<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



ようやく新しいアップルのソフトウェア「iLife'09」と「iWork'09」を購入した。

いずれのソフトもアップルのMacを買うとはじめから付属しているソフトであるためMacユーザーであれば誰でも持っているソフトだ。
Windowsしか知らないユーザーには信じてもらえるかどうかは分からないが、この2つのソフトがあれば、プライベートと仕事でのパソコンの使用はだいたい問題がなくなるのだ。

とりわけiLifeは優れもので、これさえあれば従来は業者にお願いしないと作成できなかったような写真集やビデオソフトを自分で簡単に作成できるのだ。
プロのクリエイターの仕事を奪う、恐るべきソフトウェアということができよう。

実際、先月に発売された新バージョンは、iDVD以外の全てのソフトがかなり大きな進化を遂げていた。

iPhotoでは従来からある写真を名前や日付で整理する機能だけではなく、顔の認識、認識した顔を整理して名前を付け、Facebookなどで仲間と共有できる機能や、Google mapを使って撮影した場所を登録できる機能などが装備されているのだ。
これは正直言って写真の整理方法が大きく変わることだろう。

ビデオ編集ソフトのiMovieの進化はさらに凄いものがあった。
テーマを選んでトランジションをかけると、まるでプロダクションに注文したような素敵な映像切替えができるのだ。
完成した映像は売り物にさえなりそうだ(但し、自分の子供のビデオや結婚式、お葬式などのビデオは買う人がいないだろう)。
そんな新機能のなかで最も驚くべきものは「手ブレ補正機能」。
ビデオカメラなどには標準で装備されているような機能だが、すでに撮影したビデオのブレを計算で算出し、画像処理して揺れていない画面を作成する。
驚くべき機能なのだ。

正直、業者に頼んでもここまで作ってくれるとは思えない。

iLife'09。
1万円でおつりあり。

下手なクリエイターは失職する時代がくるかもしれない。

私はサラリーマンで良かった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )