<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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先日、仙台駅で「和梨」という梨のジュースが売られているのを発見し、購入。
「福島県産」と書かれているのは、苦境に立たされている福島県の農業支援の意味も含めているのか、関西ではお目にかからないジュースだったのでさっそく東京へ向かう電車の中で飲んでみた。
が、感動は薄かった。
さっぱりとした梨独特の食感というか、後味が、やはり、このジュースでも十分に再現することができていなかったのだ。

梨のジュース。

私は秋になれば梨を食べるのを楽しみにしている。
というのも、梨は今でも秋以外で見つけることが困難な季節の果物であり、その味の爽やかさは、その時期でないと味わうことのできない。
とっても貴重なものに思えるからだ。
梨の外見はりんごに似ていても、りんごが品種にこだわらなければ、年中スーパーでも見つけることができるのに梨はそうはいかない。

また、収穫できる量が違うからか、りんごジュースはどこでも見かけるが、梨のジュースはめったにない。
あったとしても、まだ果汁100%梨ジュースというのも、見たことがない。
それだけ梨の果汁は高価なのだろう。
今回買い求めたポッカの和梨ジュースも果汁15%。
その表示を見た時に、一瞬「買うの、やっぱりやめとこ」となったのであったが、でも梨の味が本当にするのか確かめたくて買ってしまったのであった。

梨のジュースといえば、よく見かけるのが「ラ・フランス」種の缶ジュース。
ラ・フランスは洋梨で、食感そのものが和梨の二十世紀や長十郎と大きく異なり、母体が気に入らない果物のジュースはやはり、美味しいとは思えないのが欠点だ。
一昨年、全日空のマイチョイスのソフトドリンクで柿果汁100%のジュースが販売されていたが、これもまた努力は認めたいが、少々「?」というところもあるジュースなのであった。
そういえばスイカのジュースもミャンマーのヤンゴンのホテルで飲んだもの以外は美味しくなかったのであった。
スイカは日本では季節の果物だが、ミャンマーでは一年を通しての果物。

季節にしか採れない果物はジュースにしても、美味しくないのかも知れない。

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