28,29,30日は友泉亭の恒例の観月会です。
友泉亭は黒田52万石の別荘で、6代藩主継高公によって1754年に建てられました。それを福岡市が池泉廻遊式の純日本式庭園として整備したものです。
琴や横笛の演奏を聴きながら月を愛で、茶室「如水庵」の傍に設けられた茶席で、お抹茶をいただきながら、しばし幽玄静寂の世界に浸ります。木々がもみじした頃には、池の傍でお弁当を食べに来ようと思っています。
28,29,30日は友泉亭の恒例の観月会です。
友泉亭は黒田52万石の別荘で、6代藩主継高公によって1754年に建てられました。それを福岡市が池泉廻遊式の純日本式庭園として整備したものです。
琴や横笛の演奏を聴きながら月を愛で、茶室「如水庵」の傍に設けられた茶席で、お抹茶をいただきながら、しばし幽玄静寂の世界に浸ります。木々がもみじした頃には、池の傍でお弁当を食べに来ようと思っています。
久しぶりに博多ラーメンを食べました。600円。豚骨ベースのスープは白濁してこってりで、メンは細くまっすぐ、チャーシューとメンマがのっています。テーブルの上には、器にたっぷりの紅しょうがと唐辛子のきいた高菜の漬物が無造作に置いてあり、好みでラーメンに入れます。
面白いのは「替え玉」というメニューがあるところです。麺を食べてしまって、もう一回麺だけの追加ができるんです。最近は、この「こってり」についていけず、しょう油ラーメンのほうが好みになりました。こちらのほうが、だしのうまさにごまかしがきかないような気がしますが、私の偏見でしょうか。熊本で食べたラーメンは、もう口の周りがギトギトになるほど豚骨スープが濃くて閉口しました。北から南まで、その土地の特色を生かしたラーメンがあるようで、「通」の人は話題に事欠かないようですね。
今、福岡市美術館でルーブルからきた中世フランスの秘宝が展示されています。ルーブルの30万点の所蔵品の中から彫刻、工芸100点余りが展示されています。
巨大な本場で見れば見落としてしまいそうな美術品でも、日本にくればひとつひとつが輝いて見えます。大理石の柱頭彫刻を年代順に並べ、ロマネスクからゴシックへの移行が分かりやすく説明されているのがよかったと思います。
七宝細工,金工品、象牙作品、タピスリーなどの工芸品も美しいものでした。
北九州市立美術館分館開館一周年記念の展覧会に行ってきました。ポーランドの美術館所蔵のバロック絵画展です。バロックのダイナミックな構図や劇的なドラマ性を感じさせる明暗法や色彩などの特徴を、反宗教革命や市民階級の台頭などの流れに沿って、分かりやすく説明してありました。写真はレンブラントの《襞襟を着けた女性の肖像》です。
カラバッジョ工房、ルーベンス工房、レンブラント、ベラスケス、ムリリョなどの巨匠の作品50点を展示。宗教画はなかなか馴染めませんが、私は鑑賞を手助けしてくれる本を持っています。阿刀田高著「ギリシャ神話を知っていますか」、「旧約聖書を知っていますか」、「新約聖書を知っていますか」の3冊の文庫本です。これがとても面白く、寝ころがっても読める肩の凝らない本です。
先週のNHKのプロジェクトXは「ゼンリン」の街図作りでしたが、今日は夫と北九州市にあるその本社に行ってきました。ビルの14階に「地図の資料館」があり、フロアーには「伊能中図」原寸複製がはめ込んであります。伊能中図の日本列島の上に乗って、伊能忠敬の歩んだ道を辿ったり、虫めがねで地名を探したりすると、彼の情熱が伝わってくるようでした。
16世紀のヨーロッパ古地図に描かれた日本の姿も印象的でした。日本が西洋の人々にどのように認識されていたのかや当時の人々が持っていた地理知識を垣間見ることができました。 右上のいびつな形をしているのがJAPANです。
福岡から北九州までは高速バスで80分。ほとんど貸し切り状態で、デパ地下から買い込んだ弁当を食べ、,MDを聞きながらのハイキング気分。夕食は小倉城の向こうに沈む夕日を見ながらイタリア料理を。時間と空間を楽しみながらワインを一本空けてしまいました。「1600kcal」は、このところアンインストールしてまして…。
今話題になっている伝説の革命家”エルネスト・チェ・ゲバラ”の映画を見ました。
23歳の医学生ゲバラが友人とバイクで、南米大陸縦断1万キロの旅に出た物語です。エルネスト・ゲバラの人間への愛、医者としての使命感、正義感、理不尽なものへの怒りが、旅を続けるうちに純粋な形で増幅して自分の「居場所」を見つけていったと思います。
政治的なものは描かれていなく、青年の心の軌跡の物語、青春の物語と見たほうがいいと思います。古いバイクでの荒野や雪の山中の旅は、そのまま見るものの心をロマンへと誘います。
こんな旅は、自分には絶対にできっこないと思っても、自分の心が落ち着かなくいやおうなく惹かれてしまうのは、人間にはそんなロマンへの憧れが潜在しているということなのでしょうか。この旅の後、ゲバラはキューバ革命を成し遂げ、39歳でこの世を去ります。
主演のガエル・ガルシア・ベルナル、友人役のロドリゴ・デ・ラ・セルナの演技も素晴らしかったです。そうそう、ロバート・レッドフォードが製作総指揮を努めています。
日経文化フォーラム「私の考える21世紀の男と女」の講演会に,妹と行ってきました。
講師は高樹のぶ子さんで、演題は「ふるさとと小説」でした。ホテルニューオオタニ博多の会場は満席。昭和30年に9歳だった彼女の体験をもとにして、9歳から90歳まで読める本(日本版赤毛のアン)を書いたことについての話でした。今までの恋愛小説とは違う小説だとのことでした。
数年前、「百年の預言」の出版記念祝賀会で、ちょっと手伝ったことがあります。黒のドレスがよく似合う美しい人で、この本の主人公バイオリニストと重ねながら読んだものです。東欧革命前のルーマニアを舞台に、政治、芸術、男女の愛、家族愛といろんなテーマを盛り込んだ本で、朝日新聞に連載されていました。芥川賞受賞から20年、ますます油がのってきたという感じです。
昨秋に植え込んだクランベリーの初めての収穫です。片手に一杯分。ジャムには量的に足りないし、ソースを作りました。瓶一杯分。たくさんに見えるけど、これはマスタードの空瓶で小さいんです。色鮮やかな酸味の強い私好みのソースが出来上がりました。
これは、私のウォーキング時にはなくてはならない携帯ラジオです。55×91×12mmでAM、FM、TVが入るすぐれもの。
今晩はNHKテレビの「タクラマカン砂漠を行く」を聞きながら、4キロをウォーキング。もちろんウォーキングコースなので、夜でも人がいっぱいで安全なのです。
番組は、熟年ラクダ隊の1200キロを73日間で踏破する感動のドキュメンタリー番組でした。番組中何度もでてくる探検家スウェン・ヘディンは、20年前に私の心の中にロマンをつくった人なので、大変興味深く聞いていました。ゴールに到達するときには家に戻っていたので、テレビで見ることができました。4人いた60代の女性の日に焼けた顔が、美しく輝いているのが印象的でした。
こうして5年間続くウォーキングも、このすぐれもののラジオに負うところが大きいのです。
「華氏911」を見てきました。ムーア監督の突撃取材がドキュメンタリーをよりリアルなものにしていると思います。
大統領とビンラディン一族とのビジネス上の関係を検証したり、テロへの警戒心や恐怖感を国民に誇張しているという見方など、テレビでは見られないところがありました。イラク戦争の部分では、母として人間として涙せざるを得ませんでした。
画面の展開が速いので、ドラマでの会話と違い、ドキュメンタリーの字幕を読むのに気が抜けませんでした。やはり賞をとるだけの映画だと思いました。「それは自由が燃える温度」のアメリカが作り得た映画だと思いました。
フェルメールの「画家のアトリエ」を見るために、友達6人と神戸市立博物館に行ってきました。世界に30数点しか残されていないというフェルメールの絵。
やはりこのメンバーで2000年に、大阪市立美術館で「真珠の耳飾の少女」など5点を見ていたので、合計6点を居ながらにして国内で見たことになります。優雅で深い精神性、細かく計算された描写は深く心に焼きつきました。<ahref="http: onclick="window.open('http://chagu3.blog.ocn.ne.jp/popi/images/kokuhou.html','popup','width=200,height=255,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"></ahref="http:>
さあ今日は、一晩水につけておいた栗を煮る日です。
昨晩の水を捨て、新しい水に小匙1のタンサンを入れて30分煮ます。次は真水に代えて30分。さらにもう一度水を代えて30分煮ます。次に水と400グラムの砂糖を入れて約1時間コトコト煮ます。大匙1ほどのしょう油を入れて10分ほど煮て、火を止めその後味を含ませて出来上がり。
程よい甘さとやわらかさで、うまく出来上がりました。渋皮煮は我が家の歳時記。ダイエット中であろうが、季節はやっぱリしっかりと受けとめないと、秋が素通りするみたいで・・・。作ってよかった!
今年はカロリー制限もあるし渋皮煮づくりは止めようと思っていたものの、店先の栗を見たらやっぱり作ることにしました。
4キロのウォーキングの後、渋皮を残しながら皮をむくのに40分。われながら結構手際がいいと自画自賛。小さじ1のタンサンを入れた水につけて一晩置くところまでが今日の仕事です。
あの人にもこの人にもと、渋皮煮を喜んでくれる人を思い浮かべていたら今年もやっぱり3,4キロ作るはめになりそう。
アメリカと日本の国民が待ちわびたタイ記録の257本目、そして新記録の258本目がついにでました。ホントに凄いことだということは、スタンドの観客と花火を見ても分かります。
11時からテレビの前に陣取り、息をのんで見ていましたが、きのうと比べると意外にあっけなく257本目がでました。ここまでくればもう気を楽にして「258」を待つことができました。
試合を中断してのチームメイトの祝福。イチロー選手のこんな白い歯の笑顔を久しぶりに見ました。プレッシャーを背負いながら、そのドキドキするところに充実感があるというコメントが印象的でした。ホントにおめでとう!!