寒寒とした一日。
来年から力を入れようと思っているタケノコ。
問題は唯一、放射能。これはタケノコ以外でも大きく響きそう。
が、放射能があるからやめとこうという問題ではないので、
「来年ダメなら、再来年!」
と前向きに整備を計画している。
ご近所さんの親戚の家で、小さいながらもちゃんとした整備をしている88歳のおじいさんとこに、
見学に行く。
今回、親父と私に加え、三陸タカちゃんのダンナさんにもご一緒に見てもらう。
このダンナさん、すごく仕事がキレイ。
なので、ぜひとも力を貸して欲しくてお誘い。
面積はウチの何分の一かだけど、お見事。
毎年手を入れていないとこうはいかない。
竹は、切るだけなら簡単。その後いかに効率よくやるかが難題。
「むむむ」と、方策を練る親父と、タカちゃん旦那ショウエイさん。
ショウエイさん、佐藤農場の仕事もあるので、何日うちに来て頂けるかが問題。
それが最大の問題だ。
夜、美味しいフルーツトマトを作る男、仲間のトマティ嘉則くんのお誘いで飲み会。
青森・深浦の若手の人たちと「飲みもって交流会」。
まー、楽しい時間だった。
中でも正面に座った、最新パタゴニアをサラっと着こなす「深浦の黒なまこ」の異名をもつ若社長がすごい。
土建業、マグロの定置網をかなりの規模でやっている実業家。
今後は農業参入を狙って若手の人たちと一緒に勉強に来た、という事だった。
何よりその感度、前向きさ、地域に対する力の入れよう、考え方…
ほぼ完璧に見えるほどすばらしい。
一番は「雇用」だという。
ここと同じく「過疎」が急速に進む町。そこに自分がやりたいことで事業を起こし、
そこで少しでも雇用を生み出し町を盛り上げたいという、その意気込みもすごかった。
誰だってボランティアのような「善意」で地域を考えるわけじゃないし、
それはホントの推進力にはなりえないと思う。
活性化することにより、人が集まり、盛り上げることで、それは自分と同様、周りの地域にも派生する。
自分も活きる、地域も活かす。
面白いと思える事を形にする。
来年夏、マグロの一番うまい季節に船に乗せてもらうことを約束。
義父とヒラメ釣りに行って船酔いダウンした経験があり、ぜひ船を克服したい。
もう一人。
嘉則くんらに誘われ、前回はドレッシング講座に参加した事があったが、
その講座を主催していたコンサル会社キースタッフ。
その代表の鳥巣さんが面白かった。
今回も直売所関連の講座を開催中で、一応申し込んでいたもののさっぱり時間が作れずに今日が初対面。
「怖い人ですよ」
と聞いていたものの、お会いしてみると面白い。
キレイなことや、まともな事をいうコンサル先生はたくさんいるが、そんな飾りはどーでもいい!
とばかりにズバズバとした口調が気持ちいい。
売れるものはなにか?
直売所や道の駅の在り方は?
など、飾り気のない言葉はすごく響き、参考になった。
ありがたい。
、私は仕事があったので残念ながらおいとまする