新年まで15分。
早朝から餅をつき、少しでも正月らしさを、と沿岸部へ当日発送。
最後に想いを込めてつきました。
そして、あの3.11の日に商談していた取引先に納品して今年の仕事締めでした。
毎年締めは同じ想いです。
今年も沢山の良縁をありがとうございました!
大変な大震災がありましたが縁が今年も支えてくれました。
震災後、動けたのは友人、知人の励ましのお陰。
私なりに立ち上げた海の手山の手ネットワークですが、
それも私に対する周りからの声のおかげ。
現地を見て「…」と絶望したところに、
GAIAやPLAINPEOPLEなど、取引先のスタッフがみんなで出し合って送ってくれた支援金。
それを受け取ったのがキッカケでした。
「俺も出来る事をやろう」
その後もたねの森が中心となる東北応援隊からの助力。
そのお金は復興プロジェクトに活かさせて頂いています。
また、ツイッターから始まった、布募集に応えてくれた方々にも感謝を申し上げます。
毎日のように届く布は、確実に役立たせて頂きました。
そして四万十ドラマにも、
プロジェクトの核である新聞バックの他、地域として学べる事が多かった。
なにぶん未熟で、そんな応援に、十分に応えたとは言いがたいこと多数です。
けれど、本当に、応援下さった全ての友人、知人、取引先、お初の方、全ての方に感謝申し上げます。
現地に居ると、復興の実感は毎日変わります。
やっぱり今でも現実と報道の乖離には違和感がある。
復興なんて、まだまだ先の話です。
けれど、自分が感じたショック、そして支えられた有り難さを、忘れずに今後も歩みたいと思います。
小さいかもしれませんが、それが今年を活かす、自分に出来る最大なんだと思います。
来年は、もっと厳しくなると思う。
原料が切り替わる加工品の放射能検査など、
考えるだけでゲンナリしちゃいます。
が「前進」する一助な存在になれるように、前を向いていこうと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
今年もありがとうございました。