よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

もうひとつの、もったいない。

2013年06月04日 | 自営業


本日も干上がるほどに、快晴なり。相変わらず夕方には寒い。

あまりに雨がなく、集落でまだ代かきも出来ない田んぼもある。


昨日に引き続きノンちゃん参戦。



定植が終わった分、支柱差し。だいぶ捗った。


途中、同じ集落の親戚・フミエさんが回しものを持って立ち寄ってくれた。

彼女は仕事退職後、家でじっとしてても面白く無い、と畑に精を出し道の駅直売所への出荷を始めた。

そして岩出山=竹細工というのもあり、よっちゃん健在の頃から何かと手芸を一緒にやってたので手先仕事が好きで、

先生について竹細工を習い出して、それも道の駅に出荷してました。

今日聞くと

「工芸部会抜けたんだわ~。もうしんどくってさぁ~」

とのこと。

聞いて驚いたんだけれど、本当に一からやってたのに驚いた。

秋彼岸すぎてから山へ入り竹を切り出して炙って油抜きして下処理。

それから編む材料に合わせてナタ一本で竹を割っていって揃え、ようやく編んで商品にする。

親戚という目線を抜きにしても、もともとの器用さから出来栄えばすばらしいものを作ってました。




てっきり他の手芸と同じように出来た材料を買ってやってるのかと思っていた。


もったいないなーという話をした。




長く向き合ってきただけあって、竹の種類から処理の仕方、クセがあればどう直すかまで熟知している。

正式な先生にはもちろんかなわないけれど、この岩出山地域の伝統工芸にしっかり学んだ人。

「俺覚えたいね~」

と、すぐさま冗談で言ったけれど、定年でもしていないとちょっと無理すぎ。



これは「ほっかぶり市」でなにか時間を作れないものかなと考えた。

一回で全てをなんて到底無理だから、竹細工の話、下処理の会、材料作りの会、編み、、、、毎回少しずつ。

本人がやる!といえばだけれど、いい時間になるはず。

ほっかぶり市も毎回リーダーが看板企画をひねり出してるけれど、

地域要素「ならでは」という掘り下げがまだまだ足りないので、こういう人を少しずつ巻き込んでいける形を模索して行きたい。


これはまた、新聞バックの「もったいない」とは別の地域ならではの「もったいない」。


海山の新聞バックもそのうちしっかり、ほっかぶり市でもワークショップ開催出来るように準備します。

そうすると、また拡がります。






チョビ散歩。

きっと集落のどこかの家の巨大な犬と遭遇。

見ていると体格は相手が一回り以上デカかったがひるまずに吠えまくってチョビの勝利。


ヨシ!