よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

よっちゃん農場なっとう、大豆決定!

2013年06月06日 | 農家ブランド

6月。

いよいよそろそろ動き出します。

よっちゃんなんばん、使っていただいてる方は料理の隠し味などディープに色々活用してもらってますが、

接客の際「なんに使っていただいてます?」という問いかけに一番多い回答はダントツで「納豆ダレ!」


そして、私自身も納豆が好き。けど、

毎日食べるものなのになかなか近場に好みのものが無い!

んでは「作ってみようか」という事でやってみるのが「よっちゃん農場なっとう」


一昨年くらいから、自分ちで作れるものはしっかり商品を作り

一方、知っていただくキッカケづくりにコラボ商品として同じ地域の仲間のパン屋さんと組んで、

お互いに素材、手業を活かしながら、お互いの可能性が広がればいいなという想いでコラボ商品を作ってきました。


今年はいよいよいよいよ、、なっとう!にチャレンジします。

今夜は地域の仲間、うちで作る大豆、納豆に仕上げ加工をお願いしたいと思ってる、

大豆カンパニーの本木さんと会い「よっちゃん×もっちゃん対談」。



もっと前のような気もするけれど、初めてお会いしたのは震災後。

面白い人だなーと思って当時も納豆話をしてましたが、いよいよ実現!

全国各地の畑を訪れてその土地土地の生産者と話をして大豆を育ててもらって買い付けし、

それを様々な業者に販売していますし、納豆など加工品も作ってるやり手の社長です。


彼が大事にしているのは、大豆は単に「原料」ではなくってしっかり特徴や味まで文化として繋ぎ、遺したいという想い。




そろそろ播種も近いので、扱っている豆のリストを手にしながら5時間。

いろんな話ができていい時間でした。






そして、今年作る大豆が決定! 育てるのはくるみ豆

東北、宮城県と山形県の境目あたりの在来品種。

形も独特なので、機械化が進んだ現在ではなかなか選別が難しくて作りてが減っているそうです。

そんな希少価値にもひかれます。

納豆や煮豆、味噌にも向いているとのことです。


今回一番私がこだわったのは粒の大きさで、最近の傾向としてどこの売り場でも粒が小さい。

小さいのしか、、、ない。

やっぱり粒は大粒党幹事長の私としてはそこが大事だったのですが、くるみ豆は大粒(^^)

そしてカミさんが「んで、ミスチルの"くるみ"歌いながら手入れすっぺ!」と言い出して、

お客さんも混じってくるみ熱唱しながら草取りしてる風景が頭に浮かび、

そんな納豆は無いのでそ面白いなとネーミングもポイントでした。

名前だと「馬のかみしめ」という品種もかなり惹かれました、が、別の理由で次点。


やっぱり何事も タノシムチカラは必須です。




品種が決まってホッと一息。

いよいよ開始です!




いったお店ではほっかぶりキャプテンのフルーツトマトを使用してました。

しめに頂いたパスタは最高にうまかった。

おかげで締めのラーメンは断念しました。