<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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なぜ京都鴨川の河原にたたずむカップルの距離は「等間隔なのか?」。

これは私が学生の頃から持ち続けている疑問なのだが、どういうわけか京都の四条大橋から三条大橋にかけての鴨川川岸では現在もなお、カップルが等間隔に並び、愛を語らっているのだ。(写真は先週土曜日撮影)
正直、川に突き落としてみたいという衝動に駆られるのは私だけではないだろう。

すっかり京都ではお馴染の景色といえるのかも知れないが、この種の話題がテレビやラジオで語られることは殆どない。
書籍もない。
世界的観光地でありながら「Lonely Planet」の「Kyoto版」にも書かれていない。

知られざる有名な光景だ。

ところで、ベトナのサイゴンを訪れた時も同様の光景を目撃したことがある。

マジェスティックホテルの向かい側。
夕刻サイゴン川に面した公園に散歩に出かけると、そこは数多くの恋人達のたまり場になっていたのであった。
そしてその恋人達もまた、京都鴨川の恋人達と同じように「等間隔」にサイゴン川に向って並んでいたのであった。
京都との違いはベトナムの恋人達は愛車であるホンダのカブを駐車してその上で愛を語らっていたことだった。

京都鴨川のイチャツキ重力均衡の法則。

世界中で通用しそうな法則である。

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