9月の初めに栗を見つけるとすぐに買ったのできれいな栗が手に入りました。例年になく素早い行動だったのは、昨年購入の時期を逃していい栗が手に入らなかったからです。
鬼皮剥きは、専用はさみ「栗くり坊主」を使った夫の仕事。毎年のことだから、短時間で要領よく美しく剥いてくれました。学習効果は確実に出ています!

★渋皮煮の作り方
①1キロの栗の鬼皮を剥き、渋皮のままタンサン小さじ1に漬け一晩おきます。
②翌日漬け置いた水を捨て、新たに小さじ1のタンサンを入れて30分茹でます。
③茹で水を捨て、今度は水だけで30分茹でます。
④茹で水を捨て、もう一度水だけで30分茹でます。
⑤茹で水を捨てる前に、渋皮の筋を取り除くと仕上がりが美しくなります。
⑥栗がかぶるくらいに水を入れて、砂糖400gを入れて弱火で50分ほど煮ます。
⑦大さじ1の醤油を入れて5分ほど煮ます。この日は鍋のまま置いておきます。
⑧翌日栗を取り出して、煮汁に甘さが足りなかったら砂糖を足して少し煮詰め、栗を戻し入れて30分ほど煮ます。
⑨粗熱が取れたら、容器に入れて冷蔵庫に保存します。
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★渋皮付きマロングラッセ
1キロの栗で、①~⑥までは上と同じ手順です。
⑦ここでブランデー100mlを入れて5分ほど煮ます。この日はここまで。
⑧翌日栗を取り出し、砂糖を好みで足して煮汁を煮詰め、栗を戻して30分ほど煮ます。ブランデー50mlを足し5分ほど煮て出来上がり。一晩そのままで。
⑨翌日、皿に栗を並べて、冷蔵庫でラップをせずに一晩置くと程よく水分が抜けます。
⑩グラニュー糖をまぶして出来上がりです。
市販の黄色い上品なマロングラッセみたいにはいきませんが、ブランデーの香りのする「なりすましマロングラッセ」です。紅茶に合います。