今日は最後の日、フライトは17時50分発。フロントに尋ねると、夕方の市街地はすごいラッシュにかかるので、できれば2時頃ここを発つのがベストというアドバイスをもらいました。リムジンには台北まで行かなくても、すぐ近くのロイヤルホテルの前から乗ることができるのでそれまでは自由時間。
中山駅から台北駅まで街歩き。途中に中山市場を発見。歴史の古い公共伝統市場で、生鮮食品の野菜、フルーツ、魚肉を売っています。
主婦は行く先々で価格チェックをしたくなるものです。やはり日本と比べてしまいます。名前がわからないままに果物2個買って100NT$。この地では高い方かな。部屋に戻りフォークで切って食べると、デザートやジュースなどで馴染みのある味が・・・。帰国して調べるとパッションフルーツとチョンプーでした。
今どき珍しくなった檜の風呂桶屋さん。木の匂いにつられて入ってみるとこまごました雑貨がありました。手作りの足踏み器を購入。こんなに手が込んでいて250NT$は安い。
コンビニでの価格チェックも、全般にやはり安いです。缶ビール28NT$、小さなカップラーメン18NT$、5枚組の紙カップ18NT$、箱入りのクッキー35NT$・・・。
台北から今度は中山地下街を歩いて逆戻り。長~い地下街は全く雨にぬれずに台北駅→中山駅→雙連駅と2駅先まで行けるのです。3度目の台湾ですが、訪れるたびに街が整備され広がっていきます。
ウーロン茶ばかりだとやはりコーヒーが恋しくなります。世界のあらゆるところでおなじみの看板を見かけてほっとするスターバックス。リンゴのタルト65NT$、チーズケーキ80NT$、コーヒー70NT$。これは安い方で、ふつうは100NT$はします。台湾はいつ来てもコーヒーだけは高いと感じます。
新葡苑で最後の食事。ガラス張りの厨房が見える清潔なレストランで、店内は満席。メニューからわかりやすいものを選ぶと結局は無難なものに。ふかひれスープは薄味で、やはり存在感がありました。
「ウーロン?ジャスミン?」と聞かれて「ウーロン」。次にお盆に10種類くらいの小皿にのせたものから一品選ぶようだったので胡桃の飴かけを選びました。ウーロン茶にはよく合います。サービスがいいと思っていたら、後でちゃんと料金の請求あり。レストランによってウーロン茶のサービスはまちまちのようです。
14時にロイヤルホテルの前で、空港行きのリムジンに乗車。90×2=180NT$を払うと、料金表を指さして「ninety」。ここでも時間帯サービスで半額だったのです。一人45NT$は申し訳ないくらいの料金でした。
アドバイス通り早めに空港に来てよかった~!ターミナルを移動したり、お土産を買ったりしていたら、もうお茶を飲む時間もなくなってしまいました。
帰りの機内食は、ほとんどの人がカレーを選んでいました。今や日本人にとってカレーはすでに日本食化しているようです。それにキャセイのカレーはおいしいと聞いていました。
初日に、台北駅に着いてお腹がすいていたので、これもやっぱりカレーを選んでしまいました。
最初の食事がカレーとは芸がないのですが、とても美味しくて安かったのです。これで89NT$。「こんなに安くて・・・」と、旅の始まりに円高を実感してウキウキしてしまったものです。
こうして4日間の気ままな旅は、無事終わりました。二人で4万マイルの特典航空券を利用したので、払ったのはサーチャージだけです。
今までにマイレージの特典航空券を利用したフライトはたくさんあります。JALとANAで家族が使いました。東京2人分、大阪3人分、タイ1人分、香港2人分、北海道4人分、ソウル2人分、台北4人分、クーポン券4万円分。航空会社のすごいサービスです。これからはマイレージの換算率も下がって今までのようにはいかないと思います。マイルをためるのが面倒だと無関心な人もいますが、もれなく貯めるとこーんな楽しい旅もできるのです。せっせと貯めよーっと!