To me the meanest flower that blows can give
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/3a/f5dc7276655af30381aa1e5573c25c41.jpg)
花木点景:花、2015.spring
今年の春花をまとめてみました、上は早春の森といえばのカタクリ。
たいして下は氷の花、迎春の厳寒が咲かせる氷の造形で山だと見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c9/8f217c212075a5009fa82261ff224fed.jpg)
カメバヒキオコシという山野草があるんですけど、茎中の水分が凍って膨張→破裂しておきる現象です。
この写真ふたつとも2015年1月11日の三頭山@奥多摩で撮りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6b/ff43a403ad214023ffd6ea6f65d92418.jpg)
常緑の椿は年越の花、冬に先駆けて春を告げてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/88/febdaf780e0924529c67d6108d2e855b.jpg)
睦月、一月の小春日和に蝋梅は咲き初めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/68/dd432b7e16f15a2763f03c4c55c70070.jpg)
如月、二月は節分で春を迎えますが関東地方は雪が多いときです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/26/e641084925dd892e597c4f45fe5731e1.jpg)
雪に霙にうたれて咲く白梅は寒さにも春やわらげてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/25/e667a02440d1da2370da15523f4aeb1b.jpg)
雪どけの福寿草。
この黄金色が咲くと日照時間の長さ感じられるときです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5d/deac17a95b90272049642e6da58fc0f7.jpg)
弥生、三月の雪わる萌黄、ふきのとう。
天ぷらが美味しいんですけど、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/4e/f7d6c7f036ecb777dc23e016d44b90f1.jpg)
早春の山咲く木花たち。
吐息まだ白い三月初め、弥生の名ふさわしく山野に花芽は生えだします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/0d/ce2fe995dc9a6e38f7c33f1ca55aa529.jpg)
まだ冬枯れた山は小雪が舞います、が、枯枝に見えても小さな花つけだす時です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/f5/388c8f0283c48bb8e97f34cbeb0dd152.jpg)
キブシ、木五倍子と書いてキブシと読みます。
別名に木藤キフジ、そのとおり藤の花とよく似た花房は可憐です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ac/763f575aa87125a352b684f7feb5ab81.jpg)
春も山は雪が降ります、軽アイゼン+ゲイターは持参して無難です。
奥多摩でも4月に積雪があったりします、下の写真は2014年4月の三頭山・東京側斜面です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/91/5cdcb1571597868ed34cf453330c4c68.jpg)
雪どけから花咲く春、山は野生獣たちが冬眠明けの空腹を満たすときです。
この時季は痩せているためスピードも速く、イキナリ鉢合わせすると驚いて襲ってきます。
熊鈴は必ずつける&撮影時などの隙は特に要注意で事故を防いでください、山は自助=自己責任なので、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/e2/37080dd5aa8de76b301d0fbb3af688e1.jpg)
スプリング・エフェメラル、春の妖精と呼ばれる花たちも弥生に芽ぶきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/1d/660b3ff52049108fc84e8269711a1d32.jpg)
関東では三月下旬、この写真たちは2015年3月20日あたりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/24/327a2aa353ca1d42f91d507f0e3b6d54.jpg)
片栗、カタクリはスプリング・エフェメラルの代表花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/09/f222b73c6abb00af894c4ebc24ddf209.jpg)
あわい赤紫色に細やかな茎、特徴的な斑の葉、気品ある花姿で人気があり盗掘による絶滅も危惧されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/df/9874f5e2235f6c15ca64d71e7fa4f1dc.jpg)
山野の花は移植が苦手、というかまず失敗します。
それくらい植生条件が限定的です、土壌の菌類との相互扶助なんたらアレコレあるので、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/33/c26eb1004f3aab0b36461ec5f6571c45.jpg)
春あさい森は木に葉がありません、そのため地表まで届く日光が花たちを咲かせます。
なので葉が茂りゆくレベルごと花の種類も変ってゆくわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b6/0ee13567dcf707ed22f6cf186f76ce29.jpg)
雪が雨にかわるころ、森の底では落葉から蕾のばし花咲きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/3d/a10ce63d534eea1c93cadf2205a3a117.jpg)
スプリングエフェメラルの芽は落葉の下、そのため知らず三脚などで潰してしまう危険大(!)
なので花を見ても近寄らないこと、カメラの望遠きっちり利かして道から撮ってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/50/b87f10d93b305861b35b9ea9db6e8828.jpg)
芽をつぶせば花も葉も開かず光合成ができない→枯死→今春どころか来春の後も咲かなくなります。
そんな儚さもスプリング・エフェメラル=直訳「春はかない幻」と呼ばれる由縁の花たちです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5d/26eaa3b2b702f90e25c676fe7367c276.jpg)
三月といえば桃の節句、いつも見に行く桃林は夕暮と映えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6a/984c590203a4525a03a358675e0af2a2.jpg)
三月の末、春の日長になると枝垂桜が咲きだします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/07/508613efb82f9d9a79371fcc61d76c35.jpg)
桜の現在スタンダードは里桜の染井吉野。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ea/f86b56cf856f84b0ab0250dfe8b8a0be.jpg)
薄紅やわらかな一重咲き×花一斉にひらく豊麗はみごとです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ca/ccc076e608a77c5a647c5ddeff5e7d84.jpg)
染井吉野は桜のなかで樹齢が短いです、その短さが満開の華あでやかに想えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/20/0af6b50580c6d79dc870c852ccc35492.jpg)
下も桜です、八重桜の一種で緑→黄色→薄紅ぼかしと花色が変化します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/93/2d59b6b41469ca15de4154edf4f1debe.jpg)
萌黄×薄紅が禁色、天皇や皇族だけに赦された特別の衣色と似ていることから「御衣黄」と名付けられた桜です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8d/53ee70da78cf126728f404c4bb7c49c0.jpg)
八重桜が咲くのは染井吉野が終わるころ、卯月。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/35/2bc36dcef5b4b4ac4d530069f0ba65ac.jpg)
4月の半ば、染井吉野も八重桜も一斉に咲く山があります。
春酣おだやかな花の森は昼寝したくなるカンジです、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/eb/c7e4b7e06802d0cf6e773ee63dddb1a1.jpg)
晩春、夏をよぶ春野花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2f/5e32680785d5f18676211c78934dc3dd.jpg)
卯月、4月の森は海老根蘭エビネが色さまざまに咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/45/d7ab2908a6cc7f0e43674329e399adbc.jpg)
小鳥が飛ぶような小花たち集まる花、この個性的な姿が人気で園芸種も多くある山野草です。
その一方で絶滅が危惧されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b9/d976815ba9d56c1858bbfecb3966bff8.jpg)
エビネは生育条件が気難しい花です。
植物ウィルスに感染しやすく、そのため盗掘や撮影で踏みこんだ靴底から汚染されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/64/1ff9c1e73497968847734cb1bf44716b.jpg)
下は黄海老根キエビネ、関東での自生は稀です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/9d/e1bce244a6be3af167ba4b35682f13a0.jpg)
森の底、陽だまりに花弁は黄金に透けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7c/30a275f389f2a53acbbeed32684e6abb.jpg)
宝鐸草ホウチャクソウ、あわい早緑の花と翡翠細工みたいな葉がきれいです。
この花が咲く森は芳香がします、白檀みたいな香です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/95/1cc764b9c7c14a07aa21d9c194610958.jpg)
山吹草も四月の野花、群落なす山吹色は森に燈火ゆらします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/00/a7f9ab88cec9be1e4f17d2a45f94ae77.jpg)
ちいさな客が朝露を飲みにきていました、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a5/542f6d8aba211ae2bb15341e225df9db.jpg)
水仙は和水仙がいちばん好みです。
一月から咲きだす花ですが↓これは4月の山里にて、朝陽×朝露ひかる野辺の花です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3c/77519d1966af9f5a5e715899c776e8cd.jpg)
山芍薬が咲くと春も終わり、夏が近いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/78/100a28095a2d698da4353121afa20e26.jpg)
ヤマシャクヤクは花期が短くて、だから見つけると幸運キタってなります、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/35/b9f5c0b786ed80886e09323b6cd9826a.jpg)
そして卯月おわるころ、金蘭が夏の陽みたいな黄金色ひらきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/02/747ff774a5067e1f6f3c2be5eb6baa05.jpg)
【引用詩文:William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」】
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花木点景:花、2015.spring
今年の春花をまとめてみました、上は早春の森といえばのカタクリ。
たいして下は氷の花、迎春の厳寒が咲かせる氷の造形で山だと見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c9/8f217c212075a5009fa82261ff224fed.jpg)
カメバヒキオコシという山野草があるんですけど、茎中の水分が凍って膨張→破裂しておきる現象です。
この写真ふたつとも2015年1月11日の三頭山@奥多摩で撮りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/6b/ff43a403ad214023ffd6ea6f65d92418.jpg)
常緑の椿は年越の花、冬に先駆けて春を告げてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/88/febdaf780e0924529c67d6108d2e855b.jpg)
睦月、一月の小春日和に蝋梅は咲き初めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/68/dd432b7e16f15a2763f03c4c55c70070.jpg)
如月、二月は節分で春を迎えますが関東地方は雪が多いときです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/26/e641084925dd892e597c4f45fe5731e1.jpg)
雪に霙にうたれて咲く白梅は寒さにも春やわらげてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/25/e667a02440d1da2370da15523f4aeb1b.jpg)
雪どけの福寿草。
この黄金色が咲くと日照時間の長さ感じられるときです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/5d/deac17a95b90272049642e6da58fc0f7.jpg)
弥生、三月の雪わる萌黄、ふきのとう。
天ぷらが美味しいんですけど、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/4e/f7d6c7f036ecb777dc23e016d44b90f1.jpg)
早春の山咲く木花たち。
吐息まだ白い三月初め、弥生の名ふさわしく山野に花芽は生えだします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/0d/ce2fe995dc9a6e38f7c33f1ca55aa529.jpg)
まだ冬枯れた山は小雪が舞います、が、枯枝に見えても小さな花つけだす時です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/f5/388c8f0283c48bb8e97f34cbeb0dd152.jpg)
キブシ、木五倍子と書いてキブシと読みます。
別名に木藤キフジ、そのとおり藤の花とよく似た花房は可憐です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ac/763f575aa87125a352b684f7feb5ab81.jpg)
春も山は雪が降ります、軽アイゼン+ゲイターは持参して無難です。
奥多摩でも4月に積雪があったりします、下の写真は2014年4月の三頭山・東京側斜面です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/91/5cdcb1571597868ed34cf453330c4c68.jpg)
雪どけから花咲く春、山は野生獣たちが冬眠明けの空腹を満たすときです。
この時季は痩せているためスピードも速く、イキナリ鉢合わせすると驚いて襲ってきます。
熊鈴は必ずつける&撮影時などの隙は特に要注意で事故を防いでください、山は自助=自己責任なので、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/e2/37080dd5aa8de76b301d0fbb3af688e1.jpg)
スプリング・エフェメラル、春の妖精と呼ばれる花たちも弥生に芽ぶきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/1d/660b3ff52049108fc84e8269711a1d32.jpg)
関東では三月下旬、この写真たちは2015年3月20日あたりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/24/327a2aa353ca1d42f91d507f0e3b6d54.jpg)
片栗、カタクリはスプリング・エフェメラルの代表花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/09/f222b73c6abb00af894c4ebc24ddf209.jpg)
あわい赤紫色に細やかな茎、特徴的な斑の葉、気品ある花姿で人気があり盗掘による絶滅も危惧されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/df/9874f5e2235f6c15ca64d71e7fa4f1dc.jpg)
山野の花は移植が苦手、というかまず失敗します。
それくらい植生条件が限定的です、土壌の菌類との相互扶助なんたらアレコレあるので、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/33/c26eb1004f3aab0b36461ec5f6571c45.jpg)
春あさい森は木に葉がありません、そのため地表まで届く日光が花たちを咲かせます。
なので葉が茂りゆくレベルごと花の種類も変ってゆくわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b6/0ee13567dcf707ed22f6cf186f76ce29.jpg)
雪が雨にかわるころ、森の底では落葉から蕾のばし花咲きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/3d/a10ce63d534eea1c93cadf2205a3a117.jpg)
スプリングエフェメラルの芽は落葉の下、そのため知らず三脚などで潰してしまう危険大(!)
なので花を見ても近寄らないこと、カメラの望遠きっちり利かして道から撮ってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/50/b87f10d93b305861b35b9ea9db6e8828.jpg)
芽をつぶせば花も葉も開かず光合成ができない→枯死→今春どころか来春の後も咲かなくなります。
そんな儚さもスプリング・エフェメラル=直訳「春はかない幻」と呼ばれる由縁の花たちです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5d/26eaa3b2b702f90e25c676fe7367c276.jpg)
三月といえば桃の節句、いつも見に行く桃林は夕暮と映えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/6a/984c590203a4525a03a358675e0af2a2.jpg)
三月の末、春の日長になると枝垂桜が咲きだします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/07/508613efb82f9d9a79371fcc61d76c35.jpg)
桜の現在スタンダードは里桜の染井吉野。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/ea/f86b56cf856f84b0ab0250dfe8b8a0be.jpg)
薄紅やわらかな一重咲き×花一斉にひらく豊麗はみごとです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ca/ccc076e608a77c5a647c5ddeff5e7d84.jpg)
染井吉野は桜のなかで樹齢が短いです、その短さが満開の華あでやかに想えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/20/0af6b50580c6d79dc870c852ccc35492.jpg)
下も桜です、八重桜の一種で緑→黄色→薄紅ぼかしと花色が変化します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/93/2d59b6b41469ca15de4154edf4f1debe.jpg)
萌黄×薄紅が禁色、天皇や皇族だけに赦された特別の衣色と似ていることから「御衣黄」と名付けられた桜です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8d/53ee70da78cf126728f404c4bb7c49c0.jpg)
八重桜が咲くのは染井吉野が終わるころ、卯月。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/35/2bc36dcef5b4b4ac4d530069f0ba65ac.jpg)
4月の半ば、染井吉野も八重桜も一斉に咲く山があります。
春酣おだやかな花の森は昼寝したくなるカンジです、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/eb/c7e4b7e06802d0cf6e773ee63dddb1a1.jpg)
晩春、夏をよぶ春野花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/2f/5e32680785d5f18676211c78934dc3dd.jpg)
卯月、4月の森は海老根蘭エビネが色さまざまに咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/45/d7ab2908a6cc7f0e43674329e399adbc.jpg)
小鳥が飛ぶような小花たち集まる花、この個性的な姿が人気で園芸種も多くある山野草です。
その一方で絶滅が危惧されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b9/d976815ba9d56c1858bbfecb3966bff8.jpg)
エビネは生育条件が気難しい花です。
植物ウィルスに感染しやすく、そのため盗掘や撮影で踏みこんだ靴底から汚染されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/64/1ff9c1e73497968847734cb1bf44716b.jpg)
下は黄海老根キエビネ、関東での自生は稀です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/9d/e1bce244a6be3af167ba4b35682f13a0.jpg)
森の底、陽だまりに花弁は黄金に透けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7c/30a275f389f2a53acbbeed32684e6abb.jpg)
宝鐸草ホウチャクソウ、あわい早緑の花と翡翠細工みたいな葉がきれいです。
この花が咲く森は芳香がします、白檀みたいな香です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/95/1cc764b9c7c14a07aa21d9c194610958.jpg)
山吹草も四月の野花、群落なす山吹色は森に燈火ゆらします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/00/a7f9ab88cec9be1e4f17d2a45f94ae77.jpg)
ちいさな客が朝露を飲みにきていました、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a5/542f6d8aba211ae2bb15341e225df9db.jpg)
水仙は和水仙がいちばん好みです。
一月から咲きだす花ですが↓これは4月の山里にて、朝陽×朝露ひかる野辺の花です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3c/77519d1966af9f5a5e715899c776e8cd.jpg)
山芍薬が咲くと春も終わり、夏が近いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/78/100a28095a2d698da4353121afa20e26.jpg)
ヤマシャクヤクは花期が短くて、だから見つけると幸運キタってなります、笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/35/b9f5c0b786ed80886e09323b6cd9826a.jpg)
そして卯月おわるころ、金蘭が夏の陽みたいな黄金色ひらきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/02/747ff774a5067e1f6f3c2be5eb6baa05.jpg)
【引用詩文:William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」】
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