新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

春野菜

2007年03月29日 | 食・レシピ

0703289niwa_012お天気続きで、野菜屋さんの店頭には元気のいい野菜がずら~り!あれもこれもと買い込んでも、旬の野菜はびっくりするほど安いのです。

腱鞘炎になりそうなほど重たいキャベツは見るからに甘そうです。このうまみを残しておくためには…、そうそうキャベツに豚肉を巻き込んで、和風のダシでさっぱりと煮ましょう。春菊は茹でてチリメンじゃことおひたしに。それに大根おろし。トマトときゅうりはおつまみに使って…。

「料理」というほど手をかけなくても、春の野菜は返ってそのほうがおいしいのです。こんなにさっぱりメニューができました。ラッキー!

070328niwa_016天気予報にしたがって、またもや早々とアネモネとポピーを切り取って玄関に。が、それほどの雨は降らず、強制収容された花たちには申し訳ない…。玄関のドアを隔てて室内と戸外では、ちょっと可哀想かな・・・。

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クレソンのサラダ

2007年03月26日 | 食・レシピ

070325クレソン。この音の響きはおしゃれだし、春の響きです。

papahaponさんのブログで、「河原で摘んだクレソンを食卓へ…」というくだりを読んで、矢も盾もたまらず、早速買いに行きました。

河原で摘むほど買うには、あまりに高すぎるので二把だけ買って、サラダにしました。

クレソンはカロチンや鉄分が豊富で、ビタミンCと組み合わせると吸収がよくなるとか。日経新聞の「『かんたん美味』のレシピでからです。

グレープフルーツ1個の実と、クレソン80gの葉と茎を混ぜて、上からオリーブ大さじ1、塩小さじ1/4、こしょう少々、砂糖少々、酢大さじ1を順にかけて出来上がり。マイルドな酸味とちょっぴりのほろ苦さがとてもさっぱりしていて、2日も続けて作ってしまいました。

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今日の大濠公園の写真です。合成したら、同一人物の時間の経過がはっきり写って、面白いと思って載せてみました。日本の巻物やモネのひなげしの絵の親子も、確か時間の経過を描いていますよね。

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春の庭

2007年03月24日 | ガーデニング

Resize0017_1  070407hana_006                                            カレンダーと気温と陽光と春のムードがどうにか一致するようになって、ようやく春の庭らしくなってきました。あとスィートピーとラナンキュラス、チューリップが咲きそろうのを待つばかりです。

カロライナジャスミンがしっかりと蕾をつけています。ハナミズキは今年は蕾が少なく、ヤマボウシもまだまだ先のようです。種から育てたひなげしはもっと先の模様。5月には、スィートピーを取り払って、そこにゴーヤーの植え付け予定になっています。

西洋セツブン草がやっと花をつけました。小さな球根を植えてから5ヶ月。親指のつめほどの黄色の可憐な花です。白い花はラズベリー。丈の低い品種です。ミツバチがせわしなく飛んで来るので、結実に期待を持っています。

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070324niwa_011_3 翌日の天気予報にしたがって、前夜にポピーを切り取っていました。真夜中には、予報が当たって強風雨。早めの決断がラッキーでした。写真はその難を逃れたたポピーたちです。

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蒼き狼――地果て海尽きるまで

2007年03月22日 | 映画

Tingisu_kataroguモンゴル国が、チンギス・ハーンによる統一から800周年ということでとかく話題になっています。昨年は、「日本におけるモンゴル年」でした。日本とモンゴルの合作映画も作られました。総工費30億円、4か月のオール・モンゴルロケ。さっそく「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を観て来ました。

今、日経新聞に堺屋太一氏の『世界を造った男 チンギス・ハーン』が連載されています。堺屋氏は、チンギス・ハーンが勢力を拡大していく過程に、経済面からも切り込んで、ここはとても興味深く、今までのチンギス像、勢力拡大とは違う面が語られています。

井上靖氏の『蒼き狼』は、チンギスが広大な帝国を作っていく原動力を「青き狼のモンゴルの血」の証明だとし、その精神を昇華させた武力、政治、人事、家族の愛と憎の葛藤を描いた、簡潔で美しい文体の作品です。人をかみ殺す「狼」の物語が、井上氏特有の表現で格調高い文学作品になっているような気がします。

チンギスも長子ジュチも、その父親が誰か定かでなく苦悩しますが、モンゴル人であることを証明するのはただひとつ、「狼たれ。」ということでした。この父子の葛藤と苦悩は、「華麗なる一族」にも似ていると思いました。そういえば、山崎豊子さんは、毎日新聞で井上靖氏の部下だったんですよね。

この映画の原作は、てっきり井上靖氏と思っていたら、森村誠一氏でした。森村氏の本は読んではいませんが、大体似ていると思います。境屋氏、井上氏、それに司馬遼太郎氏の短編『戈壁の匈奴』を読んで3つのイメージを膨らませていくと面白とおもいます。そういえば、これは角川映画でした。随分お金がかかっていますから…。ちなみに「戈壁」は「ゴビ」と読むんだそうです。

映画評はいろいろあるようですが、私はモンゴルの草原の暮らし、服装、戦い、大地の距離感が今ひとつ実感として捉えられなかったので、27000人のエキストラを使ったというこの壮大な映画を、ぜひ見たいと思っていました。母ホエルン役の若村麻由美さんが好演、ジュチの苦悩、弟カサルのひかえめな役もよかったと思います。モンゴルの草原のイメージが少しつかめました。

Img_2042夫の誕生日だったので、食事をしたレストランで、こんな素敵なデザートのサービスがありました。糸のようなアメ細工にミントの葉を散らしたおしゃれなデザートです。心は、いくつになってもメルヘンの世界に遊ぶようです。

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'07 Holidays in 台北(5日目)

2007年03月20日 | '07 Holiday in 台北

070311taipei_112ホテルから空港までタクシーは1200NT$。日本でなら重たい荷物を考えてGOサインですが、台湾で4日も過ごせば、こちらの金銭感覚になって、「もったいない!」。 

そこで、125NT$のリムジンバスにしました。時間は50分です。郊外に道路も住宅もどんどん伸びていってます。台湾のエネルギーを感じました。出国の列には日本人より台湾人の方が多いくらいに、国交がなくても日本との距離は近いように思われます。

070311taipei_001 エバー航空の機体は、かわいいキティちゃんの絵が描かれ、シートのテレビもキティちゃん、食事のナプキンにもキティちゃんがでてきます。子供だったら喜ぶでしょうね。

緑豊かな島、おいしい食、多色カラーの寺廟、屋台、夜市、マッサージ、中国茶…と連想ゲームのように、独特の光景が浮かびます。

気温は、昼間は20度前後でしのぎやすい3月でした。5月に訪れたときは、ちょっと暑かったように記憶しているので、今はベストシーズンなのかも知れません。足腰に衰えがきても、台湾なら気楽に旅行できる「外国」として心に留めておきます。

070311taipei_106日本の話題映画『涙そうそう』が、台湾では『涙光閃閃』の看板になっていました。そういえば3年前、流行の『冬のソナタ』が『冬季戀歌』になっていました。

日本語は、助詞や助動詞にひらがなを、外来語はカタカナを使い、文章のつながりがスムーズにいきますが、台湾は漢字のみ。それも略字はないから、漢字を覚えるのが大変でしょう。日本人のひらがなは、すばらしい音標文字だと思います。外来文化を取り入れて、日本独自の文字文化を作りあげた日本人は、やはりセンスがあると思いました。

マッサージでの待ち時間に、隣に台湾人の学生らしき男の子2人がいました。英語は分からないということで、コミュニケーションの手段は漢字の筆談のみ。それでも半分分かって半分は分からない感じ。私が「F4」「流星花園」と書くと、「お~っ」と笑って大きくうなずきました。芸能関係が一番分かりやすいです。ちなみに「流星花園」とは「花より男子」の台湾バージョンで、日本でも少し話題になりました。F4みたいな若い人は、ほとんど見かけませんでしたけど。

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’07 Holidays in 台北(4日目)

2007年03月19日 | '07 Holiday in 台北

070311taipei_102今日は京劇を楽しみます。国家戯劇院での観劇は日時に制約があり、今回は「国立台湾戯曲学校」での観劇ツアーに参加しました。

MRT板南線の後山牌で下車。そこからタクシーで200NT$。台北市の郊外になると道路も広く、街並みも伸びやかで、新興の街のエネルギーとセンスのよさを感じました。写真は戯曲学校の正門です。

ここは、京劇俳優やスタッフを養成するための学校で、10歳から20まで、普通教科も並行して教える、いわば英才教育を行う場なのです。京劇を国内外に普及するために、週2回観劇ツアーが開催されて、ラッキーにもそれに巡り合わせました。

070311taipei_086_1前半は、いわばジャニーズジュニアみたいな10代前半の少年少女による飛んだり、跳ねたり、重なったりの美しい曲芸的な演技。次に2階の博物館で、英語班と日本語班に分かれて、京劇の歴史や衣装や道具などの解説を受けました。心に残ったのは、纏足(てんそく)です。下の写真の指差している赤い部分が靴で、ピンクのボンボンが付いています。締め付けられて、こんなに小さくしか成長できなかった足。愛玩視されていた頃の、女性の哀しい悲鳴が聞こえてくるようでした。実際に纏足を履いて演技するために、特別の道具を足にあてて履く訓練もするそうです。070311taipei_094_4 

最後に、ここのOBによる京劇がありました。《八仙過海》という神話です。アクロバットのような立ち回りや、きらびやかな衣装、カラフルな冠の説明を聞いていたので、その動きが少し理解できました。

心残りがないように、今度は全身マッサージでなく、足つぼマッサージをしました。30分で300NT$。日本の半額くらいでしょうか。足の血行がよくなって、歩くときはぽかぽかします。私は日本では、マッサージなんてやったこともありませんが、旅でのちょっぴり贅沢はGOサイン!

070311taipei_083午後はショッピング。前回に知り合った中国茶のお店へ。空港で買うより半額に近い値段です。店主の母上が日本人で、少し日本語も話されるし、茶業組合の栄誉理事長で信頼厚い方です。いつも写真のように中国茶を楽しそうに入れてくださいます。ここでの目的は2600mの梨山の高山茶を買うことです。ちょっと贅沢かなと思うけど、神戸のチャイナタウンでこれを買おうとしたら、100g9800円といわれてあわてて飛び出しました。ここでは半額で買えます。茶器は前回購入していたので、今度は茶盤(チャハン)を買いました。お湯を受ける台で、茶芸の作業台として使います。

070311taipei_110 最後の晩餐は、宿泊先のホテルでフカヒレスープを食べました。私はそんなにおいしいものとは思いませんが、夫はフカヒレと聞いただけでアドレナリンもの。確かに日本に比べたら安いのですが。ほかにおいしいものはたくさんあります。食事の途中で、NT$を使い切るために、私がまた中国茶を買いに走りました。これで、大体NT$は上手に使い切ったようです。

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’07 Holidays in 台北(3日目)

2007年03月18日 | '07 Holiday in 台北

070311taipei_055今日は日帰り温泉でリラックスします。MRT淡水線の北投駅から支線で一駅の新北投下車。旅館の名前も「熱海」とか「加賀屋」とか、日本統治時代の香りが残る山あいの温泉街です。日本情緒が感じられるものの、椰子の木群はやはり南国の香りがします。台北から近いのに日本人のツアー客と出会わないのは、まだ情報が行き渡っていないのでしょうか。地熱景観公園には、源泉が湧き出る池があり、川の色も白濁して硫黄のにおいがして、温泉の町を実感します。

 

070311taipei_065数ある温泉の中から料金と清潔さで選んだのが水都北投温泉会館。料金は、時間は制限なしの400NT$。屋上では水着着用の露天風呂に入って、青空と大気に開放感を味わいました。温度と泡の調節を変えた4つの浴槽があるのに、私たちだけの貸切風呂みたいでのんびりできました。夕方帰るときに、団体客が入ってきました。宿泊客のようで、私たちは空いた時間に利用できて、ラッキーでした。帰りは専用バスで北投駅まで送ってもらったし、なかなか親切です。

 

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                                                                         帰りは、淡水線の終点、淡水まで足を伸ばしました。前回来たときに気に入った街で、今回もこの海辺の町で食事をしようと決めていました。孔雀蛤の煮込みをたのんだら、びっくりする量が運ばれてきました。殻入れ用にと洗面器みたいな金のボールをぽんと置いていきました。壁に貼ってあった食べ方を真似て、ごらんのように手で食べます。手タレは夫。孔雀蛤とはムール貝のことだったのです。私はあまり好きではない貝でしたが、中華料理にハズレなし…と思って注文して正解でした。料理の仕方しだいで、こんなにおいしく食べられるものだと感心しました。

070311taipei_049今日も帰りは11時近くになりましたが、人通りの多いこと!ニューヨークは眠らない街と聞いていましたが、こちらも負けずに遅い!毎日乗り降りするMRTの駅の傍に、有名な龍山寺がありますが、夜中でもお参りの人が絶えません。有名な夜市と広場もあり、賑わいは昼間と同じ。でも絶対の安全、安心感があります。不思議な国です。

それぞれの建物の前の歩道が、軒並み高さも材質も違うのは、歩道はその建物の持ち主のものだからだそうです。せめて高さが同じならいいけれど、お店の珍品に気をとられがちなので、かなり注意して歩かないとつまづきます。当然歩道の上には住居部分が乗っかっています。ここの人は、建物のメンテナンスにあまり気を使わないようで、それが街をかなり雑然としたものにしている気がします。雨と暑さから守ってくれるおおらかな歩道は台湾式でいいですね~。

 

 

 

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’07 Holidays in 台北(2日目)

2007年03月18日 | '07 Holiday in 台北

Kokyugousei_1今日は、一日かけて故宮博物院の見学です。リニューアルオープンした故宮は翼を広げた鳳凰のようでした。設備もインテリアも近代的に模様替えされていました。当院創立80周年の企画展「大観」の開催で、その展示品は「一生難遇的看」というだけあって逸品ぞろいです。当院の収蔵文物は70万点。戦乱の中、よくもこれだけのものを、北京からはるばる台北まで運び出したものです。

Hakusai_1「翠玉白菜」と「肉形石」は当院の目玉らしく、3年前のリニューアルの最中にも展示してありましたが、やはり人だかりしています。(展示物は撮影禁止だったので、写真はネットでお借りしました。)

玉も石もいわば宝物。遇然の天然石に、白菜や豚の角煮など身近なものをイメージしたところが面白いと思います。このギャップに返って親しみがもてます。繊細で緻密な彫刻をした職人さんは、きっと彫ることが楽しかっただろうと想像しました。翠玉白菜は清朝の妃の嫁入り道具とか。上部にはキリギリスとバッタが彫られて子孫繁栄を意味しているそうです。すごいものを持って行くんですね~。

 

肉形石には、皮の毛穴や脂身まで彫りこんであり、三層のNikukei_2バラ肉の角煮の食感が伝わり、思わず箸を入れてみたくなるほど。もともと石に色はつけられないのを、研究を重ねて彩色を施したのだそうです。それにしてもすごい技術です。

Jyoyou「北宋汝窯特別展」のコーナーも見ものです。汝窯焼きは、潤いのある青空色が特色で青磁の王者といわれるそうです。その釉は「雨天後の青空」と表現され、現代では再現できない独特な焼きの技法だとか。世界に70点ほどしか残っていないといわれる汝窯青磁を、故宮は21点持っており、それに英国や東洋陶磁美術館からの貸し出しも合わせて、ガラスにケースにずらーっと収められた景観は圧巻で、それはそれは美しいものでした。

Kouteiken「北宋書画」のコーナーには、ぜひ見たかった黄庭堅の「松風閣詩」があります。照明を落としたケースの中で静かに、作者の人生を物語っているようでした。澄み切った横の線、のびやかな左の払い、軽やかな筆の起こしと止め。事前の情報を得ていて、ぜひみたい書でした。私のような素人にも本当の書のよさがわかりました。

 

 

日本語の音声ガイド聞きながら、300を越す展示物を見るには時間が足りず、最後は時計を気にしながら駆け足で回りました。美術館グッズも買いそびれましたが、それでも今回の旅の目的は無事達成です。

閉館まで粘った美術館巡りに足が悲鳴を上げました。そこでぴったりなのが台湾のマッサージです。これもスケジュールに入れていました。サロン風エステは料金も高いので、リーズナブルな老舗の、椅子がずらりと並んだお店に入りました。女性ばかりの政府認定のマッサージ師というだけあって、安心して利用できます。料金は日本円にして4000円弱。やはり日本より安いです。90分もあっという間に過ぎました。体からアクが抜けて軽くなった気分。マッサージが癖になりそうです。

070311taipei_047その後、遅い夕食です。アルコールを飲んでいる人は少ないけど、中国料理には相性抜群の陳年紹興酒をとりました。杏仁のデザートで締めくくり、ホテルへ。首都圏のせいか、10時なのに電車は満員。台湾の人は宵っ張りのようです。

 

 

 

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’07 Holidays in 台北(1日目)

2007年03月16日 | '07 Holiday in 台北

台湾の故宮博物院がリニューアルオープンしたとのニュースに、暑くなる前に台北旅行を計画しました。3年前に行ったときはリニューアルの最中で、一部しか見られなかったという残念さを残していました。

070311taipei_005_1台湾は、福岡から飛行機で2時間余りの地の利を得ています。北海道へ行くのと変わりませんが、そこはやはり国際線、ちゃんと食事がでます。3月1日から厳しくなったという手荷物検査で、液体、ゲル、クリーム類などは、合わせて手のひらサイズのビニール袋に入る分だけしか持ち込めません。ペットボトルも持ち込み禁止。宿は、以前ツアーで使ったホテルを、朝食付きでかなり安くネットで手配しました。地下鉄に近く、雑多な界隈にあり、近代的でなく、「これぞ台湾!」が実感できて、なんとなく好きです。

 

 

070311taipei_014まずは、世界一高い508mの「台北101」へ。5階から382mの展望台へは、エレベーターで37秒。これは日本製でした。インテリアは、要所要所に台湾的なモチーフがあり、日本人の感覚からちょっとずれている感じはしますが、エキゾチックで美しいビルでした。

入場料NT$350、展望台のアイスNT$105と、台湾にしては高すぎ。それに比べて、地下のフードコートはアジアの食・40店が軒を連ね安い、安い! NT$100からあり、味もなかなかのもの。でも台湾の人は食事のときにアルコールをとらないのか、男性グループ、カップルでもジュースなんですね~。日本のビールがおいてあり、私たちだけが飲んでいる感じでした。

070311taipei_008_1 電車(MRT)は、安い、速い、清潔で快適。路線が少ない割りには便利で、運行間隔も短く、乗車方法が簡単明瞭。移動はほとんどこれを使ったので、交通費はかなり安上がりになりました。明日からは、時間にとらわれないのんびりの旅をしようと思っています。3年前より、かなり便利で美しく大きく成長している台湾です。

 

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短足チューリップと「ずんだ大福」

2007年03月06日 | 食・レシピ

070306niwa_028 3月1日にアップした、花茎の短いチューリップが、赤い花びらを広げました。相変わらず「足」の長さはそのまま。プレイボーイも形無し。でもなんとなくダックスフントを思い起こさせて愛嬌があります。春嵐が吹いてもこれなら安心。

チューリップはショーウィナーという品種でオランダ産、調べてみると珍しい花に入っています。写真を見ると、本来はこんなに足が短くはないんです。水仙はティータティータ。回りをクロッカス20球が取り囲んでいます。心配していたクリスマスローズ4種も、花茎がどんどん伸びて正常になりました。

 

070306niwa_019冷凍ですが、北海道産の枝豆が手に入ったのでり、「ずんだ大福」を作りました。「ずんだ」という響きに惹かれて久しく、初めて口にしたのはデパートのみちのく物産展でした。それをイメージして作るのだから、自己流なのですが…。1袋分を茹でて薄皮を剥き、これを包丁でざっと切り、すり鉢で根気よくつぶします。色鮮やかなずんだ餡です。砂糖のほか、しっとりさせるために蜂蜜大さじ1が入っています。本来は、お餅の上にずんだ餡をのせるらしいですが、白玉粉で作った牛皮でくるんで、大福にしてみました。

 

 

 

 

070306niwa_023牛皮は、白玉子120g、砂糖80g、水1カップをよく混ぜて、ラップをしてレンジで3分。取り出してよく混ぜてまた3分。片栗粉を敷いたまな板に取り出し、一口大に切って丸め、平たく伸ばして皮を作り、ずんだ餡を入れて丸めれば出来上がり。小豆餡と違って火の上で練る必要もなく、つぶしながら甘さの調節ができるので、簡単に作れます。

070306zunda_003残りのずんだ餡で、冷凍庫に入っているお餅を茹でて使いました。こんな具合です。

 

 

 

 

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♪世界にひとつだけのブログ゛本

2007年03月03日 | 本・新聞小説

070303hon_009_2ブログをはじめて2年半、エントリー数も200を超えました。公開日記だから、心の襞までは書けませんが、紛れもなく私の足跡なのです。だから、これをWebでなく何か物理的な形で残したいと常々思っていました。

そんな折、日経新聞・日曜版に『ブログを形に 自分だけの本』という見出しの記事が載りました。私の思いとぴったり一致するし、カラー印刷でも負担になるほどの価格ではありません。さっそく「ブログ製本」の夢に向かって動くことにしました。

070303hon_007 サービスの会社に登録して、ファイルデーター、書体、文字の大きさ、カラーなどを選択して申し込み、送られてくる「PDF]で本のイメージを確かめます。ブログの文字列を本の文字列に変えるのだから多少手こずりました。もちろん自分でやるのですが、何回も無料の校正がきくので、4日間を費やし、納得いくまでやり直しました。

メールでの問い合わせにも、すぐに返事がきて、経営者の心意気を感じます。2月28日の夜に製本申し込み。翌3月1日正午に料金振込み。それから製本に取りかかって、3月3日3時に宅配で手元に!

表紙には、紛れもなく『遊歩道』のタイトルと著者名が印刷されています。サイズは188mm×127mm。288ページ。一連の工程に無駄がなくスピーディで、消費者のニーズに合ったものでした。製本サービスは、ブログ出版局(ジー・エヌ・エヌ)    print.cssj.jp/  です。

日記帳を活字にしただけといえばそれまでですが、目次がつき、カバーがつき、背表紙にもタイトルが入った「本」はやはり嬉しいものです。

テレビで、長崎の高校の卒業式に予告なしの飛び入りをしたGACKTサンが『夢は見るものでなく、かなえるものだ』といっていました。

私はちょうど同じ日に製本の料金を振り込んだので、その言葉を感慨深くかみしめていました。

070303hon_010今日はひな祭りでいい記念になりました。我が家のお雛様もアップしておきます。手のひらサイズですが、小さな顔の表情がかわいいお雛様です。姉の友人の作品です。

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雪割草

2007年03月01日 | ガーデニング

070301niwa_011_1我が家の庭で初めて咲いた、初めて見た花、雪割草です。こんなに美しい名前をつける日本人の感性を誇らしく思います。苗を買ったのは、まずこの名前に惹かれたからでした。数ヶ月何の変化もなかったし、暖冬だったし、「割る」雪もなかったことから、花が咲くなんて思ってもみませんでした。

5日前に小さな蕾を見つけ、今日はこの開花。私の親指の爪より小さい花です。葉はしっかりしていてちょっと厚く、花びらは7枚。ほかに蕾はないから多分これで終わりでしょう。開花後の手入れが結構大変そうです。

070301niwa_016 これはチューリップです。この花は、蕾がいきなり地面から出てとても窮屈そう。ふつうのより花丈が短いということで買ったのですが、こう短いと上からしか観賞できないでしょう。

ずっと前、「その心は、はな(鼻)の下が長~い!」とかいって、プレイボーイの掛け言葉に使っていませんでした…?長いはずの茎がこんなに短いと、女性を追いかけることもできませんね!? 時代が変われば、花も掛け言葉も様変わりってところですね?

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