<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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さすが党首がブリジストン関係者の民主党。
やってくれました。
公共交通つぶし。
それも税金を使って。
税金使って間接的にタイヤ拡販するとは、常人にはなかなかできない神業だ。(但し悪魔業)

新聞報道によると6月から曜日を問わずに高速道路に上限を設けるとのこ。
その額なんと2000円。
ずいぶん安い金額で、これで高速道路会社はやっていけるのかと思ったら不足分は税金で補うということなので、財源を探すのが大変だ。
首相のお母さんが毎月補填してくれるわけでもない。

たぶん「税金イコール他人の金」と思っているのだろう。

これで中長距離を電車やバスで移動する人はグググと減ってしまう。
なんといっても少人数で移動するのも自動車の方が安くなってしまうので、よりマイカーを利用して旅をする人が増える。

「甲子園には高速料金の安いマイカーで!」
「場外馬券販売場にはマイカーで!」
「当博物館には駐車場はありません。ご来館はマイカーで!」

と、公共広告は幻となり、CO2の排出量がじゃんじゃん増える。

そのおかげで鉄道会社は減収し、ローカル線は廃線。
JR3島会社のうちJR四国は廃業するかもしれないし、バス会社は乗客が減るうえ交通渋滞でダイヤ通り走れなくなる。
トラックの荷物も翌日お届けなんててんで無理。
個人事業者のトラック運転手はペナルティー払い続けて破産するかもわかならい。

これもそれもタイヤを売るため。

なんて勘ぐりたくなるのが民主党の政策。
正義を掲げて社会インフラをめちゃくちゃにしているのではないかと思えてならないのは、私だけか。

ローカル線や長距離バスだけではない。
フェリー会社も大打撃。

2年前の夏、私は大阪から高知へ旅へするのに高速代をケチり、神戸から四国の高松までフェリーを使った。

午前中神戸港からマイカーごとフェリーに乗り込み高松までの3時間。
真っ青に晴れ渡った空の下、瀬戸内の美しい風景を愛でながらのんびり旅を楽しんだ。
高松からは高速道路で南国市まで向かったのだが、当然のことながら渋滞はないしガソリンも使わないし、居眠りもできる(船の中は)。
かと言って、時間がかかるだけの無駄な旅行ではなく、家族と食事をしたり、景色を見ながら会話をしたりで充実した旅なのであった。

ちなみに日本の鉄道インフラは世界一。
毎日世界中で鉄道を利用して移動している人口の半分は日本人だと言われている。
また鉄道はエコな乗り物ナンバーワン。
極端な話、電車は加速と減速するとき以外は電気が要らない。
そんな性能、プリウスにもない。

ということで、早く何とかしなければ国内インフラと財政がめちゃくちゃになってしまいそうだ。

なお、私は今後タイヤは住友ダンロップか東洋タイヤを買いたいと思っている。

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