よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

初の真室川へ。

2017年06月30日 | Weblog

今週はお弁当ラッシュ。明日まで続きます。

今日は常連様のお弁当からスタート。



夏野菜が出始め。我が家のズッキーニはこれから最盛期へ。



茄子も炭火で焼き、今日は醤油なんばん風味に。



メインはスペアリブ。



焼売は日毎に黒森さんの教えが(あ〜こういうことか!)と少しずつわかってくる。

今日のは自分的には1番うまく出来た。



そしてわが家の親父が育てた新じゃが。今日は素揚げで蔵王ハーブのバジルと塩で。






時期が重なるとメニューも重なりますが微妙に変化する毎回。






その足で今日は山形・真室川へ。

途中の鮭川村も真室川町も何にもなく静かだがとてもいい雰囲気がある。




今年藁編みで知り合った脱サラ農家高橋さん。

彼の地元で彼がどんなことをどんな風にやるのかとても興味があって、

今日しか時間が取れずに迷ったが思い切って行ってみた。

とにかくチラシをみてどうしても惹かれてしまった。



オラと同じく、板に手描きの看板がいい。





町の公民館を利用して、昔ここでもやっていた産業まつりのクラフト版という雰囲気。

地域で昔からやられている工芸もあり、





そんな中でも興味をそそられるモノも。



ちょうどほっかぶりでも「染め」というアイデアが宮城大から出たこともあり、藍染体験しました。






あんまり写真撮れなかったけれど、そういう伝統と、今のクラフトの人たちも出展。

「昔からの夢で住職かマンガ家になりたかったんです」

という住職さんが自分で描いた手ぬぐいやカレンダーを売ってるのもおもしろかった。

今日は20店舗前後。明日明後日が出展者も倍増されて食べものなどの出展もあるそうですが、

気づけば色々と話し込んでしまい三時間も居てしまいました。

モノをみてモノづくりする人と生み出される背景込みで話すのはやはりいい時間です。

場所とかお金は関係ないですね。気持ちひとつ。




んでもって師匠・高橋さんの出展。





どれもすばらしい。同じ形は作れるかもしれないが、発する気がすごい。

また時間を作って習いたいと思います。


このイベントは9回目で、3年に1回と聞いていて「?」と思っていたのですが、

よく聞くともともと鶴岡、上山、真室川の三地域でモノづくりの素晴らしさを伝えようと、

毎年順繰りに開催しており、どんどんツクルヒトが減って開催が危ぶまれながらも、

「やめるのは簡単。けどそっから”もっかいやってみよう”」

は難しいからと、規模を小さくしても継続してきたそうです。

そこに、昨今の「ツクル」という体験への興味が世間に出てきたことで、古き良きものに加え、

新しい風も生まれてきてる。

見る方も楽しいけれど「進化」という意味で出展者同士、いろいろに感度を刺激されるはずで貴重な舞台。

だからこそ、それぞれがお金を頂くという意味でも生業でないと成立していかない魂や気合いが必要だろうなと感じました。

詳しくはこちらでどうぞ。

https://www.facebook.com/events/1679985725644434/?fref=ts




行ってよかった。

週末う、もう一踏ん張りします。