新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

キャベツとコンビーフのスープ煮込み

2006年01月31日 | 食・レシピ

やっとキャベツの価格も落ち着いて、丸ごと1個使った料理をしました。田中真紀子ママのキャベツの煮込みです。

これははなまるマーケットで紹介された、大胆、簡単、おいしいの真紀子流レシピです。主婦の顔の真紀子さんは、どこにでもいそうな明るいママ。料理中もさばけた無駄のない動線で、バッチリのベテラン主婦です。成長盛りのお子さんの朝食のために、野菜もたんぱく質も量もたっぷりのこの料理を夜の後片付けの合間に作っていたとか。

060131_005①キャベツ丸ごと1個は4等分。(私は6等分にしました)

②1リットルの水にブイヨンを入れ、キャベツとコンビーフ2個を半分に切りったのを入れて煮ます。少し火が通ったところで塩をいれ、ナツメグも入れて1時間コトコト煮ます。

汁がにごらないように蓋をしないで煮ることと、一晩寝かせて味をしみ込ませるのがコツだそうです。

060131_004_1 さっぱりした味で、キャベツの甘みを引き出した安心して食べられる料理です。水分があるので朝食にもいいし、夕食の1品としても使えます。おまけにキャベツは風邪予防にもなるとか。

ちなみにコンビーフ1缶は203Kcalだから、一人分のカロリーもさほど気になりません。

コメント (9)

かんたんティラミス

2006年01月27日 | 食・レシピ

冷蔵庫に、まだ年末年始に買い込んだものが残っています。今はスーパーが元旦から開いているので、別に買い置きの必要はないのですが、なぜかいっぱい詰め込んでしまうのです。

06020_1 マスカルポーネ1パックと生クリーム1パックが目に入ったので、パッケージの作り方を見てかんたんティラミスを作りました。

生クリーム1/2パックと砂糖大匙1~2をしっかり泡立て、マスカルポーネ1パックを混ぜ合わせる。

インスタントコーヒー小匙2をお湯大匙3に溶かし、添付のソースも混ぜる。ビスケット6枚にかけて湿らせる。

ビスケットと①を交互に重ねて冷やし、食べる直前にココアをアミに入れてふりかければOKです。060122_1

写真では見えにくいけど、ビスケットが二層になり、きれいで、ちょっとしゃれた味がします。

コメント (6)

寒い日はオニオングラタン

2006年01月23日 | 食・レシピ

寒い日はじっくり時間をかけたオニオングラタンが食べたくなります。多めに作って、炒めた玉葱半分を冷凍しておくと来客時に便利です。

Ryouri1 玉葱800g(4個)はスライスする。それをバター大匙8で、弱火で焦げつかないようにたえず混ぜながらあめ色になるまで35分~40分炒める。ここがポイントでこれをサボったうまみが引き出せません。4個の玉葱がこんなに少なくなります。半分は冷凍して次のお楽しみに。

ここから4人分の作り方です。1000ccの熱湯にスープの素大匙4をとかして冷ましたものを加え、よく混ぜて塩、胡椒で薄めに味を整え、10分ほど煮詰めます。060121_011_1

カップに注ぎ、トーストしたフランスパンをのせて、上からチーズをたっぷりかけて、チーズが焦げるまで焼きます。060121_013

玉葱を炒める時間さえきちんとしたら、レストラン並みのオニオングラタンができますよ。数少ない私のレパートリーの一つです。

コメント (11)

ゲルギエフ―マリンスキー歌劇場管弦楽団

2006年01月18日 | 音楽

Gerugiefu_1 世界のカリスマ、ゲルギエフがマリンスキー歌劇場管弦楽団&合唱団を率いて福岡にやってきました。

この1月は日本列島を神出鬼没の縦断のコンサートですが、合唱団を率いてのコンサートは福岡のみ!一度は聴いてみたかったゲルギエフ指揮のコンサートです。

昨夏ロシアに旅した折に、サンクトペテルブルグでマリンスキー歌劇場のチケットを取るべく相当工夫しましたが、終に実現しませんでした。ムソルグスキー・オペラ・バレエ劇場で、バレエとオペラは観れたものの、ずっと心を残したままだったので、今回のコンサートでやっとロシア旅行の締めくくりができました。

18世紀創立のこのオーケストラは、長く特別な歴史を持ち幾度か名を変え、今の名称になったようです。

プログラムはチャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」。全15曲の中には馴染みの曲のほか、あまり耳にしない曲もありましたが、合唱が加わり幻想的に繰り広げられました。これに本場のバレエが加わったらどんなに素晴らしかったでしょう。

アンコール曲「「眠れる森の美女」の指揮と演奏で、全精力を使い果たした清々しさで、大喝采の中に熱い夜が終わりました。

コメント (2)

遅ればせながら新春事始め

2006年01月14日 | くらし

年末年始を突っ走り、ほっと一息入れたその間隙を風邪に狙われて、元気だけがとり得の私がスタートからつまずいてしまいました。

13日は気候も穏やか、「よし今日を始動の日にしよう!」と心身に納得させ、まず外出。マニキュアを塗り、ロングブーツをはいて、iPodを耳に、背筋をピン!選曲は平原綾香の「明日」。ハスキーな低音と深いブレス、丁寧な発音が心に響き、顰蹙を買いそうだけど若者の中に割って入って聴いています。単純な馬子は衣装と気持ちを入れただけで、すっかり元気になったこと確認。ウォーキングも再開しました。

ウォーキングは池の周りの500mコースをラジオや、MD、iPodを聴きながらもう8年も続けています。’05年は740Km、’04年は910Km歩きました。目標は800Kmだけど、その時間をひねり出すのがだんだん大変になってきました。日常を能率よく動き回る能力が落ちてきたからです。

Koumyougatuji2_1   風邪を引いている間に、司馬遼太郎「功名が辻」1~4巻(文春文庫)を読み終えました。司馬さんの本は、人間の苦悩や深奥を深く追求するということがない代わりに、ストーリーが淡々と進み一気に読めます。現代にもぴったり当てはまるところがあり、政治家の顔をダブらせながら面白く読めました。

NHKの大河ドラマの『謹直な』な山内一豊役の上川隆也と、千代役の仲間由紀恵はイメージにぴったりですが、信長役の舘ひろしがちょっとずれていました。たぶんに私の読みが足りなかったのでしょう。とりあえず1年間は、頭の中で本を描きながらテレビを楽しめそうです。

コメント (10)

手打ちそば

2006年01月07日 | 食・レシピ

Img_0431 大晦日、夫の友人H氏の手になる「手打ちそば」がクール便で届きました。

新そば粉は山形から取り寄せた出羽香だそうで、31日にぴったりと照準を合わせた、心憎いまでに技術とTPOのこだわりを感じるまさに芸術作品です。

信州での在職中に、名人手ほどきの「蕎麦打ち」を始め、今では同好者と蕎麦を栽培するところまで行き着いたマイスタ-の趣があります。気になっている部分をクリアしながら蕎麦打ち暦を重ね、今年の蕎麦には自信があると聞いていたので密かに期待していました。

茹で時間は一人前ずつ70秒、手早く流水で洗うこと3回、海苔は品質のいいものを使う旨の注意書きがあり、薬味の大根おろしにと、小ぶりの自作のものが添えられていました。

緊張の「茹で」を終えたら、これもだしにこだわったという天つゆでいただきます。

Img_0436_1 麺の角がピンと立ち白っぽい美しい蕎麦は、コシが強く、まさに「美人」という形容がぴったりです。茹でてもその「姿」が変わらないのです。淡白な甘味とほのかな香り、歯ごたえのある味わい深い一品です。「これぞ蕎麦だ!」と、放送界の要職に身を置いたH氏の人生が打ち込まれている蕎麦を堪能しました。

適当な濃度のあるそばがこれまた美味しくて、少量の天つゆを入れていただきました。

行事としてだけの年越し蕎麦でなく、心から味を楽しむことができたし、アシュケナージ指揮のN響の第9も素晴らしかったし、満足のいく締めくくりの大晦日でした。

コメント (12)

謹賀新年―我が家のおせち―

2006年01月05日 | 食・レシピ

060101_004 明けましておめでとうございます

昨年、私の拙いブログにおいでいただいた方有難うございました。遅ればせながら新年の挨拶をさせていただきます。今年もまた私のブログにおいでください。よろしくしくお願いします。

今年のおせち料理は3段重を止めて、プレートにしました。頑張って作る割には、夫と姑だけが価値を認めて子供たちは、あまり好きではありませんでした。

思い切って改革断行!年末の娘からのメールに「くわいとユリ根と生麩は忘れないでね。」と。紅白なますに代えて、りんごとキーウィのおろし和えを柚子釜に。からしレンコンはからしの代わりにメンタイコを詰め込みました。黒豆はいつもと同じ丹波黒の3Lをコトコト8時間煮ました。

あとで気づいたら、冷蔵庫の中には、お煮しめに入れ忘れた筍や銀杏が・・・。でも誰も気づかなかったのは、誰もおせち料理に重きを置いてないこと・・・?

41_niwa_001 とにかく戌年の始まりです。戌年の私にもいいことあるかな?

コメント (11)