2年前に行ったハウステンボス、今回は孫が一人増えて5人で行くことになりました。前回幼稚園生だった孫は、ハウステンボスの余韻がずっと残っていたようで、テレビでハウステンボスの映像が出てくると涙ぐんでいたと聞いて不憫になりもう一度連れてきたいと思っていました。
猛暑の中、2年生と1歳4か月の行動に負担がかからないように、テーマパークゾーン唯一のホテルアムステルダムに宿をとりました。前回宿泊してその利便性と朝食が気に入り、今回も迷わずにここを選びました。子連れには申し分なしです。
初日はあいにくの降ったりやんだりの雨模様。雨が35分以上続いた時にはカラフルなポンチョのプレゼントがあったり、「ハッピーレイン」と銘打った雨の日にしか見られないアンブレラストリートにわくわく。(写真はハウステンボスのHPから借りたもの)
前回はパスしたタワーシティの展望台へ。ハウステンボスの全景が展望されますが、園内をくまなく回るには数日かかりそう・・・。雨上がりで霞んでいても、緑とレンガ色のコントラストに心が和みます。
「夏の光の王国」が全国イルミネーションランキングで2年連続1位というからには見逃せません。
その中のひとつ「光のどうぶつえん」へ。べビーカーは貸し出してくれるものの、夜の小雨の石畳はかなり大変でした。
それでも光の海に包まれると、まるで別世界の青い海に浮いたような感じで、大人も子供も驚きと感嘆の声が聞こえます。Ledライトのクールな光が蒸し暑さを和らげてくれました。
孫は前回の仮面舞踏会の記憶が忘れられずに、今回も楽しみにしていましたが、雨による中止の放送でかなりのショック。
それでもさすがハウステンボス、閉園1時前に雨が上がると急に舞台がにぎやかになり、ダンサーたちの軽快なダンスが始まりました。
ツービートの音楽に合わせて仮面をつけた体が自然に動き始め、ダンサーとハイタッチしたり、短時間でしたが仮面舞踏会に満足したようです。何よりも2年間の成長は目覚ましく、今回はちゃんと「ダンス」になっていましたo(^-^)o
夜には必見!3Dプロジェクションマッピングは豪華版でした。伝説のドラゴンがよみがえるという壮大なマッピングです。
これが終了すると観客は次のマッピング会場に移動します。「未来への時間旅行」のマッピングが映し出されました。終園時間の10時までたっぷり遊んでもホテルは目の前、これが最高の安心感になっていました。
プロジェクションマッピングは、パソコンで作成したCGをプロジェクターを使って建物に投影するものです。建物と映像がピッタリ重なり合ってストーリーが進み、それは見事なものです。最近はこの方法の映像が世界中でも大人気のようです。
3世代に共通するようには、なかなか難しいのが食事のお店選び。孫は「佐世保バーガー」のお店の前から動きません。私には最後の選択肢のバーガー・・・、食べる前から胃がいっぱいになりながらも平然とした顔で同意。ところが噂の「佐世保バーガー」は、もう一度食べたいと思うほどおいしかったのです。あ~ぁよかった!
佐世保名物レモンステーキとハンバーグも美味。これが街中のレストランなら子連れにはちょっとためらわれるところでしたが、ハウステンボスだから快く入れてもらいました。孫がレジに飾ってあったトロフィーをちゃんと見てきていました。「あのお店、料理のコンクールで賞をもらっていたよ!」と。今時の子供はそういうことに敏感なようです。
翌日は、前日とは真逆の厳しい暑さの中、孫と娘は180mのウォーターロングスライダーやプール、水かけ祭りなど、予定していたイベントにはくまなく参加していました。
デジタル釣りアドベンチャーでは、巨大な魚を釣り上げて点数を上げ1位のメダルをもらって大喜び。子供の興味と心理をよく見ぬいています。
1歳児に無理なイベントでは二手に分かれての行動。写真のカルーセルの馬車で抱いている孫は、そういえば前回は母親のお腹の中でした。
かくして2日間のハウステンボスは終わりました。「楽しかったー!。いい日だった!じーじありがとう。ばーばありがとう。」の言葉に、猛暑にぐったりしていた老夫婦の疲れも吹っ飛びました。今回も、またして大人のビール祭りはパス・・・。それがちょっと残念でした。
夫婦二人でロスアンゼルスのディズニーランドに行ったときは、なかなか子供の心に戻れずに楽しめませんでしたが、こういう場所は孫と来ると心から楽しめるものです。