ホテルから空港までタクシーは1200NT$。日本でなら重たい荷物を考えてGOサインですが、台湾で4日も過ごせば、こちらの金銭感覚になって、「もったいない!」。
そこで、125NT$のリムジンバスにしました。時間は50分です。郊外に道路も住宅もどんどん伸びていってます。台湾のエネルギーを感じました。出国の列には日本人より台湾人の方が多いくらいに、国交がなくても日本との距離は近いように思われます。
エバー航空の機体は、かわいいキティちゃんの絵が描かれ、シートのテレビもキティちゃん、食事のナプキンにもキティちゃんがでてきます。子供だったら喜ぶでしょうね。
緑豊かな島、おいしい食、多色カラーの寺廟、屋台、夜市、マッサージ、中国茶…と連想ゲームのように、独特の光景が浮かびます。
気温は、昼間は20度前後でしのぎやすい3月でした。5月に訪れたときは、ちょっと暑かったように記憶しているので、今はベストシーズンなのかも知れません。足腰に衰えがきても、台湾なら気楽に旅行できる「外国」として心に留めておきます。
日本の話題映画『涙そうそう』が、台湾では『涙光閃閃』の看板になっていました。そういえば3年前、流行の『冬のソナタ』が『冬季戀歌』になっていました。
日本語は、助詞や助動詞にひらがなを、外来語はカタカナを使い、文章のつながりがスムーズにいきますが、台湾は漢字のみ。それも略字はないから、漢字を覚えるのが大変でしょう。日本人のひらがなは、すばらしい音標文字だと思います。外来文化を取り入れて、日本独自の文字文化を作りあげた日本人は、やはりセンスがあると思いました。
マッサージでの待ち時間に、隣に台湾人の学生らしき男の子2人がいました。英語は分からないということで、コミュニケーションの手段は漢字の筆談のみ。それでも半分分かって半分は分からない感じ。私が「F4」「流星花園」と書くと、「お~っ」と笑って大きくうなずきました。芸能関係が一番分かりやすいです。ちなみに「流星花園」とは「花より男子」の台湾バージョンで、日本でも少し話題になりました。F4みたいな若い人は、ほとんど見かけませんでしたけど。