを混ぜたものを乗せ、缶詰のオイルを少したらしておきます。オーブンで焦げ目がつくくらいに焼けばワインにぴったりです。

ワインは、清里の旅行の折に、特急の車内販売で買った甲州産。九州ではお酒の車内販売はありますが、ワインということに心惹かれてうっかり買ってしまいました。羽田で液体に気づいて大変でした。

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ベルリンの壁のかけら

2009年11月09日 | 歴史

Touou1_016 20年前の今日、1989年11月9日の衝撃的なニュースを忘れることができません。

ベルリンの壁の事実上の崩壊。10日の未明には壁の上に乗った市民が、ハンマーでそれを打ち砕いている映像を、全世界の人たちが歴史の生き証人として見守りました。東独の市民が独裁政権を恐れずに民主化を求めた・・・、この崇高な戦いは20世紀の終わりに素晴らしい歴史的な出来事だったと思います。

 あれから20年。ドイツにはもう壁のことすら知らない人も増えてきたようですが、「冷戦」や「壁」の言葉を、政治の仔細はわからないまでも耳にし続けた私は、その映像を胸が熱くなる思いで見ていました。あの強固な壁を崩すことはできないだろうと想像していただけに、ハンマーの一振りに自由を求める人間の心情が痛いほど伝わってきました。

Kabe_011_25年前に訪れたベルリンは、ちょうど壁崩壊から15年経ったときでした。この壁のかけらは壁博物館・チェックポイントチャーリーハウスで買ったものです。悲劇の記憶として、歴史の証拠として価値あるものです。博物館にはベルリン封鎖当時の様子や壁を乗り越えた失敗、成功談など、目を覆いたくなるような悲劇にみんな声を少なくして見入っていました。

上段の写真は、「イーストサイドギャリー」と呼ばれ、残された1300mの壁の一部です。旧ソ連と旧東独のトップ、ブレジネフとホーネッカーの情熱的なキスシーンを描いた人気の壁画です。

壁崩壊後の1990年に、世界の118人の画家が思い思いに描いたもので、私が5年前に訪れた時にはかなり痛んでいました。20周年を前にきれいに修復されているそうです。

Touou1_024 特に壁崩壊の前にチェックポイントチャーリーを通過して東ベルリンに入ったことのある夫は、民主化されたドイツにその感慨もひとしおのようでした。

ドイツは悲願の統一を果たしましたが、もとの東ドイツは失業率も高く東西ドイツの格差が問題になっています。

東西冷戦終結の後に登場したグローバル化。この中で貧富の差や環境問題が深刻化していることも歴史の事実です。

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タジン鍋で蒸し野菜

2009年11月07日 | 食・レシピ

今話題沸騰のタジン鍋。先に友人が買ってGOサインが出ていたので早速Lサイズを買い求めました。

Tajin_009タジン鍋のルーツはモロッコ。独特の三角形の蓋の中で、肉や野菜などの食材の持つ水分が循環して蒸し上がるのです。油も水も使わずに食材のうまみを生かせるところが、なるほどスゴイところです。メーカーによっては、日本人向けに蓋に穴をあけたものもあるとか。直火、電子レンジの両方が使えます。

まだレパートリーは少なく、もっぱら野菜をたくさん摂るために蒸し野菜用に使っています。今日のお昼の蒸し野菜がこれ。キャベツ、かぼちゃ、里芋、ニンジン、生シイタケにベーコンを少しだけのせました。後は蓋をしてレンジで8分ぐらい適当に。ぽん酢でいただきます。これで野菜が500gも摂れました。たっぷりの野菜は食べ過ぎることはありません。

これに肉を加えたらメイン料理になります。主婦にとっては申し訳ないくらいに手抜きができそう。

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