新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

2年経過の換気扇

2015年10月27日 | 住まい&掃除

  

  ファンとオイルパックの取り外しが簡単、ほとんど汚れはないけど洗剤で洗って  →   内部を拭きます

   

 ファンをカチッと差し込み → オイルパックを取り付けて → 整流板をセットしておそうじ完了!

高齢者になってからのことを考えて取り換えたのが2年前。キッチンの掃除で最も手間がかかりストレスになる部分だったので、掃除が簡単で油だれもないのは何という快適さ。とても気に入っています。
今はこんなファンが一般的かもしれませんが、それまで大切に使っていた旧式のものをバッサリ「切る」という事に抵抗があり胸も痛みました。が、いずれ取り換えの時期が来ることを思えば早い方がいいと思い、取り換えて大成功!

カバーの役割をする整流版に油煙がつく程度でオイルパックにはほとんど溜まりません。説明書によれば、取り外さずに月1回の拭き掃除、取り外しての掃除は3か月に1回程度となっています。それをもう少し小まめにすれば、2年経ってもまだこのような状態でいられます。

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「時短レシピ」にすぐ飛びつく私。毎食時キッチンに立つ主婦の思いがわかるだけに、オススメならすぐアップしたくなるのが常。美味しくて楽チン料理なら思わず口笛が出てしまいそう…なのは私だけではないと思って o(^-^)o  

下記の写真は15分もかからないお昼ご飯です。(冷やごはんをレンジで温めておくと料理が楽です)

★「茅乃舎だし」を使ったチャーハン(「茅乃舎だし」の料理読本より )
①卵2個を溶いて、その中に「茅乃舎だし」一袋を破って中の粉をそのまま入れて混ぜます。
②その中に二人分のご飯を入れて卵ご飯を作ります。
③温めたフライパンにごま油を入れて熱し、卵のご飯を入れて炒め、好みで塩コショウをします。3分ほどでパラパラになります。

★きゅうりの塩昆布和え(居酒屋メニューです)
①キュウリは半分に切り、5等分ぐらいの拍子木に切ります。
②軽く塩をしてごま油
を入れて混ぜ、塩昆布を入れて軽く混ぜます。長く置かない方がきゅうりの食感が保てます。
パリパリポリポリ、一人で1本は食べられます!8歳も1歳もポリポリパリパリです。

ダシを取り終わったら捨てずに、だし袋の中味を取り出してフライパンで炒めます。手持ちの花エビとゴマも加えて混ぜ、好みで醤油をたらしてパラパラに仕上げます。2個分のだしパックで作りました。

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九州国立博物館 開館10周年特別展

2015年10月25日 | 美術館&博物館

九州国立博物館がこの秋に開館十周年を迎えました。今、開館当時と同じ「美の国日本」のタイトルで特別展が開催されています。
  

  (平成17年 開館当時のパンフレット)        (平成27年 開館10周年パンフレット)

開館時のパンフレットは、永徳の唐獅子の力強さや金文字のエネルギーからも感じ取れるように、一歩踏み出す強い意志が感じられます。そして開館7年後の2012年には入館者1000万人を達成しました。元旦も開館するほど常設展も企画展も意欲的に展開されています。そんな自信にあふれた10周年特別展でした。 

今回は、縄文~鎌倉までの至宝を展示して、日本と東アジアの交流史の中から日本の美の形成をみるものです。さらに蝦夷と琉球にも目を向けているところが新鮮です。

左は教科書でもお馴染みの「螺鈿紫檀五弦琵琶」です。「五弦琵琶」としては唯一世界に現存するものだそうです。正倉院でもめったに公開しない宝物を貸し出してくれたことに驚いています。この
螺鈿細工の技術は8世紀の日本では見られない高度な技術だとか。

光の加減で螺鈿模様の表情が様々に変化するのでため息が漏れます。その美しさに魅入って足が止まると「止まらないで下さい。進んで下さい」と係員が飛んできます。

「行列をつくり歩きながら見る」は、確かミロのヴィーナスが日本初公開の時からではないかしら?それ以来、話題作品の展示には大行列が恒例になりました。

8世紀の琵琶は欠損することもなくはるばるとシルクロードを渡って中国へ、中国から日本へもたらされました。当然「国宝」だと思い込んでいたのがノーマークとは腑に落ちません。家に帰って調べてみると、宮内庁管理の文化財は、国宝や重要文化財などの指定対象とはならないそうです。
とにかく『あれもこれもどれも名宝!』でした。特に先の曜変天目茶碗と螺鈿紫檀五弦琵琶を見られたことがこの秋の大収穫でした。

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常設展示室に、九国博所蔵の「油滴天目茶碗」が展示されています。曜変天目茶碗ほどではありませんが、静謐な趣の重要文化財です。

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茶碗の中の宇宙……曜変天目

2015年10月17日 | 福岡市美術館

世界にたった3点しか現存しないという曜変天目茶碗。焼かれたのは中国・南宋時代。900年前です。
なんとその3点すべてが国宝として日本にあるのです。そしてその中の1個が今、福岡市美術館で「藤田美術館の至宝」として展示されています。

          (福岡市美術館のチラシより)

この茶碗を所蔵しているのは藤田美術館です。東京・静嘉堂が所蔵してるさらに素晴らしい曜変天目茶碗をテレビで見たことがありますが、曜変を目のあたりにするのは初めてで、この日を待ちに待っていました。
以前、静嘉堂が曜変天目茶碗を短期間展示するという情報を得て、わざわざその為に上京した友人がいるほどに、この曜変天目は人の心を虜にするものです。

比較的小ぶりな茶碗ですが、覗き込むと漆黒の茶碗の中の宇宙に吸い込まれ、無数にきらめく星と、オーロラみたいな神秘的な青と、青に縁どられた斑紋の中に浮遊してしまいそうです。じっと見ていると涙が出そうになります。
その存在感ゆえに戦国、江戸の権力者の間を動き廻りながらも大切に保存されてきました。曜変は今の科学技術をもってしても再現できないものだそうです。

こればかりではありません。赤楽、黒楽、文琳茶入れ、水差し、巻物など国宝6点、重文25点、全124点が九州初公開です。
明治の初めに国外への散逸を恐れた藤田傳三郎が私財を投じて集めたという逸品の数々。その意志を引き継いだ二人のご子息がまた選りすぐりの目を持った目利き・・・という事で、藤田家親子2代3人の思想と生き方が偲ばれる素晴らしいコレクションです。

福岡市美術館広報誌「エスプラナード181号」に、学芸課長岩永悦子氏の興味深い解説が載っています。

『…曜変天目茶碗の青色は釉薬の固有の色でなく、オパールや玉虫の羽のように、光の干渉によって現れる構造色とよばれる色です。曜変の青がなんとも神秘的なのは、光源によって発色を変えるからでしょう。今、曜変天目茶碗は、新たな技術に遭遇しています。すなわち、LED(発色ダイオード)ライトとの出会いです。通常の照明の下では黙しがちに見える曜変の青が、LEDライトを当てると、わっと沸き立ち、さながら青い炎のように輝きます。……ぜひ21世紀の曜変天目茶碗を目撃しにきてください。
科学の進歩に瞠目しつつも、薄い灯かりのもとでほのかに輝く曜変の青を愛でていた、いにしえびとの眼力に、改めて尊敬の念をいだきます。1ミリにも満たない釉薬の厚みに封じ込められた宇宙に感動する心は、今も昔も変わりません。』


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今年の綿の実です。ずしりと重たい実としぼみかけた花。この緑の実の色が褐色化していくと、殻がはじけて中から真っ白い綿が出てくる夢を誘う植物です。

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『ためしてガッテン』流 さんまの塩焼き

2015年10月15日 | 食・レシピ

高くて小ぶりだったサンマも、やっと脂がのって価格も平常に戻りました。
この年になってもいまだに焼き魚に苦慮していました。焦げ目をつけるために焼き時間が長過ぎていたのです。
テレビで目からうろこの焼き方の指導がありました。NHK「ためしてガッテン」です。放送された翌日にさっそくためしてみました。

皮はこんがり、中身はふっくらジューシーな仕上がりです。ガッテン!納得!です。ポイントはみりんを使うことと強火で7分間焼くことです。



焼き方(ガス両面焼きグリルの場合)
1.グリルを3分余熱
2.10倍希釈のみりんをサンマ全体に塗る
3.塩をふる。
4.強火で7分間加熱 
5.取り出して皿の上で2分間余熱を入れる。

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今年はシュウメイギクが数カ所に、これでもかというほどに花をつけています。バッタは「葉がお好き」のようでだいぶやられましたが。


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