<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
宇宙エンタメ前哨基地



めったに海外旅行をしていない我が社のK君が先週、1週間のフランス旅行に旅立った。
旅立ったのは木曜日。
「明日から、よろしくお願いします。」
あちらこちらに挨拶をしてK君は水曜日の仕事を終え、関空発パリ行きのエールフランス。
意気揚々と旅立った。

火山が噴火したことも知らされずに.........。

飛行機が自然災害で長期間に渡って運行を停止。
その影響をもろにかぶった、と言う経験は私にはない。

人災で影響されたことは過去に二度。
(先日の関空での危険物持ち込み女、シカゴの大雪、シンガポールのラッシュアワーは除く)
それもほんの数時間だったので大きな影響はなかった。

最初の人災は数年前、伊丹から那覇に向う途中。
間もなく那覇に着陸という時に発生した。
「管制塔からの指示でしばらく当機は待機いたします」
というアナウンスの後、私の乗ったJALのB747は沖縄本島の上空をグルグル回ること1時間強。
伊丹を離陸して3時間30分後、やっとのことで那覇に着陸。
「米軍の嘉手納基地のレーダーが故障」
とのニュースを聞いたのはその日に夜のニュースでだった。

2度目はこれも那覇空港。
沖縄での仕事が一件落着して帰ろうと思っていたら、
「搭乗される大阪行きは大変遅れております」
の説明があった。
なんと大阪行きだけではなく、日本全国津々浦々への各便が大幅遅延。
「JALの飛行機のタイヤが羽田外れるトラブルが」
のニュースを聞いたのもヘトヘトになって大阪の自宅へ帰ってきたからだった。

今回のヨーロッパの火山噴火での欠航に見るような大きな足止めには会ったことが無い。
むしろ飛行機には台風一過の明くる日、新幹線がまだ止まっている中、羽田から飛行機で神戸まで帰ってきたことがあり、助けてもらっているくらいだ。

ということで、フランス旅行中のK君。
君は今、フランスのどこで何をしているのだろうか。
でも心配無用。
飛行機が飛ばなくても大丈夫だ。

残った有給。
そしてGW休み。
これだけの休みを使って2週間あれば日本に帰れる。

シベリア鉄道がある!

目指せウラジオストック!
ガンバレK君!
現代の大黒屋光大夫になるのだ!

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